センサーの取り付け加工です。
温度制御基板キットに付属している温度センサーを加工するため分解しました。。。
温度センサーは、単なる熱電対(抵抗体)では無くてトランジスタの様な形状をしていま
す。・・・電極が3本有るんですね。。。
確認の為、分解したセンサーのカバーを取り付けボルトに挿入。。。
イメージ通り。。。(^_^)v
更にセンサーカバーを10mm程カットしてエポシキ系接着剤でボルトに接着固定します。
更に、センサー本体も組み込み。。。
こんな感じで、クーラントが漏れないように密閉。
ウォーターポンプヘッドに温度センサーをDIYで取り付ける作戦。。。
果して旨くイクんでしょうか・・・? (^^;)
まあ、ダメだったら訳の判らないメクラボルトが着くだけなので、、、チャレンジっす。
新たに追加した真鍮製M10ボルト。
ここに電動ファンを温度制御するための電子センサーを取り付けます。
M10真鍮ボルトは、予備に購入していて これにセンサー取り付け用の穴加工を実施しま
す。
・・・ここの穴は、極力真っ直ぐに開けたいところ。
僕が、通常実施しているハンドドリルによる穴加工では、その精度が保てません。
そこで、、、
何年かぶりに成るでしょうか、、、マイ・ボール盤の登場。。。(^_^)v
バイスに固定し、センター(・・・と、思われる場所)にポンチ加工を実施。
まずは、下穴加工です。。。これは、φ2mmのドリル刃を使用。
下穴加工後。。。う~ん、ちょっとセンターずれちゃった。(>_<)
更に2段階に分けて加工を実施し、最終的にセンサー径で有るφ6mmの穴加工を。。。
穴口元は、こんな感じで面取り加工を施し センサー固定接着剤のノリしろを作ります。
・・・こちらは、センサー取り付け穴からのクーラント漏水対策も兼ねます。
それなりに穴加工が完成~。。。
ラジエーター電動ファン制御改造の続編です。。。
前回までは、温度センサー取り付け用にウォーターポンプヘッドのM8タップを追加工。
仮栓で、M8ボルトを装着していました。
色々と考えた結果、一か八かでM8ネジをM10へ拡大します。。。
こちらは、M10タップ加工後。。。
既設センサーとの取り合いは、こんな感じ。。。
今回のM10ボルト変更に伴い、銅製ガスケットワッシャも同時に準備しました。
・・・まあ、これなら行けるだろう・・・ってな目算です。
新規に入手した真鍮製M10ボルト。首下長さは、20mmです。
装着後のインナー状態は、こんなですね。。。
このボルトに温度センサーを組み込む作戦です。
これまでは、温度センサーはヘッド外側に装着の予定でしたが、やはりより直接的にクーラ
ント温度測定をする方が良いに決まっているので、、、M10ボルトであればコレにセンサ
ーを仕込むことは可能と判断です。。。(^_^)v
車体への装着の図。。。バランス的には、コレの方が決まっていますね。。。
これで、再度の漏れ確認を実施・・・OK (^_^)v
さて、舞台は再びエンジンルームへ・・・
耐熱化補修をしているケーブルの幹束で、アイドルインジェクション(?)コントロール電
源とエアコンコンプレッサー電磁クラッチ電源ケーブルもこちらの幹から繋がっています。
ついでにこちらのケーブルも耐熱化補修を実施します。
これが、エアコンコンプレッサー電磁クラッチに繋がるケーブル。。。
人差し指の部分 ここで、カット。
こちらのケーブルもカッチカチに硬化しています。。。(>_<)
オリジナルのコンタクトが、手持ちギボシ端子(丸端子)のメスと同形状の為、新品に置換
え。・・・耐熱ケーブルをカシメ接続です。
更に、ここのラインも耐熱ケーブルに置換えましょう。。。
車体側、根幹への接続です。。。それぞれ皮むき実施。
エアコンコンプレッサー電磁クラッチケーブルをハンダ接続&熱収縮チューブで絶縁処理。
ファイバーパイプで覆います。
耐熱ケーブル加工したアイドルインジェクション制御(?)ライン
更に、耐熱ケーブルに置換えたアイドルインジェクション制御(?)ラインを接続で
す。。。
同様に処置。。。ついでに、根幹ラインに熱収縮チューブでまとめの補強。
室内で製作したクーラントセンサー廻りの各ケーブルをハンダ接続&絶縁処理。
根幹処理して修復作業が完了です。。。(^_^)v
全体の図。
ゴムブッシュの割れが気になりますが、今回はタイラップでごまかしました。。。(^^;)
アイドルエアーバルブのコネクタ
こちらは、クーラントサーモ制御用スイッチセンサー
クーラント温度計センサーを修復接続。。。
エンジン始動で、動作確認。。。異常なーし。 (^_^)v
スピードジャパンさんに割れたハウジングを問い合わせたところ在庫有りと言うことで早々
に購入しました。
1個 ¥349 で予備も含めて3個を購入。
今回入手した新品のコネクターハウジングのモールド部品。
破損した現状品を入れ替えます。
ベンツのこちらのタイプのコネクタは、コンタクトの脱着が容易で実に簡単に入れ替えが出
来る構造となっています。・・・これは、何時もながら感心する所。。。(^_^)v
コンタクトを差し替えるだけで、新品コネクタハウジングへの更新が完了。
実にシンプルです。
ここで、新旧部品比較。。。
明らかにモールド型が異なっています。・・・こちらのハウジング、30年以上前から採用
されていると思います。
恐らく、モールド型も消耗更新されていると推測。
いずれにしても、大昔の設計である、こんなちっこい部品でもフツーに新品入手出来る。。
ってのがベンツの骨頂なのでしょうね。。。(^_^)
夏休みメンテ三昧の第二弾。。。
エンジンヘッド前方に這っているセンサー類の補修。。。この辺りにケーブルは、長年の熱
害によってカチカチに硬くなっています。
僕はこれまで、各所部分的にケーブル補修を実施してきましたが、ラジエターホース交換を
機にクーラント系センサーケーブルやその周辺のケーブル補修を実施します。
この辺りでぶった切ります。。。
摘出。。。
水温計センサー、水温系制御用センサー、アイドル電磁バルブ制御のケーブル類。
こんな感じで、形状記憶ケーブルと化していてカチカチ状態ですね。。。(T_T)
特に外側の集約チューブは、チョー硬化していて曲げるとポッキリ割れてしまう状態です。
室内に持込み補修(熱対策)を実施します。・・・集約チューブを外し。。。
コンタクト(ピンソケット)を外します。
ありゃらら・・・割れちゃった。。。
この部分も硬く変質している為に弾力が無くなっています。
こちらは、コネクタモールド部品も交換しようかな。。。
以前調達している補修用コンタクト(ピンソケット)・・・これは、純正部品っす。
一応、サイズ確認を・・・OK。(^_^)v
こちらも、以前 秋葉原電気街で調達した耐熱ケーブル。
シリコンチューブにガラスファイバー被服です。
・・・耐熱は、200℃。 通電容量は、600VA。。。まあ、12V車電源で有れば
セルモーター以外なら何処でもOKってな感じでしょうか。 (^_^)v
新品のコンタクトにハンダ接続します。。。
こんな案配。
あっと、言う間に出来上がり~
更に、ガラスファイバー製の集約チューブの登場で、、、
耐熱補修が完成です。。。ヽ(^◇^*)/
冷却水に真水を補給してエンジンを始動。
冷却水温度が80℃以上に成ってから10分程冷却水を循環。。。各部の漏れを点検。
冷却水温度が下がってから冷却水を放出します。。。完全では無いと思いますが、古い冷却
水を一掃する目的。
ラジエーターインレットフランジの補強部分をチェック。。。全然OK (^_^)v
今回、冷却水はこちらを使用します。
・・・小分けに成っていると思ったら、あららら・・・20Lポリタンクでやんの。。。(>_<)
こんな具合にペットボトルで小分けして補給です。。。
新規クーラントを充填して、再びエンジンアイドル運転を実施。
クーラントの適正量を再調整して完成~ ヽ(^◇^*)/
次にウォーターポンプとラジエーターに繋がるホースの交換。。。
新旧比較。。。新品部品は、OEM品と思われ見た目全く同じですね。
違いは、刻印が無いって事位です。
現状ホースの中はこんな感じで、水垢とか錆(?)とかがビッシリ着いています。
パーツNo。
ウォーターポンプ側へ接続。。。
更にラジエーター側に接続します。。。ここは、例のフランジ割れが発せしてアルミパイプ
で補修した所。。。固定は、ホースバンドをダブルにして局所的な力が掛らないようにしま
した。
こんな案配。。。
エキスパンションタンクのオーバーフローパイプを接続して作業完了です。。。(^_^)v
続いて、アッパー側のホースを交換します。
バイパスホースです。。。現状のはご覧のようにパンパンに成っちゃっています。(>_<)
チョイト長さが短いのですが、・・・伸びちゃったってことかな(??)
取り付けは、エンジンヘッド側から実施。
新品のガスケットを装着し・・・
ウォーターポンプヘッドを固定。。。
ホースを完全固定します。
周辺の部品やハーネスケーブルを復元して完了~ (^_^)v
新しいアンダー側ラジエーターホースを車体へ組み込みます。。。
ホースバンドを入れて上から挿入。。。
エクスパンションタンクラインを仮確保。。。
まずは、ラジエーター本体下部を接続。
つづいて、サーモスタットカバーフランジへ接続。
最後にエキスパンションタンクへ接続します。。。
ここも固定します。。。
干渉保護のゴムパイプは、こんな感じに固定です。。。(^_^)
・・・まあ、イメージ通りっスね。。。(^_^)v
ロアー側ラジエターホースの新旧比較。。。三つ又接合部がチョイと違っています。
・・・新部品の方がシッカリした作りと成っています。
こちらは、OEM部品でしょうか。。。?
それと、干渉保護のゴムリングとホース本体補強のカバーが新部品には着いていません。
旧部品から保護リングを摘出。。。
旧ホースのカットの中の状況・・・結構、来ています。。。(>_<)
移植は、こんな感じで本体装着時にタイラップで固定することにしました。。。
エンジン下に潜って、ロアー側ラジエターホースを外しました。。。
こちら、元々の部品と思うのですが、各所に干渉保護の為のゴムリングが取付いています。
これは、今回取り付ける新品ホースに移植する事にしましょう。。。
ラジエター出口フランジの接合部分。。。ゴムは、すっかり弾力を失っていてカリカリ状態
でした。。。明らかに、、、もう寿命ってな感じ・・・(>_<)
サーモスタットの新品部品を取り付けます。。。
今回入手は、こんな・・・。
新旧を比較・・・
右が新部品ですが、かなり形状が違うなぁ~。。。(^^;)
装着します。
フランジカバーを取り付け。。。これは、M6ボルト3本で固定。
手で締め込んでネジをセット。
エンジン側のボルト締め付けが、、、大変。(>_<)
こんな位置からボックスをエクステンションを繋いでのアクセスです。。。
お次にサーモスタッドが設置されている部分のブラケットを外します。
この部品の固定ネジのアクセスはチョイと大変でした。
で、サーモシタッドを撤去します。
続いて、エキスパンションタンクも外し。。。
これで、アンダー側ラジエターホースが外せる体勢となります。。。
前半の夏休みに入りました。。。
予定しているメンテ三昧
今回は、フロント廻りのラジエターホースの交換の巻。。。
前準備で、フロントをジャッキアップしてフロントスポイラーに取り付けた自作デュフーザ
ープレートを外す作業を実施です。
こちらのプレートは、メンテ時に簡単に外せるようにネジ固定の設計としています。(^o^)
更にファンとファンシェードの撤去。
・・・実は、ラジエターインレットフランジの破損補修は、同時に実施しています。
お次にウォータ-ポンプ上部のクーラントインレットブラケットを外します。
と、ラジエーター電動ファンの制御改造も並行作業・・・ここの画像では、まだセンサー取
り付けタップ加工は実施してません。
こんな感じに、同時にバイパスホースも撤去っす。。。つづく
さぁ、前半の夏休みが始まり・・・SLちゃんのメンテ三昧の始まりです。。。ヽ(^◇^*)/
まずの手始めに、、、
こちらのボルトの交換。。。
オルタネーターのテンションを掛けるボルトですが、ギアが着いている特殊ボルトに成って
います。・・・僕のは、ご覧の様にギア部分がグズグズの状態。。。(T_T)
赤錆も発生してます。
新品の純正ボルトを国内調達。。。これで、¥1,794です。
・・・たかだか、標準ボルトにチョイと加工しただけなんですが、
ちょーお高いですねぇ。。。(>_<)
新旧部品比較・・・違いは歴然っす。。。
入れ替えるだけ。。。1分程で作業終了~。(^^;)