~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/5/17(金)「子育ては伝承」が薄れる今、できること

2019年05月17日 | 子ども・子育て
MamaDaysというサイトがあります。




51万人もフォローされているサイトで、
●身近なものでのおうちあそび
●ホットプレートなどのキッチン用品の手入れのしかた
●掃除・洗濯の裏技
●簡単離乳食のレシピ
●気になる習い事教室への取材
●簡単工作
●簡単便利なグッズ紹介
……などなど、
子育てや家事に関する、
さまざまなジャンルの「簡単便利なモノや作り方」の情報が発信されています。

動画で発信されているので、
「見ればわかる」という点も、
大きな利点だと思います。

ただ、
「簡単便利」と発信されている情報が、本当に「簡単便利」かというと、
「間違ってはいないけど、わざわざそんなことしなくても」、ということだったりすることもあります。

「ティッシュといっしょに洗ってしまって、ティッシュだらけになった洋服」など、
そのまま干して、乾いたらパンパンしたりブラシをかけるだけでも、
動画で紹介されているのとそう変わらない結果になるなあ、とか、
家事歴43年の私は、思ったりするのです。

「子育て」や「家事」が、
世代間の伝承ではなくなってきたなあと感じたのは、
もうずいぶん前だった気がします。

我が家の娘たちも、
我が家のオリジナル料理だけは作り方を聞いてきますが、
あとは
「クックパット」さま頼りの生活をしているようです。

乳児をあやすのに、
「スクワットの動きがいい、
産後の体を引き締める効果もある」
とか言って、
抱っこベルトで抱っこした孫を、
スマホ片手にスクワットの動きであやしている娘を眺めながら、
なんか違うなあ…と感じます。

と言って、
目まぐるしく変わり、
新しいグッズや、より「簡単便利な方法」が発信されていく現状に、
とても太刀打ちできないばあば世代も多いと思います。

ママ世代の子育てや家事を否定することなく、
でも何か違和感を感じる世代が何ができるだろう、と考えると、
「積極的に孫世代と関わる」ことかなあと思います。

孫がいない方や遠くに住む方は、
この町の孫世代を預かったり、
交流できる場に出かけたり、
自分が持っているノウハウを、
積極的に活用していきましょう!

子育てや家事は、
長年続いてきた伝承文化です。
こだわるのではなく、
知らない人に伝え、よければ継承されていくべきものだと思います。

おしゃれでなくて非効率だけど、
子どもたちにとって、
また、家族にとって大切な学びが多々ある知恵や方法を、
ちょっと勇気を出して実践していかないと、
「簡単便利」だけが残る社会になるのでは?と不安になります。

そんなわけで、
まだまだ子どもたちに関わり続けたいと思ったのでした。

ちなみに、阪南市には、
こんな子育て支援もあります。




興味を持たれた方は、お問い合わせください。

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