~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/5/13(月)フラワーデモに思う

2019年05月13日 | まちづくり・市民活動
イベント続きで、情報が遅くなってしまいましたが、
5月11日(土)、
東京、大阪、福岡の3都市で、
性被害の実態を訴える「フラワーデモ」が開かれた、という報道がありました。

(朝日新聞 5/12朝刊)

3月に、福岡、静岡、名古屋の地裁で立て続けに言い渡された、
「性被害」に対する無罪判決に対し、
被害を受けた方に思いを寄せる集会として、
花を持ってきたり花柄のものを身につけることで、
同じ気持ちであることを伝える集会でした。

始まりは4月11日の東京での集会で、
今後、
毎月11日に同じ集会が行われる予定だとの報道がされています。

相手が動けない、
状況が正しく判断できない状況での性行為が、
性暴力として認められず無罪となる社会でいいのか、
と思います。

痴漢行為や、
不適切な性の関わりによって、
心に傷を負っている女性が多くいることに、
社会は無関心すぎると思っています。

ゆっくり思い起こすと、
自分自身の中にも、
「仕方がない」「もう過ぎたことだ」「自分にも悪いところがあったのかもしれない」と思って、
心にしまいこんでいる不愉快な記憶があることを思い出す人もいることでしょう。

男性から女性への性暴力だけではなく、
男性から男性への、
女性から男性への、
また見えにくいかもしれないけれど、
女性から女性への性暴力もある中で、
声をしっかり受け止める社会であってほしいと思います。

ジェンダーへの意識、
ひいては人権への意識の低さが、
どんなに人の心を傷つけてきたか、
相手の立場にたって考える、
ということが大切です。

「♯Me Too」「♯With You」が、
長く続く運動となり、
つらい気持ちで生きる人たちに寄り添う気持ちが共有できる社会になってほしいと願います。