邦画ブラボー

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沢尻エリカの「悪女について」

2012年05月01日 | ●面白かったTVドラマ

沢尻エリカが

大好きな小説

「悪女について」のドラマ版をやる

というので

ワクワク!

 

面白かった!です。

 

原作に比べて登場人物も割愛され

子供の父親は誰か?にポイントを絞って

変えられていましたが

沢尻エリカのカリスマ的魅力が主人公とオーバーラップして

魅力的に仕上がっていました。

清純な少女時代も

どこか寂しげで

ミステリアス。大人になっていくにしたがって

したたかさや芯の強さが加わり、

さらに美しさに磨きがかかっていく。

思わず息を呑む!というのはこういうことかと

うなりました。

ダイヤモンドのようにきらきら光る

まなざしの力強さ!

大きな瞳からこぼれる涙もダイヤみたい!!❤

 

船越英一郎のアクの強さも

薄らいで見えたほど。

連れ込み宿での始めてのラブシーンは

船越英一郎に感情移入してしまい、こちらもどきどきしてしまいました。

(余談ですが、一箇所だけお父さんの船越英二にそっくりの

台詞回しがあって『ハッ!』としました)

 

上地雄輔って、勘違いしてましたがいい役者さんですね。

エリカちゃんとの別れのシーンなどは不覚にも泣きそうになってしまったほど

素晴らしかったです。

バラエティよりもちゃんとしたお芝居、もっとやって欲しいです。

 

それと、

「おにいちゃま」をやった

渡辺大

男前だし表現力があって

ハリウッド俳優の

お父さんよりいいんじゃないですかあ!????と思いました(爆)

お兄ちゃまとのラブシーンもまた清らかでロマンチックで泣きそうになりました。

 

最後、息子たちが息子に見えなかった(沢尻が若すぎる)点と

死につながる線が薄かったかなと

思いましたが

それはどうでもいいか と思うくらい

沢尻力はすごい!と再確認させられました。

大仰な言葉遣いもさらっとこなせるのは

今の女優ではエリカ様以外はいないのではないでしょうか??

 

始めてR・ストーンズの公演に行って

動くキース・リチャードをずっと見ていたいと思ったのとほぼ同じく

動く沢尻エリカをずう~~~っと見ていたいと思いました。

ハッキリ言って

絶賛です!

 

有吉佐和子の原作をもう一度読み直してみます!