素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

大リーグ、大谷が4四球 3戦11四球はメジャータイ記録

2021年09月25日 | 日記
 1992年の第74回全国高等学校野球選手権大会2回戦で、明徳義塾が星稜高校の松井秀喜に5連続敬遠という奇策ともいえる作戦で勝利した。それ以来、明徳義塾にはヒールなイメージがつきまとう。また、星稜は1979年の第61回大会の簑島との決勝戦のことと相まって非運という冠が付く。

 この時代、アメリカと比較されて日本の野球はせこいという話をよく聞いた。犠牲バンド、スクイズ、敬遠などを多用することへの批判だった。大リーグでは打つ方も投げる方も小細工をしないで堂々と勝負すると聞かされた。

 でも、それは昔話になったという思いが強くなった。「大リーグ、大谷が4四球 3戦11四球はメジャータイ記録」という見出しである。チーム事情があるとはいえ全く勝負をしないシーンがこうも続くとウンザリする。申告敬遠は合理的だが面白味に欠ける。

 必要に応じて勝負を回避するということもあろうが、力と力での真っ向勝負がスポーツの醍醐味であるという原点は忘れないでいてほしい。

 残り試合もあと少し、けがなくシーズンを終えて欲しいと強く願っている。
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コスモス畑が消え、新しい街ができる

2021年09月24日 | 日記
 長年自治会のイベント広場として使わせてもらっていた空地に40棟余りの住宅を建てる工事が始まったことは以前書いた。9割がた完成し、続々と入居者があり新しい街ができた。
 

 イベント広場の一角に、広い花畑が作られていて季節ごとの花を楽しむことができた。秋のこの時期はコスモスが一面に咲き、有志によってコスモス祭をにぎやかに開催していた。祭りが終わった後からは自由にコスモスを摘むことができるのでみんな重宝していた。

 もちろん畑も宅地となってしまってコスモスを愛でる楽しみもなくなった。「何となく寂しいね」と近所の人が話していた。町内でもキバナコスモスはよく見かけるが  ♪淡紅の秋桜が 秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている♪と歌われた花はとんと見かけない。「畑が無くなってからコスモス見なくなったね」は近所の人の口癖。「4丁目のKさんの庭にきれいに咲いてるよ」は犬の散歩で通りかかったIさんの情報。

 ジムへいく時、少し回り道してみた。
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所変わればハギを見る目が変わる

2021年09月23日 | 日記
 秋に草かんむりをつけているハギは、日本の秋を代表する花で、秋の七草でもある。しかし、先日実家で出会ったハギは愛でる対象ではなく憎き雑草軍団であった。

 だが、好天に誘われて自転車でぶらりと出かけた時に見かけたハギはトンボが飛び交う下で咲く優しい風情のある、昔から愛でられてきたものだった。



 江戸の昔、「おくのほそ道」の道中、市振(新潟県)で二人の遊女と泊まり合わせた芭蕉には、ハギはどう見えたのだろう。

  一家に 遊女も寝たり 萩と月
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いつ雨が?残暑が厳しかった

2021年09月22日 | 日記
 朝9時までは比較的過ごしやすく体も良く動くが、太陽が高くなるにつれ気温が上昇。昨夜と今朝6時台の天気予報では10時ごろには雨マークがついていたが、9時過ぎの空模様はどう考えても雨が降る感じではない。

 再度チェックしてみると、雨マークが15時からになっていた。洗濯物は助かるが、花木の水やりは困る。今日、明日とジムが休館日なので外ランで走行距離を稼がないといけない。去年の9月は211kmだったので1日平均7km+2kmで超えることができる。昨日までで147km。ちょうど1日7kmのペースなので何とかこの2日間はそれをキープしたいと思った。

 しかし、この蒸し暑さは外ランにとっては最悪のコンディションだ。でも15時から雨ならばそれまでに走っておこうと13時52分に走り始めた。スローペースで7km以上を目指したが、5km過ぎた頃から体にこたえてきた。7kmが限度でゴールしたら風呂に直行。残り湯をかけて汗を流し、体を冷やした。

 結局、15時になっても雨は降らず、17時過ぎになってようやく降り始めた。これならもっと遅い時間帯に走ればよかった。と思ったが、それは結果論。ついていなかったということだ。
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名月と 8分だけの ご対面

2021年09月21日 | 日記
 中秋の名月だが、午後から雲が出て来て夕方には一面雲で覆われ、名月を愛でるのは絶望的。天気予報でも「今夜の月見は無理でしょう」と言っていた。

 22時前に戸締りをするため2階に上がり窓を開け、シャッター閉めようとした時、空の様子が違っていることに気付いた。びっしり覆われていた雲が割れて折からの強風に流されていた。

 「これはひょっとしたら、雲の割れ目から月が顔を出すのでは」と思い、3階に上がり雲の流れを見ていた。待つこと5分と少し雲の切れ間から名月が姿を現し、ご対面!となった。「22時5分で、じゅうごや」というダジャレをつぶやいた。8分足らずで雲に又覆われてしまったが、こういうお月見もいいなぁと思った。
 
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