インストラクター、対決

フィットネスの人気で有名な
インストラクターに
母のことを相談すると、

イ：教えてあげるよ　今からでも！

私：
ほんとですか？
じゃあ、ちょっと母にも聞いてきます

母は運動が大嫌いだけれども
すごくやる気マンマンだから

私：
すごいやる気なので、いいですか、今から

イ：やりましょう！

きつい斜面をあがった所に母がいて、
インストラクターから独自の方法を
私も一緒に教えてもらう

イ：
もしよかったら私のスクールに通いなさいよ
歓迎するから

母も乗り気

下におりるとすぐさま
大勢がインストラクターに気づいて

「○○さん！」と口々に名前を呼んで
サインや握手を求めたりして
人だかりとなり、
これ以上は話せないなと、
その場を離れる

＊

帰り道

私は仲間と暗くて広い道を
歩いていると

誰かに尾けられていると察して
振り向くと男Ａが
モーレツに走って向かってくる

Ａは、最近、私に言い寄ってきて
私が好きな男Ｂととてもよく似ているが
性格が陰湿で、曖昧な返事をして
電話番号をメモして渡したばかり

仲間：いいの？　教えて

私：大丈夫

その後、すぐに追ってきたようだ


私たちは逃げて、からくも
近くの廃屋に隠れて
様子を伺うと

悪の軍団が次々と現れ
私たちと対決しようと
していることが分かる

それならこちらも
団結して戦わなければと
みんなで集まり

私たち悪の軍団で
それぞれ１対１なり
１チーム対１チームで
順番に戦っていく

私も戦い、相手はモーレツに
回転しながら、
攻撃を仕掛けようとするが
その前に撃退する

次々と私の仲間が勝利し
決着がつく