~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/6/14(金)鳥取中学校「体育大会」&市長のタウンミーティング

2019年06月14日 | はんなん話
鳥取中学校の「体育大会」でした。


我が家の子どもたちが通った中学校では「体育祭」と言っていましたが、
鳥取中学校の校門には、
「体育大会」と書かれていました。

ところ変われば、で、
クラブ紹介がパフォーマンスつきだったり、
PTA競技の玉入れが先生対保護者だったり(先生たちの力の入れ方がすごい!そして先生チームの勝ち)、
短い時間でしたが、
楽しめました。

夜は、
尾崎公民館で、
市長のタウンミーティングがありました。


参加は、
行政からの発言者として、
市長、公室長、総務部長、行政経営室長の4人+進行1人
他に、行政職員が6人、
市民が9人(うち、議員は私と渡辺議員の2人)でした。

内容は、
市長から、
●今年度の当初予算
●現在の財政状況
●なかなか財政が回復しない理由
●構造改革が必要
という、あまり新しみのない話のあと、質疑応答。

●阪南市の「いじめ防止基本方針」はないのか?
➡今年3月に、いじめ防止のための3段階の委員会ができたところ。条例公開など、確認し、公開していく。
指摘された不十分な点(質問者からの提案)については、検討する。

●市の職員の、市内在住と市外在住の比率はどうか?災害時などの対応などもあり、考えてほしい。
市外の職員は、ふるさと納税を義務化しては?
➡市内在住市外在住、半々くらいである。
人件費総額の金額のわかりやすさ、性質別での人件費の見やすさなども、今後は検討する。
市外在住の職員のふるさと納税については、話題にはあがっている。職員の親族などへの広報など、具体的に進めたい。

●ふるさと納税の返礼品などのラインアップは、とてもいい。さらに工夫していってほしい。

●阪南市は夕張のようになるのか?
➡予算は小さく、市民へのサービスは落ちないようにしていきたい。
「夕張にはなりません!」

●「老人福祉センター」は、高齢者の「居場所」になっている。なくさないてほしい。利用者もできることをしてもいい。
➡「高齢者の居場所」は、地域に分散していきたい。「老人福祉センター」という、現在のままの形ではなくなるかもしれないけれど、利用者の声を聞いて検討したい。

質疑はこんな感じでした。
いつもどおり、前に市長はじめ説明者が座り、
堅苦しく、質問しにくい雰囲気です。

「タウンミーティング」の名にあった、自由な意見交換ができるといいなあと思います。

あと、財政の説明ばかりでなく、
終わったあと、
目指すまちづくりについて、
市民は何をすればいいか考えられるようなタウンミーティングになれるといいのですが……。

次は、
17日(月)19時から、箱作住民センターです。
 

19/6/14(金)「総務事業常任委員会」傍聴報告②

2019年06月14日 | 議員
昨日の「総務事業常任委員会」傍聴報告①で、
「阪南市行政サービス協働化制度審査会条例」制定については明日、
とお伝えしたので、
以下、報告と私の意見です。

●「阪南市行政サービス協働化制度審査会条例」制定についての審議での、総務事業常任委員からの質問と担当課長の回答で、私が気になったこと
(休憩時間に担当課長に個人的に聞いたことも含む)
・「協働」の目的は、「住民自治」ではないのか?市民活動団体が力をつけ、「協働」できるような関係作りをしていくべきで、企業や事業所の提案も対象となると、目的が違うのでは?
➡募集要項には5つの項目がある。
①市民の利益(市内経済の発展)
②独自性
③実現性
④団体能力
⑤費用の確保
この項目に即した10ポイントの審査があり、審査を通るためには10ポイントすべてをクリアする必要がある。
なので、企業や事業所の場合、①でクリアできない可能性もある。

・10ポイントすべてとなると、市民活動団体にはハードルが高いのでは?
➡市の事業をおねがいするからには、ハードルは高くなるのはやむを得ない。ただ、1~2ポイント足りなくて今回お願いできなかった場合は、来年、再来年に向けて10ポイントクリアしていただけるよう、担当課がアドバイス、伴走支援など行っていく。

・「市民協働事業提案制度」「はんなん共創事業プランコンペ」など、同じような事業があり、わかりにくい。一本化を考えては?
➡「市民協働事業提案制度」は、現在市では行っていない事業を、新たに市民から協働の提案をいただいて実現していく事業。
「はんなん共創事業プランコンペ」は、協働の相手は行政に限らない、ちょっとしたアイデアでも、相談しながら事業として実現できるよう、市民活動センターが支援もしていく事業。
「阪南市行政サービス協働化制度」は、現在市が行っている事業の担い手を市民や民間事業所にも広げ、公共サービスの担い手の多様化、事業の協働化をはかる事業。

・「審査会」の委員は、すでに決まっているのか?決定までの流れは?
➡委員は決まってはいないが、本市の事務事業や協働事業に関しての識見のある方からお願いする。
審査会で適当と判断されたら、随意契約を結ぶにふさわしい団体かどうか、指名委員会(責任者は総務部長)で判断し、最終的には市長が決める流れになる。

・市民にはわかりにくいと思うが?
➡この事業は、「提案者と担当課が綿密に協議をしながら、事業を進めていく」ので、わかりにくいときは質問や相談をしてほしい。

担当課長は、
熱意を持って説明し、
回答してくれたのですが、
「それが、この説明資料で伝わる?」というのが、正直な気持ちです。



(11日12日の説明会での資料)

「質問があれば来てくれれば答えます」ではなく、
「どうですか?提案しませんか?」と言ってほしいのが、市民です。

初めての事業、
1つでも2つでも事例ができるよう、
最大の努力をしてほしいと願います。

それにしても、
そもそもの「行政サービス協働化」ということばが、気に入らない私。
行政はサービス?
協働は、サービス向上のため?
ここ、大事だと思います。