いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

資産公開でのマスコミの姿勢を問う

2005年12月21日 10時18分22秒 | Weblog
 過日、新閣僚の資産公開の報道があった。その内容は相変わらず芸能報道に
匹敵する中身の無い空虚なものであった。
 曰く、新閣僚の資産の平均額は8、030万円・全閣僚の平均は9,2801万円・
資産額トップは与謝野経済金融担当相・第二位は安倍官房長官・資産額が最も
少なかったのは杉浦法相などなどこれらの分析報道が何の意味を持っているの
か。
 資産形成にはその人その人で違いがあり、資産の大部分を相続で取得してい
る人が居るのに金額の多寡を報道して国民に何を知らせようとしているのか。
 本来政治家の資産公開は、在任中にどのような形で資産を増やしまたどのよ
うな形で財産を減らしたかその原因を究明する為の資産公開ではなかったか。
 私が目に留めたのは、新閣僚11人の中で借入金があるのは3閣僚のみであっ
た。お三方の借り入れ金額は、それぞれ4,157万円、5,105万円、5,189万円と
なっているが、本来はその借入先が問題なのである。住宅取得のためか、選挙
資金のためか、何処からの借り入れなのかそれによりほぼ財産形成の推測は
可能である。政治家が借入金を有するのは自然ではないかと考えている。それ
は、選挙活動、日常の活動費などなどを必要とするであろう。特に、選挙とな
ればその資金捻出に大変な苦労をしているとの報道がしばしばあったのに。
 いみじくも、資産公開の報道について「中馬行革相」は資産が多い少ないは問
題ではない。として
 『誰が一番多いとか、週刊誌的な興味をそそる記事になっているのは残念に
  思う。先祖伝来の資産という方もいる。分析していただくことが必要だ。
  多いとか少ないとか、まめだとかそんなのは邪道だ。私の資産は、ほとん
  どなにも変わっていない。』と語っている。
 次回のマスコミの報道姿勢に変化のあることを期待したい。何のための資産
公開なのかを!





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