手助けサークル。家造りを自力でやりたい。 ちょっとしたアドバイスと助力を得て、 自分の家を持つ。

ミッドセンチュリーに生まれた世代が、次のステップを
見据えて“終の棲家”を作る。ミステリアスな家が
できるか?

もっと光を・・・

2010-10-17 | 家造り
都市型住宅が陥りやすい過ちは・・・

<もっと光を・・・或いはもっと陽を・・・>かも知れない。


鋸屋根の向きを変えると、このようになる。


                

                最小ハウス49


鋸の垂直面は壁で、傾斜する部分がサッシュになる。

見ての通り、屋根全体が開口になる。

太陽は燦燦と部屋に降り注ぐはず・・・

しかし・・・リスクも燦燦と降り注ぐ。

その1

雨水の処理。

いくら技術が進歩しても、雨漏りはなかなか防げない。

重力がある限り、水は垂直に流すのを基本としたい。

このハイサッシュ・・無理してできなくはないが、リスクは注文した本人が被ること。

その2

環境設定(室温)の調整ができない。

ご存知のように、夏場の温室・・・絶対生活できない。

カーテン・ブラインドの類では、太陽に勝てない。

機械空調に頼るのは、今の時代引け目を感じる。

その3

ガラス面の清掃がやりにくい。

気づきにくいのがこの点。

日常の生活で、汚い窓を毎日見上げなければならない・・・

これは結構きつい!

以上3点を承知の上で、あえてこの様な形態の屋根を作るとすれば・・・

動機はただひとつ

夜空の星(都会には輝いているだろうか)を眺めながら・・・

一日を終える楽しみか?