素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

二条城の魅力が増す

2015年10月27日 | 日記
 『尾上松也の古地図で謎解き!にっぽん探究』今日は「城に秘められた権力者達の思惑」であった。京都市内の中で二条城とその周辺は数え切れないほど通過しているが、じっくり見て歩いたことのない空白地域である。それだけに番組の二条城の部分はとても興味深かった。
 現在観光客で賑わっている徳川家康が築いた二条城についての話は数々の番組で取り上げられてきた。その二番煎じかと思っていたらそうではなかった。
 それ以前に存在していた四つの二条城について古地図とともに解説してくれたのである。
 千年の都と言われる京都は歴史の地層を幾重にも重ねているので奥が深い。断片的に知っていた知識が「二条城」をキーワードにつながったのはうれしかった。室町から戦国、そして江戸のあたりに現代日本の文化、思想的なルーツがあると思っている。四つの二条城の変遷について古地図を参考に見ると「なるほど!」と思うことが多くあった。
  
     この後、伏見桃山城も取り上げていたが、戦国時代を代表する3人の武将で晩年の醜態を除けば秀吉のダイナミックな感覚は比類なきものがあるという感をさらに強くした。

 二条城周辺を散策する機が熟してきたように思える。
   
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