いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

3月・弥生・心の健康

2019年03月02日 12時36分20秒 | 心に留めた言葉
 一生の終わりに残るものは、我々が集めたものでなく、我々が与えたものだ(渡辺和子・キリスト教カトリック修道女・1927~2016)

「解説」 人の命には限りがあります。でも、亡くなってなお生き続けるもの、それはその人が周りの人々に与えたものです。職人や伝統工芸などの世界では、昔からの技術が何代にも渡って継承されますが、伝えられるのは技だけではありません。心構えやときには人生哲学など、その教えは技を受け継ぐ人の心に、作品の中に生き続けます。
また、世界には長い年月をかけて作られ続けているものもあります。スペインのサグラだ・ファミリアです。1882年に着工し、およそ140年経った今も未完成なのですが、設計者のガウデイの遺志は弟子たちに託されました。100年後、私たちはこの世にいません。でも、あなたが与えたものは受け継がれていくのです。

「しあわせのヒント」
 あなたがこれまでの人生で得てきた経験や教訓は、周りの人に伝え、世代へ残していきましょう。
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