いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

6月・水無月・心の健康

2014年06月01日 07時13分35秒 | 心に留めた言葉
   将来を思いわずらうな。現在なすべきことをなせ(アンリ・フレデリック・アミエル 1821~1881)

「解説」将来がどうなるかは誰にも分かりません。あれこれと思案を巡らせても、思ったとおりにはならないもの。先々への備えは大切ですが、必要以上に心配しても、それは無駄というものです。
 スイスの文学者であり哲学者アミエルは、「今を懸命に生きろ」と教えています。人生には思いがけないことが起こります。試練のときもあるのでしょう。でもきっと、恵みのときだって訪れるはず。
 今なすべきことに没頭すれば、漠然とした不安は消えるものです。一生懸命に生きた「今」を積み重ねていく。やがてはそれが一本の道となり、最良の人生となるはずです。


   志を立てるためには 人と異なることを恐れてはならない(吉田松陰 1830~1859)

「解説」幕末、攘夷派の指導者として知られる吉田松陰。
 私塾「松下村塾」の門下生が元服を迎えるに当たって、贈った言葉です。門下生は山田顕義。師の教えを胸に、初代司法大臣となり、日本法律学校(後の日本大学)を設立しました。
   
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