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漆喰の分類・・・

2017-07-02 | 建材
ここでWikipediaに登場頂いて・・・
 日本における漆喰は現在、大きく5種に分けられる。

本漆喰
旧来漆喰とされてきたもの。
現地にて昔ながらに海藻(フノリ)を炊いてのりを作り、
麻すさ(麻の繊維)と塩焼き消石灰を混合して作られる。

土佐漆喰
3ヶ月以上発酵させた藁と塩焼き消石灰と水を混合し、熟成させたもの。
そのため藁の成分が発色し、
施工直後から紫外線で退色するまでは薄黄~薄茶色の姿に仕上がる。
練り状の製品しか存在しない。

既調合漆喰
いわゆる「漆喰メーカー」が製造した漆喰製品。
一般に塩焼き消石灰と麻すさ、粉末海藻のり、
炭酸カルシウムなどの微骨材が配合された粉末製品。
水を加え練ることで漆喰として使用される。
近年では海藻のりに加え、合成樹脂を使用した製品や、
化学繊維を使用した製品、顔料を混ぜて色をつけた製品もある。
また、練り置き済み製品も存在する。

琉球漆喰(ムチ。沖縄方言で「餅」の意)
藁と生石灰を混合したものに水を加え、
生石灰に消化加熱反応を起させることで藁を馴染ませ、
さらにそれを擂り潰し熟成させたもの。
土佐漆喰に比べ藁の混入量が多いため、
紫外線で退色するまでは濃黄~薄茶色の姿に仕上がる。
練り状の製品しか存在しない。沖縄の屋根瓦工事を中心に用いられる。

漆喰関連製品
近年上市されている、漆喰の機能を有するとされる塗料や
海外製の消石灰が配合された塗り壁材など。
現状は既調合漆喰との区別をする規定がない。

上記5種以外に、本漆喰から派生した地域独特の漆喰が存在する(肥後漆喰など)。



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