大学では、すでに先週で仏教‐唯識の話が終わり、今日はまとめの「現代科学と宗教の調和」という話をしました。*
一人の学生がこういう感想を書いてくれました。
「これまでの授業を受けてきて、世界観がかなり前より広がったように感じます。
まず一番印象的だったのは、世界はまさに縁起・つながりの世界であって、すべての物が支え合い世界ができていること。
こういったことを論理的に考えることで、自分が生きているこの世界の全てのものがより身近に感じられ、生きていくことが前思っていたより大変前向きに感じられるようになりました。
…壮大な世界のちっぽけな自分という感覚から、壮大な世界の構成員の自分という考え方に変われたことがなによりもよかったことです。」
ここまでの授業で、すでにこういった感じを掴んで下さった方もおられるでしょうが、これからの仏教の授業で、いっそう深めていただけると思います。
「壮大な世界の―不可欠な―構成員である自分」という認識と実感を掴めるはずです。
ご期待下さい。
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自分が「取り替えの利く一要員」でしかないと思えるその「世界」とは、会社や なんらかの組織とかの小さな狭い
世界のことではないですか?
うりぼうさん個人の個性について言えば他のもので取り替えは利かないと思いますが。
みなさん、有り難うございます。
私たち全員、奇跡的なご縁の積み重ねで宇宙にいのちを与えられているのですから、実は事実として「有り難い」存在であり、そこらにいくらでもごろごろいる存在ではないんですよね。
ぜひ「世界の不可欠の構成員」と自分を思えるようになりたい。それはきっとすばらしいことです。
しかし現状は「取り替えの利く一要員」という感じです。
過去講義、読み直してみたいと思いました。
学生さんに、拍手を送りたいと思います。
また、岡野先生のお話しにはフォースを感じます。
ありがとうございました。 ウスイツカサ
素晴らしいことだと思います。
多くの若者に、命の大切さ、生きることの素晴らしさを伝えていらっしゃる岡野先生に感謝です!わたしも力をいただいてる。
だから、声を大にして言わせてください
「ありがとうございます!!」
届きましたか~(笑)