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できるか?

漆喰に良さは・・・

2017-07-01 | 建材
古くから漆喰が使われたのには、
それなりの理由があるはず・・・

その一つは・・
風雨に弱い土壁そのままに比べて防水性を与えることが出来るほか、
不燃素材であるため外部保護材料として、活用された。

こんな事・・昔の人、どうやって知ったのだろう?

古くから城郭や寺社、商家、民家、土蔵など、
木や土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられてきた建築素材である。

面土や鬼首などの瓦止めの機能のほか、
壁に使用される場合には、通常で3 - 5ミリ程度、
モルタルなどへの施工の場合は10数ミリ程度の厚さが要求されている。
塗料やモルタルなどに比べ乾燥時の収縮は少ないものの、
柱などとの取り合い部に隙間が生じやすいため、施工の際には留意が必要である。

漆喰が、仕上げ材として形成されるまでのプロセスは・・・
主成分の水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収しながら硬化する、
いわゆる気硬性の素材であるため、
施工後の水分乾燥以降において長い年月をかけて硬化していく素材でもある。

二酸化炭素を吸収してくれるのなら、地球温暖化の対策になるか・・・?

水酸化カルシウムは硬化後、炭酸カルシウムとなるため、
当初から炭酸カルシウムを骨材として含有するものが漆喰とされる場合もあるが、
一般には水酸化カルシウムが主たる固化材として機能するものに限定されている。

近年では化学物質過敏症の原因の主たるものとされる、
ホルムアルデヒドの吸着分解の機能があるものとして注目を浴びている。 

これは素晴らしい機能・・・珪藻土同じ効果を持つ。
それでは・・・どのような漆喰があるか?


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