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できるか?

南北に長い住宅で、陽の光をうまく取り入れるには・・・

2010-10-09 | 家造り
市街地では、南北に長い土地形状が多い。

少しでも南面する土地形状にするには・・・

工夫の結果だろう。


日本の住宅では、南面神話が今でも根強い。

冬の陽の暖かさは捨てがたいから。

それでは、如何に陽の光を住宅に取り込むか・・・


               


               最小ハウス46


上に<腰屋根>と呼ばれる工夫を取り入れた断面形状を書いた。


左が住宅の平面図。

右の二つが、平面を基に考えた断面図。

右に90度回転しているので、チョッと見難いが・・・ご勘弁を。

 
腰屋根には高窓がついている。陽の光が入る方向を点線で示した。

断面の違いは腰屋根の位置。どの部屋にどの方向から光を入れるか・・・

この関係で、腰窓の位置が変わる。

平面図に近いほうの腰屋根位置が、各部屋への光の入り具合がよい。


この住宅は平屋なので、屋根上には簡単に出れる。

腰窓のメンテナンスも踏まえ、屋根上へのルートもしっかり計画するほうがよい。