邦画ブラボー

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ガクトと佐藤慶と勘助

2007年10月22日 | ★TV番組
「風林火山」を見た。

姫様を亡くして失意のどん底の
山本勘助と
家来どもの狭い了見にうんざりした長尾景虎(上杉謙信)が

トゥギャザ~~!

というか、お互い小休止したくなったところで
ばったり出会ったということ。

そして敵同志がなぜか同じ釜の飯を食うはめに・・
並んで食事しながらも一瞬も気を抜けないような、
緊張感があった。

ガクトはいきなり目を見開いたかと思えば
細い目になったり、
表情の先が見えん!!からね~~

軍神と呼ばれる景虎は
信心深く世俗を離れているように見えながら
(それと少しマザコン)
実はものすごく猛々しく、スィッチが入ると大変危険!
全然ヤワではない性格設定が良い。

台詞の抑揚が見事で、まるで歌のようだ!
さすがミュージシャンである。
今にもギター持って「ギャ~~ン!」と、歌いだすかと思った!!

ま そのくらい予測がつかない緊迫感と面白みがあったのです。

内野勘助はぐんぐんと力がこもった芝居で、
見ているとしらずしらず
奥歯を噛み締めてしまう・・・

荒ぶる二人をいさめたのは
佐藤慶上人だった!
さすがにお年を召されたが
堂々とした台詞まわしは紛れも無く佐藤慶

なんだか顔を見ただけで感動!

緒方拳はひっそり地味にしていても、いや
地味にしていると尚更怖いのはたぶん先入観というかトラウマ?

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