今号では、ガソリンコックとフットブレーキが供給され、右側フレームへの
組み立て指示となります。次号49号で左側フレームも供給され
いよいよフレーム廻りの組み立てが本格化しそうなので、以前組立て保留していた
部分を組み立てることにしました。
36号で供給済みの右テール・ウィンカーランプ。・・・まず、これから。
・・・まあ、組み立てっても居たって簡単で差し込むだけ。
お次、サブアッセンブリで組み立て済みのフットブレーキレバー。
右フレームに差し込みます。
実車では、リアブレーキランプスイッチとなる部品をご覧の位置に填め込み。
さて、ここから48号の組み立てです。
ガソリンコックをこんな感じに組み立て・・・
ガソリンタンクの下に来る部品に差し込みます。
この部品、実車では存在しません。
この部品を右フレームに取り付けます。
ビスに樹脂ワッシャを噛ませて・・・
2カ所で固定
次にフットブレーキレバーのシャフトにご覧のレバーを差し込みます。
根本まで差し込むのですが、かなり固いです。。。
ガタ無くレバーがスムーズに動くように組み立てます。
レバーの隣にスイッチボックスを取り付けます。
ビスで固定
フットブレーキレバーを押し込んだ時にスイッチが押されることを確認します。
本号の完成
46号、47号を一気に。。。
46号で、キックスターターアームが供給です。
この号では、取り付け部のタップ加工のみの製作指示。
47号で供給のパーツ。
プラグコードが2本供給され、それの組立て。
サイドアングル形状のコードを右端に差し込みます。
こんな具合
ストレート形状のコードは、ここに組み込みますが これが結構やりづらい(>_<)
ピンセットで保持しますが、なかなか力が入らないです。
・・・やっとの思いで組み込み出来ました。
.
次にクラッチカバーにキックアームリターンスプリングを組込みます。
こんな案配
キックアームを準備して・・・
スプリング表側のフックにアームの切り欠きを引っ掛けて
こんな具合に組み込み
内側からビスで固定です。
キックアームを動かして、リミットスイッチが動作する事を確認します。
エンジンブロックへ組み込みビス固定します。
本号が完成~ (^_^)v
44号では、エンジンクランクケースにオイルフィルターを取り付けます。
分割ケースにフィルターを組
ビスで固定
43号で組上げたエンジン本体を準備
ここに組み込みますが・・・
僕の個体では、左淵の部分が干渉してシックリと組み込めません。
で、カバー側のバリをヤスリで削りました。
バッチリOKです。(^_^)v・・・この部品は、填め込むだけの構造です。
続いて45号
エンジンケース左側のダイナモケース・ミッションケースが一体化されている
カバーのサブアッセンブリ組み立て。
最初にギアチェンジレバーにペダルラバーを差し込みます。
こんな具合
レバーにタップ加工を実施
こちらのシャフトスピンドルなる部品が取付きます。
レバーをケースに差し込み、スピンドルにビスをセット
ケース内側に組込済みの2個のリードスイッチの間に填り込むように
レバーとスピンドルの切り欠き位置を合わせて固定です。
チェンジレバーを上下に動かして、それぞれリードスイッチのクリック感が
有ることを確認します。
・・・この部分は、電気仕掛けのスイッチとして使われる様ですね。
次に、まだ壊れてはいないのですが明らかに崩壊寸前と思わしき
48/18のギアを作成します。
これが、そのギアですが触るとベトベトしています。(>_<)
新品の48、18のギア。
同じように小ギアのボスを大ギアに締結する構造です。小ギアのボス径は
6mm。一方、大ギアの穴径は、5mmで・・・
今度は、φ6のドリル刃で穴を拡大します。危険なので電動ドリルは
使わず手で回して加工。。。実際の作業は、ドリル刃の径を
段階的に太くして何回かで実施します。
こんな感じ。。。(^_^)
ここで、製作した2個のギアを締結加工します。
方法は、プラ用の瞬間接着剤で接着って手法。このタイプは、
有機溶剤系プライマーを塗布させて接着表面の分子構造を変化させ
所謂、溶着に近い感じで接着させるみたいです。
接着完了状況。。。
48/18のギアボス部をカットし平滑に仕上げます。
完成~ (^_^)v
実は、48/18ギアは、軸径が3mmでメーターシャフト径2mmなので
このままでは使えません。
・・・こちらの対処としては、別に内径2、外径3のカラーを
手配しているんですが、まだ届いていない状況。
48/18ギアが未完成ですが、仮組確認しました。
ほほ~っ、イイ感じですね~ ヽ(^◇^*)/
48/18のギアがブカブカですが、駆動ピニオンギアを手で回すと
ちゃんと積算計が動作しました。。。
完成間近~。。。つづく
メーターギアの破損対策、代替えのギアを探して入手しました。
メカトロ部品スタンダードギアです。今回ここから入手。
http://www.originalmind.co.jp/goods/07668
丁寧なパッケージングがされていました。(^_^)v
KHK製スタンダードギア。材質は樹脂製ギアの代表格ジュラコン
(ポリアセタール)ですね。。。で、勿論 安心の日本製。。。
メーターギアは、モジュール(歯の大きさ:ピッチ円径/歯数)0.5で
今回交換するギアは、破損した 48/12 ともう分子分解が
始まっていると思われる 48/18 の2段ギア。
それぞれ、歩留まり分を考慮の各2式分を購入しました。
標準歯車では、多段タイプを見つけられなかったのでそれぞれの
平歯車を購入し、チョイと手を加えて使おうって魂胆です。
歯数12のギア。軸径2ですが、圧入寸法公差と成っている様で
メーターギアのシャフトには回転させないとならないので・・・
リューターで軸径を広げてあげます。
ガタが無くスムーズに回転するように加工します。
こちらが歯数48のギア。
ボスが有る形状で、これは除去加工します。
こんな感じですね~ (^_^)v
ボスを除去します。
樹脂製なので加工は楽チンです。
バリを除去して・・・
良い案配に出来上がり。
メーターへ仮組をしてみます。黒いギアは、元々の42/40のギアで
これはシッカリとしていて、まだまだ使用出来ますね。
崩壊寸前の48/18のギアを取り付けて・・・
新品結合前の12のギア挿入
で、同じく新品48のギア。48のギア穴径は、5mmで12のギアボス径4.5mm。
0.5mmのガタが有ります。ここへは締結時にシム(テープ)を巻く計画。
更にカバーを取り付けて状態を確認します。
・・・チョット浮いていました。
こちらの部分が高いです。
高さ合わせの加工を実施。
径を合わせるシム(セロハンテープ)を巻きます。こちらのテープは
溶着時に有る程度溶ける事を期待してのチョイスですね。
シックリと勘合する事を確認します。
ギア丈を確認。。。基準6mmに少し厚いですがこれは接着後に修正します。
メーターのシャフトに入れて回転に偏心の無い事を確認します。
・・・つづく
ウィンカーモニタランプ、LED化の製作偏です。
材料は、たったのこれだけ。。。汎用基板は、現状の電球ソケットに
直に差し込めるように切り出しました。
ヒョロ長いのは、LED素子を出来るだけ発光面に近づける目的。
物理的に明るさを確保しよう って目論見です。(^_^)v
LEDの電流制限抵抗は、510Ωですね。
作成は、いたって簡単で 物作りの気持ちさえ有れば誰でもOKですね。。。
ハンダで固定して、出来上がり~ ヽ(^◇^*)/
電流取り出しは、各ソケットで違っていて 黒ソケットは、基板板厚端面から
白ソケットは、基板表裏平面上からの取り出しとなり、ここの部分は
それぞれで作りを変えています。
純正の黒ソケットには、こんな案配で刺さります。
こちらも。。。
・・・で、現状の純正電球との点灯比較がこちら。。。
明らかに明るい。ただ、色合いが青っぽく成ってしまいました。
このへんは、LEDをグリーン発光タイプに替えれば解決すると思います。
(多分替えないけど・・・(^^;))
後は、オープン時の実走行で、どうか・・・?ってなのが有りますが
現状より全然明るいので、期待が持てます。
ちなみに、消費電力は LEDで、0.19W程で現行電球の1.2Wと比較で
桁違いに少ないです。
今回は、取り敢えず 大成功~ ヽ(^◇^*)/
メーターの積算計ギア修理で、現在なるべく自力で対処出来ないかと
部品調達と捜索を検討しています。
な、訳でメーターアッセンは、車体から外して部屋に置いていますが
これを機会にウィンカーモニタランプをLED化することにしました・・・
ウィンカーのモニタランプは、メーター下の各インフォメーション
ランプ群の左右の一番端に有りますが、点灯時はとてつもなく暗くて
オープン走行時は、まず 認識出来ない位な暗さ。。。(T_T)
更に、僕のSLではウィンカーリレーをIC化してあって
カチカチって言う動作音もしません。・・・これを補うため
電子ブザーを後付しましたが、折角点灯しているモニタランプも
なんとかしたい・・・
ってのも有る訳で。。。
メーターのインフォメーションランプは、左右コンビネーションで
構造が異なっています。上の画像は、タコメーター&時計の
燃料計や冷却水温度計、油圧計、エコノミーメーター
のサブアッセンに組み込まれるランプ。
で、こいつが燃料計や冷却水温度計、油圧計、エコノミーメーターが
タコメーター、時計の
収るサブアッセンのランプ。
・・・実は、どちらにしてもランプ電球の位置がメーター発光表面から
かなり遠い場所に有ります。。。実測で、60mm以上。
こんな設計的な部分でも暗くなる要因かと思います。・・・
まあ、トンネルの奥の方で懐中電灯をかざしてるって感じですね。
これが、現状の明るさイメージです。・・・室内では上品に良さげに
点灯って感じですが、実車走行時では暗くてとても使えないですね。
純正電球と今回採用のLEDの比較点灯。。。色合いが違いますが
光量的には、遜色ない感じ。今回は、物理的に明るくなるように
改造を試みます。
こちらのタイプの電球、知らないで無理矢理外したら・・・
壊れちゃいました。(T_T)
1.2Wの麦球が直にハンダ着けして有りました。
・・・これ、ソケット毎交換なんですね~ 初めて知りました。(^^;)
こっちのタイプは、電球が単体で外せます。
・・・・つづく
ガソリンを満タン給油後、メーター積算計トリップをゼロリセットした時に
違和感を感じて・・・その後、積算計が不動に成ってしまいました。(>_<)
あ~、アレかなぁ?・・・ってことで、メーターを外して調査する事に。
ここで、僕の場合のメーターの外し方をご紹介。。。
まずは、ステアリングをセンターに位置させてイグニッションキーを
引き抜きます。
ステアリング・クラッシュパット(ホーンスイッチ)に有る
センター・スリーポインテッドマークキャップを小型マイナスド
ライバーで外します。
穴から指を突っ込んで、填り込んでいるパッドセンターのベロを外します。
上下・左右の填り込んでいるベロを外すとクラッシュパットが外れます。
鳥かごの中央からヘキサビット+エクステンション+ブレーカーバー
の工具でステアリングを固定している皿ネジを外します。
ステアリングロックを利用と左手でステアリングコラムを固定させて
一気に廻すとバキッってな音と共に以外に簡単に外せます。
コツとしては、両腕同時に一気に力を掛けるってイメージですね。。。
・・・僕は、この作業を何回と無くやっているんで 慣れってのも有るかな?
これが、固定の皿ネジ。。。アルミ鋳造+ネジ加工ってな部品で
何回か脱着をしているとヘキサ差し込み部分がヘタって来るので、
消耗品と考えて傷んできたら交換って物ですね。
・・・ナメちゃったら大変ですからね。。。(^^;)
固定ネジを外すとスポッとステアリングが外せます。
メーターアッセンを外すのは、こんな特殊工具を使います。
レッグアンダーカバーを取って、下側から手を突っ込んで
メーターを後から押し出すって方法も有りますが、R107の場合
アンダーカバーの脱着が結構大変(取り付けで奥のネジ締め合わせがチョー苦労)
なので、こちらの工具を入手が賢明と思います。これ、ヤフオク辺りで探せば
千円ちょっと程で入手出来ます。
まあ、メータ-電球交換って作業でもメーターアッセンを外さないと出来ない
ので、ハンドル脱着~メーター脱着の工具はR107のDIY工具として
揃えておきたい物と思います。。。
メーターアッセン左右に差し込んで
90°回転
手前にズリッと引き出します。
メーターアッセンを抜き去る時にクルーズコントレバーが干渉するので
レバーを下げながら右の方から斜めに引き抜くとスムーズに外せます。
各コネクタを外しますが、画像左側の円形15ピンのコネクタが
非常に固く且つ、ハーネスもそんなに引き出せないので、僕の場合
一番最初に抜くことにしています。
・・・さて、ここから本題の不具合調査。
メーターアッセンを部屋に持込みメーターをバラシます。今回は
中央の白いケースを外すことに成ります。画像で見える緑ラインは
車速パルス信号をメーター基板から取り出しているモノで、僕が後から加工していて
通常は着いていないですね。
で、積算計ギアを見ると・・・やっぱ、欠けていました。。。(>_<)
ギア歯が2個欠け・・・破片が残ってるし。。。(^^;)
う~む、次から次へと何かと問題が発生。。。全く持って、飽きさせない
(?)僕のSL君。。。(^^;)
こちらは、透明ギアカバーを外した画像。
透明カバーはマイナスビス2本で外せます。
僕のSLは、以前にも積算計不動に成っていてこの時は、2007年12月に
白いピニオンギアを整備工場で交換しています。4年半後に今度は
それに噛み合うギアが逝っちゃった。。。ってことですかね。
良いチャンスなんで、積算計の駆動機構を見てみましょう。。。
積算計のドライブで有るピニオンギアを指で回すとカクカク感が有ります。
・・・マブチモーターを指で回すって感覚。。。
ドライブ軸反対側にフェライト(強磁性体・・多分)リングが取付いています。
で、その傍らにデカイコイルが有りますね。
僕の年式のR107のメーター駆動は、電気式と成っていて
所謂、機械式のメーターケーブルが有りません。
メーター駆動は、駆動ドライブ軸辺りからセンサーで、車速パルスを取込んで
時間による変化をスピードとして変換。パルス数を走行距離として変換。
ってことで、ここではパルス数を電流に変換、コイルに取込んで
発生する磁力を直流モーター駆動の原理で積算計を動かしているって
想像出来ます。。。
さて、能書きはこのへんで。。。ギア組をバラしてみます。
破損したギアを取ると、こんな感じ。シャフトとギアはフリーで固定されていません。
こちらのシャフトは、奥に見える黒いギアと同軸です。
飴色(に、なった?)のギアを外します。これは、距離積算表示の
ファイナル軸と同軸です。このギアもフリーで刺さっているだけ。。。
ギア系を再現。。。今回破損した一番したのギアに駆動ピニオンが噛合います。
で、同じ軸の一番上のギアに積算ユニット側のファイナルギアが噛み合います。
パルス→回転変換→ギアにより4段減速→積算距離表示。
って構造ですか。。。
外したギア群
下の今回破損したギアは、当然交換です。。。左上のギア、ベトベト状態。。。
これ、加水分解(空域中の水分を吸収して分子構造が変化)し始めてる感じ。(T_T)
これもいずれは、ダメになる予感。
さて、対策ですがギアは、ヤフオクに3000円/個程度のお値段で
入手出来そうです。が、このギアでそのお値段?
・・・チョイと不満。現在、捜索中~
余談ですが、プラスチック(石油精製品)で、経年変化により破損する
原因は、水分・油分・紫外線・・・などと言われています。
今回のケースでは、水分・油分ですかね。。。水分は加水分解で
形が無くなってしまう現象。
(良く見る例では、輪ゴムがポロポロ・ベトベトに成る)
油分は、プラ製品成型時に出来る微細な隙間(ウェルドライン)に
長い時間を掛けて浸透し強度低下し破損する。・・・って現象。
今回の破損は、後者が原因かな~? (T_T)
早速、車体に取り付けて点灯確認です。
右がLEDで、左がオリジナル電球。。。
若干LEDの方が明るくなってますが、明る過ぎってな違和感は全く無くて、
これ、使えますね~ (^_^)v
・・・実は、実車に取り付けた場合に明るさ的に効果が有るか、、、?
やや心配していました。R107のリアポジション灯のリフレクターは
ギザギザの波板みたいな形状をしていて、背面に光量が無いLEDでは
リフレクターの効果が発揮出来ないんじゃ・・・なんて心配。
実際は、(オリジナル電球と比べ)それを上回る光量が有って
入らぬ心配だったですね。。。(^_^)v
まあ、逆に言うとショボイ樽型電球の光量でもリフレクター効果が
有るって事なんでしょう。
最終的に左側もLED化改造しての点灯確認です。。。
全く問題無しです。・・・まあ、6割の消費電力で若干の光量アップ、
やっぱ、結果 良し でしょう。(^_^)
ポジション灯にストップランプ機能追加の確認画像を撮り忘れました。。。
別途、報告ってことで・・・(^^;)
LED固定のシリコンを一晩掛けて硬化させました。
最終的にLED電源+ラインは短すぎたので長いものに変更しました~。
こんな感じで、配線処理。
LEDアース(-ライン)は、ヒートシンク固定ネジへ共締め固定です。
・・・オリジナルの電球ブラケットとかは撤去せずにこのままの残し
+側にショート保護にヒシユーブを被せます。
これで、・・ハンダ接続ライン2カ所とネジ固定のヒートシンクを取れば
直ぐにオリジナルへ戻せる・・・って、魂胆ですね。(^_^)
これで、全ての配線加工が完了です。。。後は、実車に取り付けての
点灯確認です。。。つづく
パワーLED配置がイメージ通りと気を良くして・・・
引き続き配線加工に掛かります。
クラッド抵抗は、元々開いていた穴を利用して抵抗ブラケット側に
M3タップ加工しネジ固定しました。先に実施した点灯確認で
抵抗本体に結構発熱が有ったので放熱を目論んでの配置。
ポジション電源は、オリジナルの電球ブラケットのお尻から採ります。
電源ラインを抵抗のここにハンダ接続。
2個に直列する間に電流制御ダイオードをカマしました。
元々、15Ωの抵抗1つで駆動させようと思っていましたが
あまりの明るさに30Ωの抵抗と作戦変更したんですが
チョイト一手間掛けて、ストップランプの機能も持たせちゃおう。。。
って機能追加の作戦も合わせてやっちゃいます。
今回の改造についてはイマイチ目的・効果が曖昧ですが
ポジションライトにストップランプ機能を追加。。。ってな、
オヤジのオリジナルを追加することで、ご勘弁を頂くとしましょうっか。。。(^^;)
ポジション電源は、上の画像で2個の抵抗を直列で流れストップランプの
電源は中間のダイオード出口に接続します。これ、ストップランプを
点灯動作した時にポジション系への電流の回り込みを防止するものです。
これをしないと、ブレーキ動作させた時に、例えばフロント側
ポジション等が点灯しちゃうんですね。。。
ストップランプ電源はここから採ります。
ストップランプ電源は、ここに繋げますが こいつにも電流制御ダイオード
をカマします。・・・これは、先程と逆でポジション灯点灯時に
ストップランプへ電流の回り込みを防止する物ですね。。。
抵抗からの出力は、このままパワーLEDへ結線です。
LED側の配線では、アース用に丸形圧着端子をカシメ。
パワーLEDのヒートシンクへの固定は、僕のお得意のシリコンシール材による
接着。熱伝導性に優れていて適度の弾力を保つので振動にも強く
僕のLED工作では、振動の激しいバイクや車でかなりの実績が有って、
シリコン固定が原因で壊れたことは一度も有りません。
但し、接着面の清掃・脱脂とか やるべき事はきっちりやる
ってのが、絶対条件ですが。。。
(^_^)v・・・つづく
お盆夏休みSLいじり第二弾は、リアポジション灯のLED改造です。(^_^)v
前々から準備購入して有った3W級赤色パワーLED。。。これ、¥300と
パワーLEDも最近は劇的にお安くなりました。(^_^)v
・・・つい2・3年前で2~3千円はしていましたからね~
取っかかりの点灯確認で、リード線をハンダ接続します。
ぎょえ~ チョー明るいですね~(^o^)
・・・ポジション灯では、ちょいと明る過ぎると判断して・・・
15Ωのクラッド抵抗を2個直列で30Ωにしてみました。
・・・こんな感じかな・・・? 幸い抵抗は予備に購入していたんで
結果オーライ (^_^)v
ちなみに、純正ポジションは、と言うと 5Wの樽型電球でして・・・
灯籠みたいな感じ。。。
ただ、今までポジション灯には特に不満はなく 且つ 今回の工作では
純正5W白熱球に対して、3W級LEDの使用ってことで、
約60%の消費電力です。劇的な省電力効果もないんですが・・・
ま、単純に何か電子工作をしたかった。。。ってなノリも。。。(^^;)
目的がイマイチ明確ではないんですが・・・
早速、お試し用に右側テールユニットに取り付けてみましょう。
取り付けは、前からイメージして有って・・・それを実現させる作業。
ここの、壁にφ3.3mmの穴開けです。
続いて、こちらも購入済み(¥20)のヒートシンクに加工を実施。
M3タップを2カ所に加工です。
で、LEDの固定台座(放熱板兼用)が完成。
ここは、標準ドライバーが入らないのでM3ヘキサネジを使用。
LEDを仮置きして感じを確認。。。
ほぉ~・・・イメージ通りですね。。。(・∀・)
つづく
やっとこさ各パーツの取り付け作業にこぎ着けました。
最初に実施は、タイプ識別エンブレムの貼り付け作業。
マスキングテープで貼り付け位置の標識を作成で段取り作業完了。。。
・・・この辺りかな
貼り付け面をアルコール脱脂して・・・
位置を決めて一気にペタリ。。。
貼り付け後は、ウエスで押圧力を掛けて両面粘着テープの性能を発揮させます。
出来上がり。(^o^)
次にスリーポインテッドのリッドスターを取り付け
外す時はトランクロックを外しましたが、固定用のブッシュがリッド側に
残ったので、取り付け時は、このままの状態で手探りでブッシュを保持し
挿入します。
・・・完了
リッドハンドルも取り付け
最後にスポイラーの取り付けです。
サビの出ていたスタッドは、黒サビ変化剤を塗布と・・・
全てのスタッドにシリコングリスを塗布。
取り付けは、穴に合わせるだけなので簡単。スタッドと両端のスクリューを
均等に締め上げれば取り付け完了です。
綺麗には成りましたが、やはりテカリが気に入らない。。。(>_<)
・・・まあ、経時変化を様子見です。。。
それでも、全体としては以前のボケボケの感じが一掃されて
シッカリ・クッキリの見切りのコントラストが着いたんで
良しとしましょう。。。か (^^;)
残る作業は、スポイラー固定スタッド部分の防水シーリング作業です。。。
まあ、こちらについては僕の場合 基本雨の日は乗らないので
特段早急にやらなければいけないって感じじゃ無いのでボチボチ
暇な時にでも実施、ってことで。。。
・・・続いての夏休みイジリ特集が有って、そっちを優先です。。。
ひとまず、このシリーズ完了~ ヽ(^◇^*)/
スポイラー+αの補修は、ひとまず完了しました。
いよいよ取外した各パーツを元に戻す作業です。。。
今回の補修では、タイプ識別エンブレムは再利用出来ないので
かなり以前ですが購入してあります。
外した物と比較して、チョイと違うってのを初めて認識。。。(^^;)
字体も違うし、大きさも違います。アレレレレ・・・?
新エンブレムは純正品・・・今までのは?
裏側に、一応ベンツマークの刻印が有りますね・・・?
・・・う~ん、バッタ物とは思いませんが・・・どうなんでしょうかね?
何げにこちらの字体って、タイプR129のエンブレムに似ているような。。。
さて、各パーツを取り付けよう・・・。と、リッド表面を見ると
パーツ跡地の磨き清掃の跡が見え見え・・・(^^;)
・・・急遽の作業追加~
スポイラーとかエンブレムとかの取り付け跡に残った水垢や汚れを
研磨清掃をしたのですが清掃した部分が、していない塗装部分と比べると
余りにも色艶が違ってチョーのアンバランスで違和感アリアリなんですね。。。(>_<)
具体的には、磨き部分は白色の黄ばみが取れて その差が有り過ぎ~ Σ( ̄□ ̄;屮)屮
で、リッドの艶出し 手作業ではこの猛暑の中、とてもやってられないので
機械の力を借りることに・・・(^_^)v
こちら以前購入したコンパクト・ツール社製のダブルアクション
ポリッシャーで、今までちょこちょこと使っていますが、車体磨きは
初めての使用と成ります。
まずは、こちらのコンパウンドで・・・
粗目ウレタンバフに塗りたくって、
ガ~ッと磨きます。
ウェスで乾燥したコンパウンドを除去。。。へへへ、良い感じ(^o^)
細目バフに入れ替えて、、、
何時も使っているコンパウドで・・・
うん、これで違和感が解消です。
ただ、今回の作業では当然洗車キズだったりは取れなくて
あくまで部分的な研磨清掃で発生した色艶の違いを合わせるって目的ですね。
・・・これで、やっとこさ組付け作業が出来る状態にこぎ着けました。
スポイラー塗装を乾燥させている間に、トランクリッドのスポイラー
取り付け穴周辺に発生しているサビの補修を実施します。
この部分、スポイラーを取り付けると隠れる、所謂 外観面
では無いので、ド素人の僕でも気兼ねなく実施出来る作業って感じ。。。
ご覧の様に塗装下からザビが発生しているのが明らかですね。。。(>_<)
まずは、ここの廻りを養生をして、、、
左側端もやっぱサビ発生。
マイナスドライバーで躊躇を入れずバリバリと塗料を剥離ます。
・・・で、サビが出てきました。
左側も同様に・・・
で、粗方のザビをペーパーヤスリで除去。
僕のザビ補修では大活躍の薬剤に登場頂き・・・
これ、進行性の有る赤サビを進行性の無い黒サビに変化させるって言う
優れもの。。。(^_^)v
ペタペタと塗ります。
数十分後、こんなに変化。。。
右から2番目の穴廻りもサビを見つけて・・・補修。
ここは、内側も処置しました。
黒サビ化薬剤の乾燥を見計らって、穴の部分 内側から養生をします。
仕上げは、亜鉛塗料の塗布。亜鉛塗料は、僕のブログでは度々登場しますが、
所謂 亜鉛メッキ処理を施すって作業ですね。
鉄部に亜鉛を塗布することで、サビが発生する条件が起きた場合
鉄より先に亜鉛が酸化(自己犠牲作用)して母体の鉄をサビから守るって言う
理屈。。。亜鉛の自己犠牲作用は亜鉛成分が酸化しきってしまうと
当然効果は無くなりますが、亜鉛膜厚数ミクロンの電気亜鉛メッキ鋼板でも
塩害環境とか特殊な場合を除いては6~7年程度は0Kって
言われてるんで、筆塗りの分厚い亜鉛塗布では年数的には
全然OKって試算です。(^_^)v
こんな感じに処置完了~
この後の白塗装は、見えなくなる部分なので実施しません。
・・・防サビ処置は、これで十分ですからね。。。(^_^)v