~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/6/6(木)令和元年第2回定例会一般質問報告①

2019年06月06日 | 議員
「阪南市議会令和元年第2回定例会」でした。


今回の質問で確認できたことと、
それに対する次回への課題を報告します。

【子育て拠点整備について】
●7月中に、令和5年までの拠点整備のスケジュール&財政シュミレーションが出される

●保護者や市民への説明の時期も示される

●尾崎幼稚園と保育所の統合にあたっては、「子ども・子育て支援事業計画の基本理念に合致」「民間園の特色をもつ」「安定した運営が可能」という視点で、選定する

●担当は「こども未来部」が主導。関係部局と連携、全庁的に進める

➡私の意見
・「7月中に令和5年までの拠点整備スケジュールを作成」には、正直「大丈夫か?」という思い。これまでの経緯を、書面だけで理解し検討していくのは危険。関わった職員、園長、所長、保護者など、生の声をしっかり検証してほしい。

・尾崎幼稚園と保育所の統合にあたっては、今でも私立ではなく公立であるべきと考える。私立で、というなら、限りなく公立の価値観に近いところを選ぶべき。子どもの幼児期を大切にする価値観、何よりも、子どもたちにとってストレスのない環境を与えてくれるところに!

【SDGsについて】
●Goal 1子どもの貧困についての施策
の主なもの
・「生活困難家庭の中学3年生対象の学習支援」
➡勉強だけでなく、「家庭や友人関係の相談」や「卒業した子どもが支援者として関わる」「高校生・大学生も関わる」ということにも目を向けていくべき。

・「ひとり親家庭への生活支援や就労支援」また、「学童期の就学支援」
➡ファミリー・サポート・センターの無料利用券の配布や就学支援などは、内容が十分かどうか等、利用者の声を聴くなどして、より効果的な内容を工夫するべき。

・社会福祉協議会との協働で「子どもの居場所プロジェクト」に取り組んで情報交換会などを開催した。
➡昨年の情報交換会は1回のみ。変わる子どもの環境変化に対応するよう、関係する市民団体同士の情報交換、事業の連携にも力を入れるべき。「プロジェクト」にふさわしい事業にしてほしい。

●Goal 4「質の高い教育」についての施策について
・学校教育では、「阪南市教育大綱」を踏まえ、「学校園教育基本方針」を策定している。「確かな学力」「よりよい生活習慣の定着」をめざす。

・保育所では、「基本保育計画」を策定し、豊かな人間性をもった子どもの育成をめざす。具体的には0~2才児において「育児担当保育」に取り組み、おとなとの愛着関係の構築をはかっている。
➡学校教育課から示された内容では、学校に行きにくい、または現在行くことができない子どもたちにとっては対象にならない。さまざまな子どもの育ちに対して、もう少し子どもたちの現状を知る姿勢を持ってほしい。
……実際の話として、不登校の子どもの保護者からの、学校の中で誰が窓口なのかわからなくて困っているという声を伝えました。
保育所の「育児担当保育」は、子どもとの関係作りに有効だと感じた。
……おとなとの信頼関係は、応用力や初めてのことや苦手なことにチャレンジする力につながるというのは、実感です。

あとは、「学校や保育所でとりくんでいる地域との連携による体験事業」について質問し、私は、「体験事業が子どもたちの心を豊かに育む成果があること」、「今後さらに学校での授業数が増えることで体験が減ると、子どもたちの伸びる力の損失につながる」ことへの危惧を伝えました。

議会の終了後、
教育長が時間をとってくださり、
不登校の子どもと家族、先生との関わり方などで、
私が気になっていることを話しました。
しっかり聞いていただいたので、
今後の動きに期待したいです。

自分の質問が、
何かの形で施策に生かせたらと思いました。

途中ですが、
続きは明日のブログで!