素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

平成紅梅亭~東西特選落語会~へ

2011年03月21日 | 日記
 平成7年より開始され15周年を迎えた読売テレビ主催の落語会である。放送回数も80回を数えた。それを記念しての特別企画が今日の昼夕二公演行われる“東西特選落語会”である。(夕の部)に出かけた。
  今日の楽しみは、①東西の中堅どこでこれからが楽しみな桂吉弥・柳家三三ご両人の舞台。特に、三三さんは飛行機の中で聞いた全日空寄席で知り、生で聞いてみたいと思っていたので楽しみであった。②橘家圓蔵さん。月の家圓鏡時代TVでは売れっ子だったが、落語は今一つという印象を持っていたが、8代目橘家圓蔵になってからはとんとお目にかかる機会がなかった。変貌ぶりを楽しみにしていた。TVを離れて、年を重ねると芸風がガラリと変わる人もいる。③笑点でおなじみの三遊亭小遊三さん。落語を演じているところは見たことがない。どんな芸風か生で感じる機会は少ないので願ってもないチャンス。④桂三枝さんの創作落語を聞く機会が多くなった。以前はあまり関心がなかったのだが、最近はよく練り上げてつくられていると感心している。他の演者さんが多いので、今回で2回目になるがとても楽しみ。

①については、期待通り。これからが楽しみ。②は失望。それなりには笑わせるが、芸で笑わせているのではない。③については、逆に笑点の大喜利とは別人であった。声、所作など一本芯が通っていた。「上方」『江戸』の落語ががっぷり四つに組んだ落語会になったように思える。④については、さすがやと安心して笑わせてもらった。

 日本の話芸は、財産だとつくづく思いながら帰った。
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