いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

11月・霜月・心の健康

2016年11月02日 09時14分56秒 | 心に留めた言葉
 人を相手にせず、天を相手にせよ(西郷隆盛 幕末・維新の政治家1827~1877)

「解説」 この言葉は西郷隆盛かr聞いた話をまとめた遺訓集【南洲翁遺訓】に収められている。「他人を相手にして自分と比較することなく、天を相手にせよ」という意味です。後にはこう続きます。「天を相手にして誠を尽くし、決して人のせいにせず、自分の真心の足りないことを反省せよ」。ここでいう天とは、人知を超えた神のような存在を指します。西郷の座右の銘「敬天愛人」(天を敬い人を慈しむ)からもわかるように、常にその存在を意識し、天に恥じない生き方をして    いたことが分かります。高い理想、大らかな人柄には、このような理由があったのです。

「西郷隆盛」 幕末に活躍した薩摩藩士。明治維新では討幕派の指導者として薩長同盟、王政復古、戊辰戦争を遂行。維新後は政府の参議となったが、征韓論争に敗れ、西南戦争を起こして自害。人格、風貌ともおおらかで人々から「西郷どん」と慕われた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする