帰省していて、そろそろ
アパートに帰らなきゃと
外に出る。
母が家の前の庭の木を
2本、根元からあっという間に
伐ってしまってビックリする。
私「どーして伐っちゃうの?!
こんな立派な木!
」
なにか理由を言ったが
聞き取れず、ショックが大きい。
1本だけでもショックなのに、
2本目が目の前で倒れる様子を見て、
こんなにあっけないものかと思う。
ここまで育つには、
何十年もかかっただろうに・・・
いつものように、母がクルマで
駅まで乗せてくれると思っていたら
外には自転車しかない。
私「え?クルマじゃないの?!
これ1台だけ?
」
飛行機の時間に間に合わないのでは?
(いつもユメの中で帰省から戻る時は、飛行機って設定なのはなぜだろう???
はじめは2人で自転車をこぐ。
周りは開けたいい景色。
途中から自転車はなくなり、
徒歩になる。
山
の脇道で、平らなので
私「疲れたあ!」
母「じゃ、私がおぶるよ」
私「え? いいよ
」
母「いいよ」
子どもの時以来だなと思い
久々おんぶしてもらうと、
軽々とおぶってくれたのはいいが、
わざわざ崖っぷちスレスレを
上下に跳ねながらふざけるので
私「怖いから止めて! 落ちるよ!
」
母「大丈夫だよ
」
私「コワイ!」
崖の下は何もないんじゃないかと
思うくらい何も見えないが、
足をつく地面があるらしく、
上がったり下りたりする。
私も途中から
「今度は私がおんぶするよ」
と交替すると、とても軽くて驚く。
山の中は天気もよくて気持ちがいい。
急に高い木の広い階段のような
場所もあり、急勾配
私「ウチの2階に行く階段よりキツイよ」
途中から斜めになり、
道なりに行く。
どこかから歌う声が聞こえてくるなり、
母は足を止めて一緒に歌いだす。
なにか文字の刻まれた
碑のそばに座り、
文字を撫でている。
早く行かなきゃならないのに、
母「懐かしいねえ~」
とすっかりのんびりムード。
見知らぬ男性が来て説明してくれる。
「ここは第二次世界大戦の
戦没者が眠ってるんです」
私「へえ、そんなところ、
長野の山奥にあるんだ/驚」
私は興味があるから、
じっくり見たいがそうもいかない。
見ると、大きな岩?の向こうは
崖のようで、際まで観光客が
ちらほらいて、
ちょっとした店もある。
男性の日本語がアジア系の
訛りと分かると、
急にそっけなくなる母。
歴史にも興味がないので、
もう歩き出す。
私「私もこの歌知ってるよ」
私も歌いながら先を急ぐ。
私「そんな由来があるなんて
知らなかった。
でも急がないと、飛行機に
10分前に乗れるのと、
10分遅れるのとじゃだいぶ違うからね」
そう言って急ぎつつも、
こんな思い出の地を母と通るような
旅を親子でするのは、
この先、何回出来るか分からないから、
飛行機の時間なんかより、
今の時間を大事にしたほうが
いいのかもしれないなあ、
などとも思う。
途中、戦没者の遺跡が
2ヶ所もあった。
いつの間にか父もいて、
3人とも脇道に座っている。
私の左横の茂みの中に
石灰岩のような石でできた
塊のようなものがあるのに気づく。
私「これ雪山?」
父「灯台なんだ。この穴全体から
灯りが出るんだ」
私「へー! 穴がボコボコあいてる所から
夜は光がもれだすんだ」
もう夕方だけど、まだ灯りはない。
夜はきっとキレイだろうなと想像する
正面から見てみたいが、
後ろ側だけで残念。
正面から向こうは崖っぽい。
(途中から父はいない
母「血出た」
ふと見ると橋の下の川の中に
母が立っていて、
腕から青い色をした(!)
丸い塊がどくどく出ている。
慌てて、川から道のほうに
連れて来て見ると、
青い血はもうないが、
ものすごい擦り剥いたような
傷が全体にあって驚く。
私「キレイな水で洗わなきゃ!
誰か水持っていませんか?!
怪我したんです
」
女性が医療関係者だと言って
来てくれて、
私「よかった、助かった。
お願いします」
が、女性はなにかブツブツ
ゆってるだけで
何もしてくれないから
私「早く何とかしてください!」
女性「じゃあ・・・」
しばらくすると、
擦り剥いたところから
ボロボロと皮膚が取れて
治ってしまう。
え!? すごい・・・超能力者???
アパートに帰らなきゃと
外に出る。
母が家の前の庭の木を
2本、根元からあっという間に
伐ってしまってビックリする。
私「どーして伐っちゃうの?!
こんな立派な木!

なにか理由を言ったが
聞き取れず、ショックが大きい。
1本だけでもショックなのに、
2本目が目の前で倒れる様子を見て、
こんなにあっけないものかと思う。
ここまで育つには、
何十年もかかっただろうに・・・

いつものように、母がクルマで
駅まで乗せてくれると思っていたら
外には自転車しかない。
私「え?クルマじゃないの?!
これ1台だけ?

飛行機の時間に間に合わないのでは?
(いつもユメの中で帰省から戻る時は、飛行機って設定なのはなぜだろう???
はじめは2人で自転車をこぐ。
周りは開けたいい景色。
途中から自転車はなくなり、
徒歩になる。
山

私「疲れたあ!」
母「じゃ、私がおぶるよ」
私「え? いいよ

母「いいよ」
子どもの時以来だなと思い
久々おんぶしてもらうと、
軽々とおぶってくれたのはいいが、
わざわざ崖っぷちスレスレを
上下に跳ねながらふざけるので
私「怖いから止めて! 落ちるよ!

母「大丈夫だよ

私「コワイ!」
崖の下は何もないんじゃないかと
思うくらい何も見えないが、
足をつく地面があるらしく、
上がったり下りたりする。
私も途中から
「今度は私がおんぶするよ」
と交替すると、とても軽くて驚く。
山の中は天気もよくて気持ちがいい。
急に高い木の広い階段のような
場所もあり、急勾配

私「ウチの2階に行く階段よりキツイよ」
途中から斜めになり、
道なりに行く。
どこかから歌う声が聞こえてくるなり、
母は足を止めて一緒に歌いだす。
なにか文字の刻まれた
碑のそばに座り、
文字を撫でている。
早く行かなきゃならないのに、
母「懐かしいねえ~」
とすっかりのんびりムード。
見知らぬ男性が来て説明してくれる。
「ここは第二次世界大戦の
戦没者が眠ってるんです」
私「へえ、そんなところ、
長野の山奥にあるんだ/驚」
私は興味があるから、
じっくり見たいがそうもいかない。
見ると、大きな岩?の向こうは
崖のようで、際まで観光客が
ちらほらいて、
ちょっとした店もある。
男性の日本語がアジア系の
訛りと分かると、
急にそっけなくなる母。
歴史にも興味がないので、
もう歩き出す。
私「私もこの歌知ってるよ」
私も歌いながら先を急ぐ。
私「そんな由来があるなんて
知らなかった。
でも急がないと、飛行機に
10分前に乗れるのと、
10分遅れるのとじゃだいぶ違うからね」
そう言って急ぎつつも、
こんな思い出の地を母と通るような
旅を親子でするのは、
この先、何回出来るか分からないから、
飛行機の時間なんかより、
今の時間を大事にしたほうが
いいのかもしれないなあ、
などとも思う。
途中、戦没者の遺跡が
2ヶ所もあった。
いつの間にか父もいて、
3人とも脇道に座っている。
私の左横の茂みの中に
石灰岩のような石でできた
塊のようなものがあるのに気づく。
私「これ雪山?」
父「灯台なんだ。この穴全体から
灯りが出るんだ」
私「へー! 穴がボコボコあいてる所から
夜は光がもれだすんだ」
もう夕方だけど、まだ灯りはない。
夜はきっとキレイだろうなと想像する

正面から見てみたいが、
後ろ側だけで残念。
正面から向こうは崖っぽい。
(途中から父はいない
母「血出た」
ふと見ると橋の下の川の中に
母が立っていて、
腕から青い色をした(!)
丸い塊がどくどく出ている。
慌てて、川から道のほうに
連れて来て見ると、
青い血はもうないが、
ものすごい擦り剥いたような
傷が全体にあって驚く。
私「キレイな水で洗わなきゃ!
誰か水持っていませんか?!
怪我したんです

女性が医療関係者だと言って
来てくれて、
私「よかった、助かった。
お願いします」
が、女性はなにかブツブツ
ゆってるだけで
何もしてくれないから
私「早く何とかしてください!」
女性「じゃあ・・・」
しばらくすると、
擦り剥いたところから
ボロボロと皮膚が取れて
治ってしまう。
え!? すごい・・・超能力者???