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呼吸のレッスン

2016年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム
自分にバースディプレゼントというタテマエで、前から行きたかった「呼吸のレッスン」へ。
詩人の谷川俊太郎さんの呼吸の先生でもあるという、加藤俊朗さんの講座。
様々な身体の使い方や呼吸法などなどを長年学んだ後、
独自のメソッドを確立された方で、
本やweb siteで拝見するうちに直接教わりたいってずっと思っていたのでした。
全8回講座のうち残り3回のタイミングでしたがえいっと申しこんでしまいました。
ちょっと電車に乗るだけでこういう人から直接教わることができる、なんか東京ってすごいな。

30人くらいのグループレッスンで、1時間半。
呼吸って、教わらなくても普段しているものだけど(だから生きているんだし)、
本を読んで一人でやってみるのと、実際に先生の気を感じてみるのでは大違いでした。
丹田から長時間意識を離さないというのが、その場にいないと一人ではできなかっただろうな。
先生のインストラクションや他の人から受ける何かが応援してくれたような気がしました。
速い呼吸、長い呼吸、足の裏の呼吸、一時間半経った頃には会場の空気が澄んできた。
みんなすごい。先生もすごい。
そして、体がぽっかぽっか熱くて良い汗かいてる。ヤセそう。

呼吸はツールなのだという。
生かされている大きな源に繋がるツール。
レッスンの冒頭に話してくださったのが、ちょっとアブナクていいお話だった。
魂とか人の使命とか、そういうのは話し手次第でどうも具合悪くなる時もあるけど、
先生の口から出る言葉はキメが細かくてすっと細胞が受け入れる感じでした。
理屈ではなく。

一通り終わった最後の最後、初心者なもので、息を一生懸命吐いたら本当に体に何もなくなったような感覚がして
わたし透明になったみたいって思ったところに、一言。
「それが本当のあなたですよ。」
私だけに言ったわけじゃないけど、涙がぼーーーっ。
いえ別にそういう集まりじゃないとは分かってるんだけど、生体反応と言ったら良いのでしょうか。
でもなんだか涙まできれいに澄んでしまったみたい。
と我ながら呼吸の力に感服。

いろいろ水分奪われたので、駅までの道すがら(一応オーガニックではあったけど)また歩きビールをしてしまった。
せっかくきれいになった心と体でしたのに。きっとこんな繰り返しなんでしょう。
呼吸のレッスンはあと二回。
(そのうち一回はサモココリハで行けないかも。)
もうちょっとだけ心がきれいになる予定です。