・・・1時間後
どれどれ、、、固まったかな。。。?
って、ことで地べたに掛けてみます。
・・・う~ん。。。やはり干渉部カットの部分で、踏ん張りが効かなく成ってるかな。
ぐにょ~ って感じ。。。(>_<)
最初のブロックの時より、やわやわで 心もとないですね。。。
接着剤の白色がイヤだったので、、、タッチアップをペタペタ塗りました。。。
ま、これで暫く様子見ですが。。。やはりこれ位カットするんだったら金属が良いなぁ~
行く行くは、アルミかステンレスで再製作に成る予感が・・・。
取り敢えず、1次製作(まあ、試作かな・・・?)は完了ってことで。。。(^_^;)
かさ上げ用ゴムブロックを部屋に持込んで、干渉部分の整型をしました。。。
こんな感じに角部をR形状に。
地面との接地部分です。。。1/3以上カット。
材質がゴムなので、これ以上のカットはどう見てもムリっすなぁ・・・(-_-)
いよいよ、車体に本格取り付けます。元々の計画では固定は、タッピングネジ+接着剤。
・・・で、これを準備。
接着剤は、ベンツのラジエータアッパーホースフランジ破損修理で(一応・・・)実績の有る
2液硬化型を使用。・・・こちら完全硬化後もカチカチと成らず有る程度柔軟性が有ります。
ネジ穴を中心に接着剤を塗布します。
取り付け。。。
サイドスタンドに荷重を掛けて硬化を待つのですが、干渉部をカットした性で荷重の掛かり方が
均一に成らず手前部分に隙間が出ちゃったので接着剤を充填しました。
これで、初期硬化するまで1時間程待ちます。。。
かさ上げ用ゴムブロック干渉部分を削除します。。。
金ノコでゴリゴリ
・・・まだまだ、全然ダメ。
・・・こちらは、サイド格納後にメインを格納の図。。。削除した反対側がガッツリの干渉。
あれれ、そもそも38mmかさ上げって、ムリなんじゃねぇー。。。かも?
何回かカットアンドトライでこんなお姿に。
ここが接地面です。。。2/3程度に成ってしまいました。。。(-_-)
格納状態は、こんな。
そして、サイド格納 → メイン格納、のパターン。。。
ここでの干渉を削除すると、、、ゴムブロックでは もう、38mmかさ上げは不可能と判断で
すね。。。スタンドの運用(使い方)でカバーするしかないと覚悟を決めました。(^_^)
つまり、メイン格納時は必ずサイドを出してから行う。。。ですね。
まあ、奇しくも前のR100RSと同じっす・・・。
これで、バンク角に絡む最低地上高さを確認。。。ここでは、ジャッキアップしているので絶対
値ではなくて比較値(相対的な)数値確認。
測定の結果、ゴムかさ上げ部品の取り付けでまだ干渉部分が有って、サイドスタンド格納時の最
低地上高さは1cm程度低くなるようです。。。
取り敢えず、これでかさ上げゴムブロックを取り付けて試行してみることにしましょう。。。
僕の場合は、この手のバイクで峠道で目を吊り上げてガリガリに責める様な走りはしないと思い
ますが、バンク時に今回の影響が有るかは別途確認です。。。
サイドスタンドのかさ上げ改造の続編っす。。。
重い腰を上げて、ベンツR107SLちゃんの定期バッテリー充電の機会にストップしていた
K100RSのサイドスタンドかさ上げ改造のペンディング事項の確認を実施です。。。
ところで、僕のR107はのバッテリー・・・2006年7月に交換。。。今まで7年半経ちま
すが、、、まだ大丈夫そう。。。こんなに長寿妙なバッテリーは、経験が無く。 本当かよ?
的な感じ。(≧∇≦)
車に乗る機会は、休日しかないのですが 毎週乗るって事でもなく。。。
そもそもSLの場合は乗っている時間よりメンテの時間の方が圧倒的に長いんですが、そんな使
い方で今回のバッテリーは、異常といえる程ガンバッテいます。(^_^)
・・・な、ことでSLに乗らない週は大昔のメチャクチャショボイ(但し、日本製)バイク用充
電器で微電流での充電をしています。。。これが、長く保っている理由なのかなぁ~ (^_^;)
・・・話が、チョー逸れちゃいました。。。ではでは、本題。
サイドスタンドかさ上げ部品がメインスタンドへ干渉が有り、見てみないといかんなぁ~
ってことで、今回確認を実施しました。。
スンゴイことに成っちゃっていますが、僕の場合、基本DIY作業は1人作業のため こんな感
じで油圧ジャッキを使い車体をアップして実施です。。。
バイク用のジャッキは持っていなく一般的なフロアージャッキなので、車体転倒の危険もあるこ
とから ご覧のようにウマとかを駆使しての作業。。。(^_^;)
重心位置を探ったり、左右にウマを調整したりで、ここまでに20分程も掛かってしまいまし
た。(>_<)・・・何故そんなに苦労したかと言うと・・・
苦労の末のジャッキアップですが、Kの場合横方向重心位置は車体センターからかなり左寄りに
有ると思われます。
画像の状態で、ジャッキポイントは出来うる限りで左側に有りますが・・・これでもまだ、左に
若干傾いていて左側のウマの支えがないとチョッとヤバイ状況です。
4Vヘッド部分がかなり重たいんですかね~。。。(>_<)
・・・且つ、前後方向の重心もギアBOX側に有るようでジャッキ懸架できるオイルパン部位
では、若干前よりとなり、後側に傾く状態。。。四苦八苦しながら何とか倒れないくらいに安定
させました。
この重心が左側ってのは、そのオフセット量が尋常でなく画像でも解りますがチョーの左側。
平らなオイルパン底面の限界最左側にジャッキをセットするも、まだ左に傾きます。
左右の重心位置は、前後ホイールの線上に有るのが理想と思いますが、Kは全然ちゃいます
ね。。。(>_<)
恐らく50mm以上は左にずれているかと・・・これって、良いの。。。?と思っちゃいます。
BMシャフトドライブ特有の挙動は、良く言われていますがKの重心位置は何?
恐らく真っ直ぐ走る為にはライダーが知らず知らずの内に右側に重心を置いて居ると思いま
す。・・・これって多分ですが、タイヤの偏摩耗が発生するかと・・・。
タイヤ右側が減り易いんでは。。。?
で、偏摩耗したタイヤは走行性能に悪影響を及ぼす予感が。。。(-_-)
しかしながらこんなに重心位置がズレてるって、当時の設計他関係者が分からないってのも解せ
ません。。。ひょっとすると敢えてこんな感じで設計したのかも・・・?
この時代のBMWバイクの代名詞でも有ったシャフトドライブ。。。これファイナルのベベルギ
ア配置から進行方向の動力を伝える場合、プロペラシャフトや大きなマスを保っているクラッチ
プレートなどは右回転します。静止状態でアクセルを煽ると右側に傾く事になるんですね。。。
それのバランスを取っているのかなぁ・・・。ってな考えも。
じゃあ、静止状態の時は、、、どうするの。。。?も違った大きな疑問。
静止状態でのメンテナンス。・・・これは、ジャッキアップでは到底NGと思います。
後は、上から吊すしかないかなぁ~。。。(-_-)
ま いずれにしても 今更、20年以上前の設計をとやかく言っても何も始まりません。。。
本題に戻って・・・こちらが、メインスタンドが格納された状態。。。しかっりとしたラバース
トッパが装備されていますね。
・・・で、チョーピンボケで見づらいですが(ゴメンナサイ。m(_ _)m )サイドスタンドも格
納の状態です。。。こちらもラバーのストッパが有ります。
前回までに製作したカサ上げのゴムブロックを仮取り付けします。
こちらメインが格納状態でのサイドを格納した時のメインスタンドとの干渉状態。。。
全然話になりませんね~、ガッツリの干渉。。。(>_<)
確かにここからメインスタンドを掛けようとすると無理があるし。。。
干渉部分の削除をする為ためマーカーを。。。
・・・メインスタンドの動作軌跡です。。。
この後ですが、Webで過去の諸先輩が、かなり以前に この手の対策をしている記述を見つけま
した。
かさ上げ部品は、今回僕がチョイスした天然ゴムでは無くアルミブロックでしたね。。。
今回の僕の作戦、、、天然ゴムで大丈夫かなぁ~ (-_-) ・・・つづく
サイドスタンドのかさ上げ改造、イイ感じで来てます。。。(^_^)v
格納時の確認。。。マフラーへの干渉も無くGood (^_^)v
・・・が、それはメインスタンド格納時に発覚しました。。。
かさ上げ部品が、メインスタンドのアシストバーに干渉していてサイドスタンド格納時にメイン
スタンドが降ろせない事が発覚。。。Σ( ̄□ ̄;屮)屮
基本、僕のDIYは1人作業なので この干渉状況を目視確認出来ないのですが、明らかにかさ
上げ部品がメインスタンドを邪魔しているに間違いないことを確信っすね~。。。
う~ん、この対応ではジャッキアップして干渉部分を確認するしかないなぁ・・・。
って、ことで簡単だと思っていた初っぱなの改造ですが、、、思わぬ展開です。。。(T_T)
これは、長期戦に成る予感が。。。あらあら。(-_-)
まあ、メインスタンドは乗車したまま立てることは全く無いので、メインスタンド操作時は必ず
サイドスタンドを出した状態で行う。。。って、割切ってしまえば、って考えも有るんですが。
以前のR100RSの社外サイドスタンドも同じ様にメインスタンドを掛けるのに制約が有りま
したので、、、同じっちゃあ同じ。。。これで、慣れるってな選択肢もあるかしら・・・ね。
・・・気を取り直して、部品固定の細工を実施。。。
こんな穴開けを行います。。。かさ上げのゴムブロックは、ネジ+接着剤で固定する想定。
で、まずネジ加工を実施ですね。開けたのは、M5タッピンネジの下穴径のφ3,8。。。
サイドスタンドのこの部分は、溶接の直近で高熱&冷却が加わる事による材質に変化が発生して
いる模様で、、、多分、鉄素材の分子構造の変化が有り、通常の軟鉄より硬くなって居るみた
いです。。。ん、でドリル加工が結構難儀でした。。。
ゴムブロックは、こんな感じで下穴加工が完成しました。
続いて、φ5.5穴の加工。。。
~ 完成。。。
想定のM5タッピンネジ(本チャンは+接着剤)でかさ上げブロックを仮固定してみます。
良い感じなんですがねぇ~。
今回の作業はここまでで、後日改めてメインスタンドとの干渉対策を実施することにして。
それまでの間、錆防止で塗料塗布を実施しました。。。
・・・う~ん、今回 ちょっと予想外の展開ダスなぁ・・・。(T_T)
次回、(何時になるか・・・?)このまま使うにしてもジャッキを使って干渉部分を確認しない
といけないのでね~。。。ハァ~・・・ってな感じ (-_-)
サイドスタンドのかさ上げに使えそうなのを見つけて来ました。。。弾力が有る。って成ってま
すが、実際はかなり堅い天然ゴム素材です。
天然ゴムのブロック。。。さあ、使えるかな・・・?
サイドスタンドに宛うと・・・寸法的には、結構イケテル。(^_^)v
これ、ザイズが50mm角と成っていて かさ上げ高さでは、ちょいと厚い。。。
そこで、ゴムブロックをカットして欲しい寸法にします。
欲しいかさ上げ寸法は38mmでした。・・・このブロックの場合、12mmのカットが必要で
す。6mm幅のテープを2枚接着で・・・
このテープを欲しい寸法の38mmカットのケガキ線とします。
んで、カット。。。これが、結構大変。(>_<)
15分後・・・ようやくカットが完成。。。
実車に仮取り付けしてみます。。。
・・・う~ん、結構 イケてるんじゃない。。。(^_^)v
K100RSの初期メンテナンスメニューで考えていたのが、ざっとした清掃(これは済み)と
ウィンドーシールドの交換(これも済み)で、次にエンジン・駆動系の油脂類の交換(済み)と
プラグ交換(まだ・・・)でした。
引き取り走行時、初期清掃実施の中でなるべく早く実施したい改造項目が見つかって・・・。
現行のサイドスタンドを架けた時の車体の傾き。。。チョー傾きます。(>_<)
原チャリならいざ知らず車重200kg以上もあるバイクの場合・・・
これは、無いんじゃない。と、思うんですがねぇー (-_-)
僕の重量級バイクの扱い方は、乗車・降車の時や引き回し時でも取っかかりではサイドスタンド
を多用します。・・・乗る時には、メインスタンドを外し後サイドスタンドで車体を安定させて
から跨ったり 降車時でもサイドスタンドで車体を安定してから降りる。。。と、言った具合。
200kg超級の大型バイクは、18歳の時からほぼ絶え間なくコレまで乗ってきていますが
自然と身に着いた扱い方。
身長が低い(166cm)のと、やや痩せ型体型(57kg程)な為に意識しない内に身に着い
ていました。
ちなみに、体重が55kgを下回るとバイクの扱い体感が確実に変わるのが分かります。
・・・まあ、僕の場合大型バイクではサイドスタンドは必須ですね。
こちらのKでサイドを架けようとすると、このまま倒れちゃうんじゃないか・・・
と思う程に傾きがデカイ。この状態から車体を引き起こそうとすると、かなりの腕力も必要で
す。・・・と、スタンド自体にもスゴイ荷重が掛かり、曲がちゃうんじゃないか、、、
みたいな心配も。。。
この時代のBMのサイドスタンドは、結構傾きが大きい傾向が有るみたいですね。。。
な、訳でサイドスタンド操作時の車体傾きを緩やかにする。。。のが、最初の改造です。
材木でカサを増やして、色々と実験。上の写真位の傾斜が自然かな。。。
跨っての引き起こしとかの扱いも数段楽に。
カサ上げ寸法は、38mm程度。
この高さの何かでサイドスタンドに下駄を履かせます。。。(^_^)v
そう言えば、前に乗っていたR100Rでは、サイドスタンド傾きに不満が無かったのですが
よくよく考えてみると入手当初からガッツリした社外スタンドが装着されてましたっけ。。。
ただ、Rの社外サイドスタンドは、メインスタンドの出し入れ時にはサイドを出した状態でない
と操作出来ない・・・ってな事が有りましたけど。・・・まあ、直ぐに慣れてしまいましたが。
懐かしい写真ですが、こちらのRもお安く手に入れたんですが入手当初は外観ショボかったな
~。。。(^_^;)
入手時の売りは、やはり走行距離が少なくCRキャブとコンチ風マフラー装着でした。
その後、各外観の磨きや、アーシング追加やローシートから標準シート替えたりエンジンヘッド
をクラシカルに替えたり、オーリンズ入れたりでそこそこ自分ではOKと思える位に成るまで
に。。。
今回のKでは、どんな感じに成るかしら。。。(・∀・)
続けてデフオイルを交換します。。。
デフといっても一輪懸架バイクの後輪なので、、、
まあ、ベベルギアBOXってなノリですが。 (^_^;)
まずは、点検窓(注油口)で現状確認。。。
ギアオイルなのに、何やら泡立っていますね。。。? イヤな感じ。。。(-_-)
と、量も若干少ないようでした。
こちらのオイルも、排出油をみると結構汚いな~。。。
ドレンプラグの磁石のところもこんな感じで、、、
清掃後、取り付け。 シールパッキンは、今回このまま再利用です。。。
上戸を設え、新オイルの投与準備。
投与の量は、こんな感じ。。。見づらいですが、上限位置です。
エンジンオイルと同時にギアオイルの交換をしました。。。
BMのシャフトドライブ系は、エンジン、ミッション、デフ それぞれ独立していて個々にオイ
ルが必要です。・・・今回、エンジンオイル交換と同時にミッションオイルの交換を実施です。
ミッションオイルのレベル確認は、車載工具を使ったこんなのを使います。
下に刻印が有りますが、これがレベル位置と成ります。。。
こんな感じでレベル測定。。。
規定では、刻印ラインが最大レベルで、工具の端が最低レベル。。。現状では、ちょいと多めで
すね。
ミッションオイルのドレンボルトは、ブレーキレバー奥のここに有ります。
これを外してオイルを排出。。。
ドレンプラグには、磁石が仕込まれていてオイル内の鉄粉とかを吸着する仕掛けが。。。
今回僕のは、鉄粉が結構着いていました。。。(>_<)
更に排出したオイルは、ご覧の様にかなり汚れてます。。。
ドレンの鉄粉を除去し取り付け。。。
新規にギアオイルを投与します。
今回入れるのは、こちら。。。実は近所のオートパーツ店ではこれしか無く・・・。
適合OKかNGか分からないのですが、、、入れちゃいます。
まあ、オイル粘度は指定適合なんですが。。。
エンジンオイルとオイルフィルターの交換を実施します。。。
定番通り数十分バイクに乗ってエンジンオイルを十分に暖めます。
エンジンオイル交換は、他のバイクと変わらずオイルパンのドレンからオイルを排出します。。
オイル給油口を開けてから・・・
ドバッ。・・・オイル受けは、「オイルぱっくん4.5L」このまま燃えるゴミで処理出来ます。
そんなには、汚れて居ない印象でした。。。
まあ、過去履歴が不明な中古購入なんで 最初のメンテに油脂類の交換は基本でしょう。
オイルフィルター交換は、ちょいと面倒で・・・
オイルパンの一部を開けないと出来ません。(>_<)
この時点で、手はオイルまみれです。。。交換するフィルターエレメントが見えました。
しかしながらオイルパン内部にフィルターカセットが装着されているんです。
・・・不思議な設計だなぁ~ (-_-)
この時の為に購入したフィルターエレメントレンチの登場っす。
あっけなく外れて・・・。
着いていたのは純正品。。。あれれ、これやっぱ新品フィルターと同じメーカーっぽい・・・?
まあ、そんなことより作業を進めます。。。フィルターエレメントを装着する時は、奥まってい
るためフィルターレンチを使わないと取り付け出来ない構造です。
しかも、取り付け位置が奥まっていてレンチは手でホールド出来ないのでエクステンションを使
って挿入。。。最初はこの状態でネジネジします。
確実にネジが勘合し素手で締め付けた後に・・・本締めです。
エレメント交換窓のカバーに着いているシールパッキンは、エレメントに付属していた新品シー
ルと交換します。・・・写真は、装着完了の図。
元の状態に復帰。。。僕の場合、締め付けトルクの確保は、ホイール取り付けボルトとかの他は
トルクメータは使用していません。。。人間トルクメータ・・・っす。(^_^;)
締め付けトルクは、ネジサイズやネジ材質、締め付ける相手材質によって異なるんですが、僕の
場合 締め付けた時のネジ部分のタワミを体感で感じ取りながら行っています。
ネジの締結力は、締結座面と(三角形の)ネジ山の斜面との摩擦力で発生します。
摩擦力は素材の摩擦係数と押圧力で決定され、ネジの場合の押圧力は回転力(締め付けトルク)
になります。
締め付けトルクが弱いと摩擦力が弱くなりネジの緩みが発生。。。強すぎるとネジ材料の破断と
成ります。・・・僕の場合、締め付け感でネジ山の材質素材が塑性変形力内で収まるように感じ
取る様にしています。 これを越えるトルクを与えると永久変形(ネジ山が壊れる)やネジ破断
(ネジがブチ切れる)と成ってしまいます。
・・・まあ、よい子は決してマネをしない様にちゃんとトルクメーターで締め付けトルクを管理
しましょう。。。(^_^)
さて、オイルパンドレンの方も付属の新品シールパッキンを取り付け締め付けます。
上戸を使って新しいオイルを注入です。
新品オイルは、ベンツR107SLでも使っているコレを投与します。
庶民の味方、シェブロンオイル。。。(^_^)v
3ガロン(約2.8L)の投入でこんな。。。この後、エンジンを始動暖気して更に追加投入。
レベル上限位置まで、総トータルで3.6L投入しました。
まず最初に実施したいメンテの為のパーツを入手しました。。。
オイルフィルターです。・・・エンジンオイルを交換しますが、同時にフィルター交換も。。。
こちた、社外品となります。
ガスケット類が付属されていました。・・・国内調達で¥2480。
MANN製のフルターは、ベンツSLでも長年使っていて純正パーツとの違いは定かでは無いで
すが特に不具合は無く、Kでもこれをチョイス。(^_^)v
・・・OEM製品かもです。
本体は、こんなです。。。
オイルフィルター用のレンチも入手しました。
・・・こんなんですが、サイズからWebで見つけてゲット。価格¥398で送料¥240。。。
全然OKと思います。
エアフィルターエレメント。。。
社外(OEM?)で、¥3980。。。
更にプラグ。。。こちらは、純正指定のお品。。。
僕のK、今のプラグ状態を未確認のまま購入。。。熱価はノーチェック。
色々調べてみるとインジェクションエンジンは、熱価がどうの、ってはプラグ選択と、言うより
インジェクション調整がNGで、シッカリと調整されていればプラグは、指定の番手でOKの様
です。
こちらのプラグの特徴として、ヘッド入力端子がこちらの形状で固定。。。アダプター+ネジで
は無いんですね。。。
電極部分は、・・・まあ、フツーです。。。
4本で、¥3400でした。
外観不具合とかの把握と、まずはの清掃が一段落です。。。
外観ではチョーの不満が有りますが 当面は、この車体に慣れることと機能部分のメンテ・改造
(自分色への変更)に主眼を置いて行きましょう。。。
細部については、一気に良くは成らないのは車の場合で判っているので、コツコツ繰り返しの手
入れの中でいつの間にか綺麗になってる・・・ってなノリでのんびり行きますかね。(^_^)
さて・・・う~ん、何でまたBMW K 何だろう。。。?
と、改めて自問。
元々、縦置き4発はデビュー当時興味が有った。・・・は事実で、且つ
20年以上も前の旧車&不人気車種。・・・な部分は、お安く手に入れられるってなのが最も大
きい理由でも有ります。
が、ネット上で事前調査すると不人気車種のも関わらず絶賛の声が多く、遅まきながら何下に乗
ってみたい感が有ったのも。
体勢での絶賛の声で一番が、「疲れない。気張らずに乗れる」・・・。
これは、名古屋から東京までの自走引き取りで、慣れない しかも久しぶりに重量級バイクに乗
りイッキに400km走行したんですが、翌日からメンテが出来る位疲れが残っていない、って
な事でもうなずけます。
以前のR100RSでは、400kmも走ると翌日はそこら中筋肉痛が有ったものですが、そん
なことが全く無いです。・・・これには、ちょっと驚き。
そのまた以前に所有の逆車V-MAXでは、そのパワーの出方とかでチョイ乗りでも疲れちゃう
位でした。
十数年間 所有していたドカのMHRミッレの場合では、エンジン出力特性から言えば穏やかな
性格なんですが、ポジション的には殆どレーサーなので、その辺で長距離の移動という意味では
肉体的に難が有りました。
一般的なKの評価で、ダルイ加速や刺激の無いエンジン特性というようなモノは、僕には そ
こそこにイケテルじゃぁないかな・・・的に思います。
パワーでは、V-MAXなんかとは比べようもないのですが、個人的には開けると結構速い印象
が有りますね。。。これ、体感と言うより実車速度をメーターチェックすると思いも寄らない速
度に達している、、、ってな感じで。。。
フィーリングとしては、大昔チョイ乗りしたことが有った国産の古参バイク、CB750K0だ
ったり、Z1だったりに近い感じが有ります。
ジェット機的では無く、所謂 大型自動二輪車然とした感覚。。。
まあ、動力性能・出力の出方としては僕の身の丈に丁度合っている感じですか。(^_^)v
今回手に入れたこいつの最も欠点は、外観がボロイってな事です。
写真では、そこそこに写るんですが。。。ね。(^_^;)
まあ、これから ちまちま手入れして オヤジ少年色にしていきましょう。。。か
仮補修をしたアッパーカウルを取り付けます。。。
カウルの割れは、本当は金属プレートで裏打ち補強をしたかったのですが・・・まあ、後々の
お楽しみに取っておきましょう。。。
これも、研磨・艶出しを実施です。。。
純正カウルシールドに交換したんですが、ETCモニターが干渉してしまいました。。。(>_<)
・・・これは、別途置き場所を考えることに。
続けて、インナー部品達を取り付けますが清掃をしながら装着です。・・・画像は、中性洗剤&
水洗い清掃後の乾燥中のモノ。。。
樹脂パーツには この後、取り付ける前に樹脂保護剤を塗布します。
まずは、こんな板金部品を取り付けます。
これには、ラバー製シールパッキンが着いていますが劣化してボロボロ。。。
いずれこちらの更新も実施しましょう。(^_^)v
ここの丸穴、、、オプションメーターが取り付けられるように成って居るんでしょう。
何も取り付け無い場合、こんな樹脂プレートでカバーされます。
ゆくゆくは、クーラント水温計とオルタネータ監視の電圧計を取り付けたいと思っていて
まず、間違いなくココに取り付けると思います。。。
更にタンク脇に沿うサイドインナー部品を固定します。
最後にアッパーカウルのシールド左右のインナーカバーを取り付けます。。。
完成~ (^o^)
入手引き取り時には、やや大型の社外シールドが装着されていましたが純正シールドに戻りKの
顔が完成です。。。本来は、シールド上端に整流用のサブシールドが着きますが未調達です。
それにしてもカウル割れが、やっぱ気になりますね。ここは、本格修復までの間取り合えずステ
ッカーとかでボロ隠しするかな。。。(^_^;)
こちらの右サイドは良い感じ。。。
社外シールド取り付け用の丸穴には、穴塞ぎで飾りビスを着けました。
取り敢えずの清掃・構造確認が終了。。。
後、断然気に入らないのが左サイドのアンダーカウル。・・・ここも塗装が酷い状況。
と、言うか殆ど色味が飛んで無くなっています。。。なんで、こうなっちゃうんだろう・・・?
前のオーナーは、余程外観のメンテに気を使って居なかったんですかね。。。
右サイドは、全然問題ないのにね~。。。
今回入手の僕のK100RSは、外装塗装がボロボロの状態です。。。(T_T)
コレ入手目論見の時から既に承知なんです。
・・・押さえるべき基本的な部分がOKなら外観は後からどうにでも成る。
の考えで入手したんですが、やはり外観だって綺麗に越したことない。。。が、人情というもの
で、やれた塗装外観を少しでも、、、なんてことで磨いてみます。
リアカウルの塗装表面です。。。ヤレていて塗装表面がカサカサ。
何もしないより・・・で、お試しで磨いてみます。
・・・う~ん、カサカサなりで艶は少し向上。。。触るとつるつるになりました。
が、塗装色自体の退色は当然元に戻らない。 (^_^;)
フェールタンク。。。これもチョーの酷い状況。(>_<)
・・・BMWのエンブレムは、張り替えれば何とでも成るんですがねぇ~。。。
・・・で、研磨艶だし後。。。
・・・何もしないよりは、マシな程度、、、っす。
こうゆう所は、全然OK (^_^)v 錆はほぼ皆無です。。。
サスのインナーチューブに錆が有ると、まともな動きは期待出来ないしオイル漏れの原因にも成
っちゃいます。
機能部分の押さえられるべき部分は、OKってな好例。。。
経年ヘタリが出やすいサイレンサーも。。。
現状こんなんですが・・・
一磨きすると・・・全然良いじゃん。。。ヽ(^◇^*)/
オホホホ~、、、だんだん、それなり良さげに成ってきますね~。。。(^o^)
取り急ぎ即やりたかったスクリーン交換を実施して、引き続き清掃しながら構造把握を続けま
す。
セットバック改造されたハンドルポストを観察することに。
ヤフオク写真画像時の確認当初からイグニッションスイッチの位置が何か変だな~。。。と思っ
ていたのですが、理由はハンドルセットバック改造に有るのが判明ですな。
ハンドルカバーがワンオフ(?)改造されています。
・・・ところで、これ何? :-)
クラッチレバーから出ているラインらしいっすね。。。事前に入手したKの配線図を見ると確か
にクラッチレバーにスイッチが有りました。
引き取り自走時では、特に問題は感じられませんでしたが、、、セル始動の為のカットOFFス
イッチとかでしょうか?
まあ、僕の使い方としてはセル動作時にはクラッチを切るクセが付いているんで関係ないか。。
ここは、絶縁テープとクランプ処理をして様子見しましょう。。。
ついでにハンドルスイッチ内部の清掃と給油を実施。。。
・・・と、クラッチ、Fブレーキのそれぞれのレバー角度が気にくわなかったので修正実施。
どちらも下向き気味の位置から水平近くまで変更です。
更にハンドルバーの位置も手前に垂れた位置だったので10°程起こした位置に変更。
こんな感じに。
こちらの個体には、頑丈なリアキャリアが着いています。・・・これは、クラウザー用とか
な・・・?
このキャリア、ここを緩めると・・・
簡単に外せます。。。(^_^)v