素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

寒さゆるみホッと一息

2022年02月26日 | 日記
 朝は放射冷却でグッと冷え込んでいたが、風がないので体感的にはあまり寒いという感じがしなかった。日中は日差しもあり久しぶりに最高気温が10℃を超えた。ホッと一息つくことができた。

 布団を干したり庭に出て花の手入れをしたりと人の動きを感じる。ここ1週間ばかり風の音ばかりで人の気配をほとんど感じない毎日だっただけに嬉しくなる。犬の散歩仲間の人たちも今日はのんびりと話に興じていた。犬同士もワンワンと吠え合いストレス発散か?

 ジムが休館日だったので久しぶりに寝屋川公園までジョグ&ウォーキングとなった。公園内もベンチでくつろぐ人や歩いたり、走っている人が多く見られた。大阪病院の撤去作業も終わっていた。この跡地をどうするのかな?と興味あるところ。

 大阪城公園の梅林にある標本木に5輪ほど開花を認め、梅の開花宣言がなされた。去年より2週間近く遅れての宣言だそうだ。2月に入ってからの冷え込む日の多さが原因だと聞いて納得。

 テレビのほうはウクライナのことでいっぱい。コロナは脇に置かれた感じとなった。おかげで、ウクライナの地政学的な位置、歴史などがわかってきた。鍵を握っているのは中国だと思えてきた。

 「無理が通れば道理が引っ込む」という言葉が思い起こされる。「弱肉強食」は自然界の大きな掟ではあるが、それを乗り越える力を持つのが人類である。理不尽だと思えることでも力に屈して道理を引っ込めざるを得ないことは多々ある。その口惜しさが力をつける原動力となるが、問題は力をつけた後である。その力を背景に近所近辺の弱いものいじめをするようになったら何のために?となる。

 幕末から明治にかけて欧米の列強から押しつけられた不平等条約を粘り強く交渉し、撤回していった過程は学ぶべきだが、その間に付けていった力の誤った使い方も教訓として持っておかないといけない。

 今回のロシアのウクライナ侵攻という現実を目の当たりにして、日本の防衛問題も改めて議論の的になって来るだろう。先人の知恵と失敗に学びながら考えていきたいものである。

 
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