いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

"武士の家計簿”大当たり!

2010年12月08日 08時21分36秒 | 兎に角書きたいの!
 12月4日(土)ロードショーの「武士の家計簿」を鑑賞してきた。前評判上々で古書店で偶然に発見された「金沢藩主猪山家文書」から幕末の武士の生活を家計簿からドラマが説き起こされている。 

 猪山家の支出入実態
   ①父・信之と息子直之合わせた猪山家の年収 約1200万円
   ②借金の額                約2400万円
   ③家族総出で、家財を売り払い借金返済   約1025万円

家計の建て直し対策
   ①家計簿をつける。饅頭1個、大根1本の値段も記録。直之自身の結婚式も家族の葬式費用もその日のうちに記録。
   ②家財を売り払って借金返済。着物や茶道具から弁当箱にいたるまで合計88品目を売却。
   ③知恵と工夫で日々の生活を乗り切る。直之の息子の袴着の祝いの”鯛の塩焼き”を”絵に描いた鯛”にして節約・職場の持っていく弁当も質素なものとしている。
 傑作は囲碁セットの売り払いによる知恵である。手書きの碁盤と貝殻で作った碁石で代用したことである。その貝殻は、蜆の貝をそのまま使用する。蜆の貝で「白」は貝をひっくり返して「黒」は伏せたままで使用している。

 じっくりと見させる映画であるし日本人の生活様式を描き出し出所進退礼儀が美しく描かれ物事を推進するための覚悟の程が伺える。一つの家計ですらこれだけの信念と覚悟を持って実行している。民主党議員の方々は是非鑑賞して欲しい!朝令暮改の民主党政権よ一家計ですらこれだけの覚悟が必要なのである。いわんや国家財政を立て直すには今のような国民におもねる政策をやっていたら日本の国は衰退する。坂道を下りだしている!

 映写前に「JAPAN WORLD CUP]の映像が流され入場時に手渡されたパンフレットに印字された番号の馬が優勝したらコミック競馬のDVDを進呈するとのこと。私は単勝7番。競馬の映像が流され7番優勝でDVDをいただいた。帰宅してみてみるとコミック競馬で腹を抱えて妻と笑い自然に出場馬を応援していた!


 
コメント
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