オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 スロットル・リンク  樹脂製コロをボールベアリングに交換(その1)

2013年05月16日 | 

 モノタロウに発注していだ部品が届きました。。。(^_^)

 

 ミニチュアボールベアリング・・・概ね、外形30以下のベアリングをミニチュアベアリン
 グと呼びます。
 で、今回 レバーリンクに使われている樹脂製コロをこちらに交換します。
 本当はシールドタイプが望ましいのですが、、、樹脂製コロの寸法に合う物が有りません
 でした。

 妥協して、オープンタイプを購入。。。安心のミネベア製で、1個 ¥311。
 型番:DDL-1050 外形:10 内径:5 幅:3・・・これを、2個ダブル使用で、樹脂製コ
 ロと同じ 幅:6 として使います。


 

 

 E型止め輪 2種。それぞれ1個 ¥23
 ・・・現状のは、かなりヘタっています。今回、折角なので交換。

 

 ロッドのボールヘッド固定用のナット。10個で¥300です。。。

 

 まずは、セカンドレバーのコロを交換。

 

 どう見ても動きは悪そうですね~。(-_-)

 

 摩耗が見られます。。。少し変形もしている感じ。(>_<)

 

 仮装着で確認。。。幅がジャストのベアリングが無かったので、2個着けます。

 

 ・・・こんな案配です。。。(^_^)v

 ベアリングに交換するとインナーカムの材質硬度差との関係で、インナーカムの方が摩耗
 することは承知済み。。。現状のレバーの冷間圧延鋼とコロの樹脂の組み合わせ、と
 今回新規のレバーの冷間圧延鋼とベアリングの焼入綱の組み合わせを考えると、、、ね。

 通常の機械設計では、常に擦れ合う部品では摩耗が必ず発生します。。。
 で 材質は、どちらかの方を柔らかい物をチョイスするのが原則。柔らかい方は、交換時
 楽な方(コストが安いも。。。)とするんですね。
 例えば、エンジンシリンダーとピストンで有れば、擦れ合うピストンリングの方が柔らか
 い材料ってな具合。

 ここの駆動接触の場合、コロを樹脂製とすることで交換の容易さやコストの観点ではで
 は、正しい設計ですね。。。

 今回の僕のチョイスでは、この思想とアンマッチですが、高速で駆動すると言った部分で
 は無いので・・・まあ、あと10年保てば・・・の期待寿命(年数)を考えた場合、意外
 と弊害がないのでは、、、ってな事と、リンク系の動作軽減優先を天秤に掛けた
 オヤジメカ屋の経験的浅知恵ですか。。。(^^;)