いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

お父さん

2011年12月06日 10時03分53秒 | 兎に角書きたいの!
 …お父さん、未だに信じられないよ。お父さんが居なくなってしまったなんて。お父さん、逃げてほしかったよ。どうにか生き延びて欲しかったよ。自然災害だから…なんて言葉で片付けられない。運が悪かったから…なんて想いたくない。父はまだまだ生きたかったの。これからやりたいこともたくさんあったの。そして私も、もっともっと親孝行したかったの……。
 本文略
……お父さん、逢いたいよ。また一緒にしゃべりたいよ。いつか逢えるかな、逢いたいな。私、お父さんからもらったこの自分自身を大切にして懸命に生きていくよ。お父さん、天国という世界はどんなところでしょう。あの世でも幸せになってね。いつでもお父さんを応援しています……。

 「あのひのわたし(東日本大震災99人の声)」創栄出版(23.10.11発行)の一文である。はしがきには次のとおりの記述がある。

 この度の地震が私達にもたらしたものは、あまりにも大きく、幅広く、深いものであったように思います。100人目のあなた様にそれを汲み取っていただければ望外の喜びです。そのことによって、この大震災の遭遇記が、いつまでも語り継がれていくことを願って止みません……。

 100人目の読者となって、言いたいよ、叫びたいよ、の真実の声を汲み取って欲しいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする