~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/6/22(土)田植えと人形劇鑑賞~子どもたちに豊かな感性の体験を~

2019年06月22日 | 子ども・子育て
今日は、朝から、
岬町のNPO法人リライブさんが主催の「古代米の田植え体験」に
参加させていただきました。
広い田んぼに、
一列に並んで、稲の苗を植えていきます。


初めは張り切っていた子どもたちは、
途中から飽きて、
蛙を追いかけたり、
泥で団子を作ったり。




私は蜂の巣をレジ袋で捕獲。


途中休憩を挟んで、
2時間弱の「田植え」を楽しみ、
無事終了。


いい天気だったので、
田んぼの中はぬるま湯のようで、
不思議な感覚を楽しみました。

泥の中に、
どこまで入るんだろうと思いながら足を踏み入れる不安、
入れたら抜けなくなる焦り、
抜けるときは「ズボッ」という音がぴったり。
苗床から、苗を剥ぎ取る感覚、
終わったあとの達成感。
田植えならではの体験です。

そして、これが秋の実りになり、
稲刈りにつながる体験もできるので、
若い世代のおやこには、
本当にいい体験です。

田んぼに入るのを渋っていた子も、
最後にはパパやママのところで、
ちょっと泥体験。
来年は、いっしょにできるかもしれません。
毎年継続する事業には、
子どもたちの育ちが感じられて、
「できなかった」ではなく、
「来年はできるかも」と、
子育てを前向きに楽しむポイントもあるなあと感じています。

こんな体験を、
一部の子どもたちだけでなく、
たくさんの子どもたちにしてほしいとなると、
情報が必要です。 
まい幼稚園では、
園庭に「田んぼ」を作り、
園児と小5の子どもたちとの交流授業をしていますが、
他にもそんな取り組みをしているところがあるのか、
「田植え体験」情報、
ぜひ、知りたいです。

午後は、
子どもNPOはらっぱが提供している、
鑑賞に参加しました。
「ひょっこりひょうたん島」や「プリンプリン物語」などのテレビでも有名な、人形劇団ひとみ座の「はれときどきぶた」。


20数年前にブームがあり、
テレビアニメにもなったせいか、
たくさんの参加がありました。
図書館でも取り組んでいただいたので、
原作のシリーズ本の貸し出しも多かったようです。


ありえない「明日の日記」を書いたら、そのとおりになっていく、という話は、
子どもたちの感性にぴったりだったようで、
会場ではおもしろい反応がいっぱいありました。

主人公の家族の会話、
きょうだいとの会話など、
おとなの共感や反省もあり、
子育てを考える機会にもなったことと思います。

さまざまな「体験」は、
自分だけでなく、
関わった人たちや状況を丸ごと「体感」できる機会であり、
それが単発ではなく継続していることで「経験」「学習」になっていきます。

子どもたちへの「体験事業」は、
単発の華やかな事業が目に止まりがちですが、
子どもたちの育つ環境として、
日常の体験を大切にしている市民活動に、
もっと行政や学校の理解と協力が必要だと感じます。