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初観劇に感激!・・・東京セレソン「流れ星」

2009年10月03日 | 舞台演劇
いやぁ~ホンマに良かったですよ!「東京セレソンデラックス公演・流れ星

9月下旬に嫁さんが、「観に行きたい舞台があんねん!1枚5,000円するんやけど・・・ちょっと高いけど観たいねんかぁ~ 大阪公演があるし、一緒に行ってくれへん?」って言われたんですが、「ええ~ 舞台なんて何で行くねん? 全然観たいと思わへんわ しかも高いし!二人で10,000円やで!何が買えると思うねん」と、冷たく断り、仕事に出かけたんですね。

でも、落ち着いて考えてみると、嫁さんがそんなことを今まで言ったこともないですし、「俺も冷たい断り方してもうたなぁ~」と反省し、「まぁ、誕生日やしプレゼントということで・・・」と、二人で観に行くことにしました。

早速、「電子チケットぴあ」で会員登録して、10月2日(金)19:00~シアターBRAVA(大阪城公園前)でのチケットを購入手続きを済まして、翌日地元のサークルKで受け取りました。

事務所を少しだけ早退させてもらって、京都駅から新快速に乗って環状線に乗り換えて、大阪城公園前駅に着きました。 あいにくのやったんですが、嫁さんは「ああっ!懐かしいぃ~ 長渕のコンサートに来てなぁ~、U君がここの噴水にはまらはってん! メッチャ懐かしい~!」などと言いながら、テンション上がりまくってました。

なんせ演劇とかの舞台を観るのは、子どもの頃、学校から行った「演劇鑑賞会」とか以来ですから、本物の生の演劇を見るのは初めてともいえるんで、二人とも相当な期待と、若干の不安を抱えながら会場に着きました。

少し時間が早かったので、隣接するIMPのマックで軽く食べてから18:30の開場と同時に入場しました。

会場内のロビーには、多くの芸能人や関係者から贈られた花が沢山飾ってあって、多分、東京公演からもってこられた? 差し札も一角にまとめて展示してありましたよ。



そして、19:00の開演時間と同時に、なんのブザーもなく、前振りもなく、スゥーっと二人の役者さんが出てこられて寸劇が始まり、オモシロおかしく「携帯電話の電源を切る(マナーモードにする事や、開くこともダメ)」、「飲食禁止」、「私語禁止」ということを確認されました。当たり前のことですが、その当たり前ができない人がいるんですよね~ ガッカリしますわ。

そして、会場が暗くなり、うつみ宮土理が出てきて芝居が始まるわけですが、マイクもないし、僕らの席は真ん中よりやや後ろの方の席やったんで、うつみ宮土理の声が若干聞き取りにくく、「セリフとか、最後までちゃんと聞こえるんかなぁ~」少し不安になったんですが、元気一杯の山田まりやが出てきて、その後、時代が変わって劇団員の方が、わぁーって出てこられると、一気にスゴイ迫力の舞台が始まりました。

まさに、「笑いあり、涙あり」の巧みなストーリー展開で、後半には会場中のアチコチからすすり泣く声が聞こえてきて、「ああ・・みんな感動してはるんやなぁ~」って、思いましたよ。 ナマの舞台っていうのは、アドリブありアクシデントありでおもしろく、役者さんの躍動感と個性が溢れ出し、久しぶりに感性が大いに刺激されました。

客層は、まさに「老若男女」のバランスが取れており、幅広い年代の方が観に来られてました。 ナント!月亭八方さんも一般客と一緒の席で普通に観てはりましたよ

まぁ、ストーリーとかについてはあまり触れませんが、とても良くできた脚本やと思いましたし、色んなところに細かいこだわりと、細かいギャグが散りばめられており、19:00開演で完全終了したのが21:30過ぎでしたが、2時間半超という時間を感じさせませんでしたね。

舞台が終わると、キャスト全員がカーテンコールに出てこられて、団長の宅間孝行さん(こないだまでやっていた、NHKの朝の連続テレビ小説「つばさ」の真瀬さん役の方)が、本当に良いご挨拶をされて終了となりました。

会場でアンケート用紙に記入してからロビーに出ると、パンフレットとかDVDとかをさっきまで出演していた劇団員の方が売っておられました。



もちろんパンフレットを買いまして、劇団員の方に「ありがとうございました!本当に良かったです」と、握手してもらいましたよ

女の人は、舞台で見ているよりメッチャきれいでしたし(特に兼子さん役の小谷早弥花さんはビックリするぐらい綺麗な方でしたし、夏子役の池田沙耶香さんも可愛かったです。)、男性陣も(中富先生役の牟田圭吾さん、一平くん役の須加尾由二さんは、かなりのイケメンでした)みんなカッコよかったです。 僕個人的には内藤ヨージ役の越村友一さんが一押しです! 本当に、ほぼ全員の方と握手させて貰いましたよ。

「やっぱり、うつみ宮土理と山田まりや、宅間さんなんかは出てきはあらへんにゃろなぁ~・・・ほな帰ろうか・・?」と、会場を出てから、何気に会場出口付近を振り返ると、宅間孝行さんが会場出口で御礼の挨拶に出てこられていて、「おいっ!戻ろう!」って、慌ててロビーにもどり、握手の列に並びました。

そして、嫁さんの順番が来たんで、後ろから写真をパシャリ!



「誕生日プレゼントに連れてきてもらったんですぅ!」という嫁さんの言葉に対して、「ええっ!そうなんですかぁ!おめでとうございます!」っていう宅間さんのビックリ顔でした

演劇っていうものを僕は初めて観ました、いや観させていただきましたけど・・・、ホンマに素晴らしいです。 涙を流す感動というだけではなく、大げさげさかもしれませんが、あの空間で体験した出来事すべてに心震わされました。まさに夢のような時間でしたね。 

役者さんの生の演技の素晴らしさはモチロンのこと、舞台の脚本、演出、音楽、照明、美術、衣装・・・そして開演前から、最後の最後の見送りまでを一つのパッケージとして観客を楽しませてくれる演劇の素晴らしさに感動しましたね。

これからも色んな舞台を観に行きたいんですが・・・、「舞台は高いのよ・・・

まぁ、会場やキャストによっても違うんでしょうが、今回の公演なんか安い方で、会場で配られていた他の舞台のチラシを見ると、「全席指定 6,000円、8,500円、9,500円」とかが普通ですし、高いのは「S席12,000円、A席8,000円・・・」とかね

「まぁ1年に1回ぐらい、嫁さんの誕生日とか、結婚記念日とかに合わせて行こうかなぁ~行きたいなぁ~」って考えてます。

まだ、当日券が若干残っているらしく、本日10月3日(土)13:00、18:00、と、10月4日(日)12:00、17:00の4公演がありますので、ぜひお時間とお金がある方は、シアターBRAVAへ足を運んでくださいね! きっといい思い出ができると思いますよ。
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