邦画ブラボー

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「放浪記」

2004年08月08日 | ★人生色々な映画
下がり眉です
これがあの「雁」の高峰秀子さんか?!と
思うほどの変貌ぶり。

主人公の林芙美子に近づくために
徹底的にメイクや仕草などにこだわったそうで
高峰さんのエッセイによると、その思い切った役作りを
当時ずいぶんこきおろされたらしい。

最近では森光子さんの舞台が有名ですが。

「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」

社会の底辺で貧しさにあえぎながらなお
創作を続けた、芙美子の強靭な精神力に驚く。

人はどんな環境におかれても、
「最後の砦」を持てるものなのだとファイトが沸いた。

参考:
*「林芙美子の昭和」川本三郎

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