安全保障関連法案は強行しても成立を！

　日本は自衛隊と日米安全保障条約で守られている。国会周辺のデモをマスコミもラジオも興味本位で報道していると思える節がある。「もっと大きくなれば面白いですね！」等平気で言葉を発している。デモ参加人数がどうのと盛んにＴＶで画面を映し出し、デモ参加者は12万人とかその現象だけを報じている。
　60年安保時のデモ行進は何時も主催者の発表数は、警察の発表数を4倍以上であった。岸総理がデモの数と後楽園で観戦している数を比べていた。現在もそのような状況である。ミュージシャン開催の行事に若者が参加している数は満単位で集まっている。これを並列放送したら如何に日本は平和であるかが分かる。それは、先人の政治家が日本国の利益を考えて決断したからこそ今の日本がある。
　60年安保時にデモ参加した経験者として、今の報道内容は甘ちょろい！あの当時のデモ対応の「第4機動隊」「第6機動隊」は屈強であった。野党は盛んに「戦争法案」だと喧伝しているが、日本はどこの国と戦争をしようと準備しているのか？空虚な考えを前提にして反対のための反対をしている。日本はどこの国と戦争をしようと想定しているのか、ハッキリと明言してから戦争防止を議論せよ！只、デモ行進を煽るだけ！お祭りではないのだぞ！国民の声と言うが、なら何故国会議員が存在するのだ！国民の負託を受けたのが国会議員ではないのか？
　野党よ「戦争法案」と言うならば、野党の常套語で言えば侵略なり戦争を仕掛けられたらどのような方法を持って対処するのか！あの当時、日米安全保障条約が改定されたから日本の立ち位置を持続できているのである。
　蛇足だが憲法学の権威者が試験問題を漏えいする。直面した現実には自己中で周囲の状況は全く見えなくなる。戦争法案だと喧伝している議員の方々は侵略されたらどう対応するのか？これに答えられる方いらっしゃいますか！攻めることばかり取り上げているということは、国、国民を思って行動しているのではなく、自分たちの勢力を拡張すための活動だとしか思えない！

　ダンスの休憩時間にある男性が、雨の中デモに参加してきたと言う。どうしてと尋ねたらある本を読んでアメリカが嫌いになった！、吉田茂総理が悪い！アメリカの言いなりだ！沖縄の米軍基地は撤退すべきだ！などの事由を述べられた。
　サークルなどで、宗教及び政治の話はタブーと心得ているが、彼にアメリカが嫌いな理由は別として、それならアメリカの「広島・長崎への原爆投下」を「非戦闘員を殺すために空襲、例えば東京への空襲」などに何故抗議の気持ちを表明しないのかなど言葉を交わしたが、確実にマスコミ報道に惑わされているなと感じた。
　尖閣諸島問題に絡みもしかして中国が侵攻してくるかもしれないよ！と言ったら「ええっ！中国がそんなことするの！」と驚きの表情だった。恐らく毎日のように中国の海警局の船3隻が接続水域を航行している事実を全く知らないようだった。通常家庭で購読するは新聞は１紙のところが多いと思う。以前、３紙を購読していたが新聞論調はいろいろとあり購読する新聞により影響を受けるのは致し方ないと思う。
　しかし現在は、ＴＶ，スマホ、ユーチューブなど通信手段は豊富で様々の情報が得られる。広く情報を得て、世の中の現状を見つめていきたいと思っている。