今日交野市議会議員選挙の告示があり、立候補者がはっきりした。「今回の選挙は、前回と打って変わって激戦である」とあちらこちらで聞いてはいたが、顔ぶれを見ると思っていた以上に厳しいという感じがする。
前回は19人の立候補があったが、当落の境界を見れば無風に近い選挙戦だったと言える。
<当選>
山本 けい(無所属)4543票・松村 ひろ子(無所属)2879..197票・みうら 美代子(公明党)2049票
なかたに 政人(公明党)2017票・かたおか ひろこ(自由民主党)1927.802票・友井 けんじ(公明党)1836票
うすぐち 誠二(大阪維新の会)1732票・野口 ようすけ(国民民主党)1701票・さらがい ふみ(日本共産党)1696票
岡田 ともまさ(大阪維新の会)1675票・松本 直高(無所属)1657票・藤田 まり(日本共産党)1543票
いさき 太陽(大阪維新の会)1372票・くぼた 哲(無所属)1295票・北尾 まなぶ(日本共産党)1072票
<落選>
くろせ 雄大(無所属)830票・藤本 やすお(無所属)455票・信時 一智(NHKから国民を守る党)466票・北村 まりこ(無所属)286票
それに対して今回は22人の立候補があり、しかも落選の可能性が大である候補は1人だけ。残りの21人は誰が当選するのか予測が難しい。
以前にも書いたが、この厳しい選挙戦の発端は1年前の交野市長選で3選を目指す黒田氏が、圧倒的に有利な政治情勢にも関わらず、市議だった山本氏に敗れたこと。黒田氏の市民の声をはねつける高飛車な姿勢が招いた結果である。
新市長になった山本氏は公約実現のために議会との応酬に苦労をした。そこで、議会に自分と思いを同じくする議員を送り込むことにし、阪本氏と松永氏が立候補することになった。両候補のポスターには山本市長も入るという熱の入れようである。2期連続ダントツの票を獲得した山本氏の票がそののまま流れれば1000票と言われている当落ラインは越えるのだがさて・・・・
落選した元市長黒田氏が立候補したのも皆の驚くところであった。市議2期、市長2期と知名度も支持基盤もあるが、巷の予想は「楽々当選するだろう」と「いやいやそう甘くはないだろう」と分かれる。権力の座から落ちた政治家を有権者はどう判断するか、興味あるところである。
大阪維新の会、前回3人の当選を果たし躍進したが、今回は2人増の5人を擁立した。国政選挙でも勢いがあるが、5人は異例の多さである。勢いが本物かどうか試されている。
自民党も、片岡氏が」無所属となり、府議選で敗れた元市議松本氏と新人の前田氏が公認されている。内部ではいろいろあったのではと勘ぐってしまう。
また、立憲民主党と国民民主党と連合大阪の微妙な関係も反映されてか今回は2人が無所属で立候補している。共産党と公明党も国政レベルの伸び悩みが課題となっているが、地方レベルではきめ細やかな活動で安定した支持基盤を築いてきたが、今回の激戦でそれぞれ3名を死守できるか、剣が峰に立たされている。
久しぶりに緊迫感のある選挙。10日の開票が楽しみである。
前回は19人の立候補があったが、当落の境界を見れば無風に近い選挙戦だったと言える。
<当選>
山本 けい(無所属)4543票・松村 ひろ子(無所属)2879..197票・みうら 美代子(公明党)2049票
なかたに 政人(公明党)2017票・かたおか ひろこ(自由民主党)1927.802票・友井 けんじ(公明党)1836票
うすぐち 誠二(大阪維新の会)1732票・野口 ようすけ(国民民主党)1701票・さらがい ふみ(日本共産党)1696票
岡田 ともまさ(大阪維新の会)1675票・松本 直高(無所属)1657票・藤田 まり(日本共産党)1543票
いさき 太陽(大阪維新の会)1372票・くぼた 哲(無所属)1295票・北尾 まなぶ(日本共産党)1072票
<落選>
くろせ 雄大(無所属)830票・藤本 やすお(無所属)455票・信時 一智(NHKから国民を守る党)466票・北村 まりこ(無所属)286票
それに対して今回は22人の立候補があり、しかも落選の可能性が大である候補は1人だけ。残りの21人は誰が当選するのか予測が難しい。
以前にも書いたが、この厳しい選挙戦の発端は1年前の交野市長選で3選を目指す黒田氏が、圧倒的に有利な政治情勢にも関わらず、市議だった山本氏に敗れたこと。黒田氏の市民の声をはねつける高飛車な姿勢が招いた結果である。
新市長になった山本氏は公約実現のために議会との応酬に苦労をした。そこで、議会に自分と思いを同じくする議員を送り込むことにし、阪本氏と松永氏が立候補することになった。両候補のポスターには山本市長も入るという熱の入れようである。2期連続ダントツの票を獲得した山本氏の票がそののまま流れれば1000票と言われている当落ラインは越えるのだがさて・・・・
落選した元市長黒田氏が立候補したのも皆の驚くところであった。市議2期、市長2期と知名度も支持基盤もあるが、巷の予想は「楽々当選するだろう」と「いやいやそう甘くはないだろう」と分かれる。権力の座から落ちた政治家を有権者はどう判断するか、興味あるところである。
大阪維新の会、前回3人の当選を果たし躍進したが、今回は2人増の5人を擁立した。国政選挙でも勢いがあるが、5人は異例の多さである。勢いが本物かどうか試されている。
自民党も、片岡氏が」無所属となり、府議選で敗れた元市議松本氏と新人の前田氏が公認されている。内部ではいろいろあったのではと勘ぐってしまう。
また、立憲民主党と国民民主党と連合大阪の微妙な関係も反映されてか今回は2人が無所属で立候補している。共産党と公明党も国政レベルの伸び悩みが課題となっているが、地方レベルではきめ細やかな活動で安定した支持基盤を築いてきたが、今回の激戦でそれぞれ3名を死守できるか、剣が峰に立たされている。
久しぶりに緊迫感のある選挙。10日の開票が楽しみである。