~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/6/12(水)「城崎国際アートセンター」を見学

2019年06月12日 | まちづくり・市民活動
兵庫県豊岡市にある、
「城崎国際アートセンター」に、
阪南市だけでなく他市の職員の方や、
NPOの活動を通して知り合った若い友人たちといっしょに行ってきました。



目的は、
このセンターの芸術監督で、
豊岡市芸術文化参与でいらっしゃる
平田オリザさんに、
今年10月26日(土)サラダホールで、
昨年の「泉州アートサミット」のように、
「文化が持つチカラや可能性」を発信していただけないか?
さらに、子どもたちに「コミュニケーション力」を身につけるワークショップを行っていただけないか?
という、やや無茶振りに近い依頼をするため。


総勢8名でのお願いを丁寧に聞いてくださり、
「どんな形でも引き受けられます」と言っていただき、
感動でした。

まだ、具体的には何も決まっていませんが、
10月26日(土)は、
とりあえず、要チェックです‼

平田オリザさんは、
ご自身の劇団のけいこ中とのことで、
ゆっくりお話しできなかったので、
10月が待ち遠しいです!

そのあとは、
「城崎国際アートセンター」館長さんから、
刺激いっぱいのお話をお聞きしました。

「城崎国際アートセンター」は、
舞台芸術の発表の場としてだけでなく、
アーティストが城崎の町に暮らすように長期滞在できる、
アーティストの拠点として、
2014年にオープンしました。

アーティストは、
3日~最長3ヶ月の間、センターに滞在して、
24時間自由に活動でき、
その間の宿泊費やホール・スタジオ使用料は無料なのです。

発表は義務づけられていませんが、
ワークショップや試演会、トークなどを通して、城崎の町の人や子どもたち、観光客との交流の機会があります。

使わなくなった会館を、
無料でアーティストに提供し、
町には「文化」のエキスを還元するという思い切った施索が、
どんどん成果に繋がっていると感じるお話でした。






子どもたちには、
コミュニケーションの授業と、
ふるさとへの理解と肯定感育成


まちに誇りを持つために……




このような取り組みから、
まちの方向性が見え、
2020年には、
平田さんの劇団のホームシアターが生まれ、
2021年には、
公立の大学まで新設されるそうです。


羨ましい限りのお話でしたが、
いやいや、
阪南にもまだまだやれることがある!と感じました。

平田さんの、
「魅力ある文化と教育は、選ばれるまちのキーワードになる」ということばに、勇気が湧きました。