~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/6/21(金)市長のタウンミーティング(東鳥取公民館)報告

2019年06月21日 | 議員
先週14日(金)からスタートした、
市長のタウンミーティングは、
今日が一応の最終日でした。

会場は、東鳥取公民館。
公民館の奥にある東鳥取幼稚園跡の門が開けられ、
今日は駐車場になっていました。
閉園後は、
東鳥取小学校の放課後児童会やサリダで使用されたりもしましたが、
現在は
「阪南市歴史資料室」があるだけで、
なかなかの寂れかたでした。


木造の園舎が好きです。

さて、タウンミーティングですが、
今日の参加者も、
市からの説明は4名(市長、公室長、総務部長、行政経営室長)と進行の1名、
関係部の職員が3名、
市民は14名(うち、議員は浅井、河合議員、渡辺議員の3名)
でした。

地域に関する質問や意見も出され、
やはり地域で「市民の声を聴く」ことは大事だなあと感じました。

●以前に比べると、さまざまな問題解決にすぐ動いてくれるので、
助かっている。
これからは、「住んでよかった」「住みたい」阪南市に向けて、進んでほしい。

●30年度はふるさと納税で増収となったが、ふるさと納税に頼ることなく、引き続き財政構造改革による増収にウエイトを置いてほしい。
➡ふるさと納税の収入は、民生費や人件費には使えないので、まちの魅力を作るところに使っていく。財政は、気を緩めたら元に戻ってしまうので、気を引き締めて進めていく。

●「共生の地域作り推進事業」の「我がこと・丸ごと」の事業の1年目の成果を教えてほしい。
➡引きこもりや老老介護など、社会が抱える課題にどう対応していくか、ということを進めるための「実態の確認」「体制の確立」などを、社協と協働で行った。地域の中で仕組みをつくる担当者、丸ごと受け止めるための体制作りをしたので、今後実績をあげていく。個別の問題を1つの窓口で受けるなど、スタートしている。

●退職で地域が見えるようになったら、課題がたくさんあることに気づく。農道や使用しなくなった建物など、市の職員が市内を見て回り、危険箇所の把握や有効活用について、少しでも課題解決に繋げてはどうか?
➡とりあえず、具体的に気づかれた点など伝えていただければ、見に行きたい。

●老人福祉センターについて、「3月で廃止」「そうではない」など聞くが、正しい情報はどうなのか?
➡「住民が歩いていける距離に福祉センターのような機能があることが大事だと思っている」「いずれは、市内何ヵ所かにそのような場所を作りたいと思っているが、それができる前に老人福祉センターを無くすことはない」「ただし、老人福祉センターには、条例でしばりがあり、このままの形で続けられるかどうかは、今年度中に、現指定管理者と検討していく」

●図書館について、市内に5ヶ所くらいあればという構想を聞いたが、図書館は、たくさんの本があってほしいし、今のままで満足。地域に何ヵ所かというのは、小さいものをイメージしているのか?
➡図書館には、学習室があったり、交流スペースがあったり、今より多様な市民が利用できるような機能性がほしい。地域にというのは、子どもや高齢者への図書の拠点を作りたいということである。

●広報などに有料広告の掲載がされているが、増収につながることは、もっとアイデアを出していくべき。
➡新しい有料広告についてやネーミングライツ、ガバメントクラウドファンディングなど、進めていく。

●市政30周年記念の経費は、予算計上しているのか?
➡まだ計上していない。

●市民病院は、だいぶ稼働率もあがっているようなので、今後は救急体制を作っていってほしい。
➡月次決算も上向いている。救急体制についても、話は進んできている。

●東鳥取小学校跡地や幼稚園跡地、JA跡地などについて、財政的にも安全面からも有効に活用していってほしい。
➡サウンディングの手法や、ディベロッパーの力を借りて、現実に考えていっている。使ってもらう、きれいにするところも含めて考えていく。
空き地の草刈りも多額の支出になるので、未使用財産について、迅速かつ丁寧に考えていく。

●子どもたちが広い場所であそんだり、ボールであそんだりできる場がない。通学路も安心できない箇所も多く、安心して子どもたちが育つ環境が整ってほしいと願う。地域で子どもたちに開放してくれるようなところがあれば情報がほしい。
➡少しずつ、民間の力を借りてすすめている。

最後のあそび場については、
子どもたちにとっては大切な問題で、
子どもたちが参加できるタウンミーティングであれば、
一番に出てくる声だったと思います。

特に、「ボールあそびのできる公園」は、切望です。

地域のおとなのみなさん、
子どもたちがのびのびあそべる場所のこと、
ぜひ真剣に考えていきましょう。

たくさんの声が出された会場でした。
たくさんの課題に対し、
ぜひ、前向きな施策を期待したいです。