サッカーワールドカップ・サムライブルー

　６月１９日コロンビアと対戦し２対１で勝利した。６月２５日のセネガル戦では本田選手の劇的同点ゴールで勝ち点１をもぎとった。６月２８日の決勝トーナメント進出を目指したポーランド戦では惜敗したが、イエロカードの枚数差で決勝進出が決定した瞬間青いユニホームが乱舞した。また、半端ない！・川島が神島に・負けているのに攻めない決断・西尾ジャパンなどの言葉も乱れ飛んだ。７月３日の赤い悪魔ベルギー戦では逆転を許しベスト１６への進出はならなかった。
　「ジャパンブルー」の語源は、明治８年に日本の藍染をイギリス人がそう呼称したことからと言われている。また、明治２３年に来日した小泉八雲は、最初の上陸地横浜の第一印象は青い町と映り、紀行文「私の極東における第一日」のなかで日本の青色に触れている。
　「…横浜の外人居留地から、日本町の方へ…一切のものが一寸法師らしく見える。青い屋根を戴いた小さな家いえ、青暖簾を吊ったちいさな店頭、青い着物を着て微笑みを含んだ小さな人々など…車夫の短い青の潤袖短衣、青の股引を着け…」とまさに横浜は「ブルーライト横浜」であった。伊勢佐木町商店街では、「サムライブルー」と称して横断幕を掲げ応援している。