goo blog サービス終了のお知らせ 

ユメニッキ

奇妙な夢の世界。

恒例行事

2019-09-04 14:21:11 | 夢日記
団体で何台ものバスに乗り
毎年恒例の行事に初参加する

山奥の施設に着くと
霧が少し出ていて
標高が高いと分かる
冷たい空気

私たちは、普段持つバッグ1つだけ

大広間に来ると
大勢の分の小さな台があり
座布団が敷いてある
これから食事か?

私:
番号も何もないんじゃ
どこに座っていいか分からないじゃんね

みんな周りに立って指示を待つ



ここでしばらく過ごす(何かの鍛錬)前に
まず、各素質ごとのグループ分けの
試験があると分かる

とても一方的、強制的な
逆らえない雰囲気

施設のスタッフは
ピラミッド型に統制されていて
それぞれの持ち場で働いている
同い年くらいの女性ばかり

木造の建物の前に来ると
上にいくつかの番号が振ってあり
自分でレヴェルを選んで受ける

私:これは身長?

質問しても黙っているスタッフ

自分たちでいろいろ推測して
皆、1番試験に受かりやすそうな
2つの部屋を選んだため
とても混んでいる

私は少し身長があるから
隣りの部屋でも大丈夫かもしれない
あんなに大勢で待つのはゴメンだ

隣りを選ぶと言うと
人当たりの良さそうなおじさんが喜ぶ

おじさん:ここにするのかね?
私:はい


木の扉を叩くと、鍵もなく開く

前の女性がもう試験を受けていて
子牛を十頭ほど
幅1m×長さ数mほどの柵から
外へと追い出している

その後は大きめの牛の
角を引っ張って
逆側まで連れて来る

牛は抵抗するため
1人でやるには力が要り
腰を入れて必死な様子


すぐ私の番になり
40代くらいの女性スタッフが
「証明書を出してください」

私:証明書? 証明書・・・


出発前にそんなものを
配られたような・・・?

財布の中か?
いや、封筒の中の
いろんな紙を出す

中に見慣れない
神社のお札みたいな
A4サイズの紙が出てきて

分からないまま渡すと
受け取る女性スタッフ


出口のほうに周り
何の説明もなし

牛相手に私の赤いバッグだと
邪魔にならないだろうか?

さっきの様子だと
全身を使わなきゃムリかも

赤が刺激になって
興奮するかもしれないし

女性スタッフ:バッグは置いてください


扉が開けられて見ると
狭い柵の中にキツキツに
子牛が詰められていて
虚ろで疲れきった目が合った瞬間

心臓を掴まれたほどのショックで
モーレツな怒りにかわる

近くには女性スタッフと
少し離れた所に
試験を終えた人たちがいたが
大きな声で批判する

私:
こんなことしていいんですか?

毎回こんな試験のために
狭い所に押し込められて
糞尿にまみれて
人間のエゴですよ!

動物にも心があるんですよ!
ヒトと同じ命じゃないですか!

毎日、世話をしている方はどこです?
その人なら少しは分かるはずです

ここの管理人は誰なんです?

畜産の牛も同じです
オスなら、育てた挙句、されて
メスなら年中子どもを産ませて
狭い柵の中で搾乳機をつけたままで・・・

近くにいる女性スタッフは
黙ってうつむいている

きっと彼女たちもここで
強制的にやらされていて
文句も言えないのだろう

私:
あなたも毎日こんなことをして
本当は牛が可哀相だと思っているのでは?

私は周りに構わず言い散らかし
止まらなくなる


その激しい怒りのまま目が覚めた後も
興奮がしばらくおさまらなかった