数日前、母に頼まれて、梨を買うため、母とともに、車で母の親戚のある田舎に行ってきた。車で50分くらいのところに、85歳くらいになる母の妹さんが一人で住んでいて、今は、足腰が悪くなり、腰を曲げて私たちを迎えてくれた、その妹さんは、最近まで、畑で梨を作っていたが、現在は作っていない。そこで、母は、妹さんに頼んで、妹さんの隣の農家から、梨を買ってくれるよう、手配してもらっていた。
妹さん宅に着いてから、妹さんは、隣のおばさんのところに行って、私たちが来ているのを連絡してくれた。ほどなくして現れた、隣に住む、おばさんも80歳を少し過ぎた方で、腰をかがめるように縁側に腰を下ろした。そして、私たちは、おばさんに、今回買った四箱分の購入代金(一箱10kgの梨は3500円だった)をお支払いした。なお、このとき、おばさんは、私たちのために、不揃いで、見た目の形も悪い梨を、8個ほど持ってきていて、それをプレゼントしてくれた。不揃いなために売り物にはならない梨であることは、すぐに分かった。でもこれらの梨は、どれも直径が13センチ~15センチ前後ある大きいものだ。母の妹さんが、その中の1個を剥いてくれたので、私たちは、その場で食べてみた。すると、その甘いこと、美味しいこと!絶句するほどだった。思わず、こういう美味しい梨は、生まれて初めてかも、と叫んでしまった、ほどだった。それに、すごくミズミズしくて、水分もたっぷり含んでいて、皮を剥いた梨にフォークを通して持ち上げると、水分がポタポタとしたたり落ちた。この梨は「豊水」という品種だそうだが、その名前にふさわしく、タップリと豊かに水分を含んでいた。
さて、私は、縁側に座り込んだおばさんと、少しの間、梨について雑談を交わす機会があった。「多くのお客さんから、梨の注文をもらっている。けれど・・」と、前置きして、話しを始めた、そのおばさんによると、
おばさん夫婦だけで梨作りをしている。しかし、80歳を過ぎた高齢の夫婦で梨作りをしているので、身体に負担がかかり、最近は梨作りをやめよう、と思っているそうだ。おまけに、おばさんのご主人が最近、脳梗塞を患い、言語障害が少し残っている、とのこと。また、おばさんの子供さんたちは、梨作りをイヤがって、別の職についている。
・・とのことだった。
私は、やはり、ここでも若い人の農家離れが進んでいるのだナア、と感じた。
でも、こんなに美味しい梨、是非とも、来年も、今後とも、身体に気をつけて、作り続けてほしい!と、おばさんに頼んで、私たちは、母の妹さん宅を後にした。
妹さん宅に着いてから、妹さんは、隣のおばさんのところに行って、私たちが来ているのを連絡してくれた。ほどなくして現れた、隣に住む、おばさんも80歳を少し過ぎた方で、腰をかがめるように縁側に腰を下ろした。そして、私たちは、おばさんに、今回買った四箱分の購入代金(一箱10kgの梨は3500円だった)をお支払いした。なお、このとき、おばさんは、私たちのために、不揃いで、見た目の形も悪い梨を、8個ほど持ってきていて、それをプレゼントしてくれた。不揃いなために売り物にはならない梨であることは、すぐに分かった。でもこれらの梨は、どれも直径が13センチ~15センチ前後ある大きいものだ。母の妹さんが、その中の1個を剥いてくれたので、私たちは、その場で食べてみた。すると、その甘いこと、美味しいこと!絶句するほどだった。思わず、こういう美味しい梨は、生まれて初めてかも、と叫んでしまった、ほどだった。それに、すごくミズミズしくて、水分もたっぷり含んでいて、皮を剥いた梨にフォークを通して持ち上げると、水分がポタポタとしたたり落ちた。この梨は「豊水」という品種だそうだが、その名前にふさわしく、タップリと豊かに水分を含んでいた。
さて、私は、縁側に座り込んだおばさんと、少しの間、梨について雑談を交わす機会があった。「多くのお客さんから、梨の注文をもらっている。けれど・・」と、前置きして、話しを始めた、そのおばさんによると、
おばさん夫婦だけで梨作りをしている。しかし、80歳を過ぎた高齢の夫婦で梨作りをしているので、身体に負担がかかり、最近は梨作りをやめよう、と思っているそうだ。おまけに、おばさんのご主人が最近、脳梗塞を患い、言語障害が少し残っている、とのこと。また、おばさんの子供さんたちは、梨作りをイヤがって、別の職についている。
・・とのことだった。
私は、やはり、ここでも若い人の農家離れが進んでいるのだナア、と感じた。
でも、こんなに美味しい梨、是非とも、来年も、今後とも、身体に気をつけて、作り続けてほしい!と、おばさんに頼んで、私たちは、母の妹さん宅を後にした。