Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

笊ヶ岳 ④ 桧横手山~布引山

2021-08-31 20:11:04 | 旅行記


少し崩落した山の斜面は花が多く咲いていました。タカネビランジかな?

イワオトギリ?

北西には聖岳が目の前に。初めて登った3000m級でしたし、思い出深い山の1つです。

布引山の山頂が近づいてきました。

ミヤマアズマギク

布引山山頂直前にキノコのとうせんぼを受けました。

10:00 10.5km地点の布引山(標高2584m)にようやく到着。ここまでコースタイム8時間50分に対して4時間50分でした。自分的には4時間30分は切れると思っていたので、ちょっとヘコんでいました。

ここから山頂までは約2kmで標高差100mほど。一度170mほど標高を下げて最後200m上げるルートですが、ここまでの道のりを考えるともうスタミナ切れ等考えなくてもよかったので、ペースを上げることにしました。

布引山から笊ヶ岳までの標識は2つ。2500mと鞍部(2410m)を示すものでした。

10:30 ようやく笊ヶ岳山頂を見ることができました。でも山半分:東側が完全にガスに覆われていました。桧横手山から布引山までの植生が変わったのが理解した気がしました。
鞍部から山頂までは距離500mで200mの登り。ここが最後の踏ん張りどころと思って、残りを登っていきます。
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笊ヶ岳 ③ 山の神~桧横手山

2021-08-29 18:49:55 | 旅行記


プチ休憩がてらに写真を。全く花がなかったので、キノコ:ナギナタタケです。

モリノカレバタケかな?

7:25 標高1470m付近。足元にワイヤーが多くなってきたなと思ったらこんな機械が残っていました。

ようやく花が出てきました。カニコウモリです。

8:35 8.6km地点 桧横手山(標高2021m付近)まで来ました。看板が見当たらなくてわかりませんでしたが、一応この辺りが休憩&幕営ポイントです。
広河原から標高差1100mを約2時間で登ってきた感じです。ここまで来れば布引山まで標高差500m&山頂まで600mなので、一気に気が楽になりました。
ここで約10分休憩。次の目標は布引山(標高2584m)で距離1.8kmコースタイム2時間30分です。

苔の中のホテイシメジorカヤタケ?

途中のこの案内は今年作ったのかな?かなり新しい感じです。


急登は続きますが、布引山までの道のりは植生が完全に変わりました。シダが多くなり、足元も滑る場所が増えました。

久しぶりに花を発見!ホソバトリカブトです

急登の終わりまで距離残り500mを切ると、樹林帯から抜けてきました。

ミネウスユキソウも発見

ここから布引山までの短い時間が、この山の高山植物スポットでした。急ぎたい気持ちはありましたが、少しペースを落として花を探しながら登っていきます。
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笊ヶ岳 ② 広河原~山の神

2021-08-27 20:11:07 | 旅行記

廃屋から広河原までは距離約2.8kmで標高差は約300m。歩いている感じでは全く登っていないくらいの感覚でした。

ただの林道ではなく、気分はアスレチックコースという感じ。

歩きやすいし危ない箇所には柵もあってとても安心できました。

5:50 2.8km地点のタケ沢吊り橋です。吊り橋も久しぶりでした。

吊り橋の後は地下水が染み出てる場所やプチ崩落箇所が多くなり、足元も滑りやすくなりました。
このハシゴいる?と思って近づいたら、これ利用しないと行きも帰りも通過できませんでした。

そして一番危ない場所はここ。

通過後に撮ってますが、正直近いうちに壊れるかも?と感じさせる橋でした。

沢の音がだんだん大きくなり、景色も苔むしてきました。

6:25 約5km地点 広河原(標高約920m)まで来ました。ここが最後の水場なので、水分補給と水筒を満タンします。
ここまでのコースタイムは1時間55分に対して約1時間15分。1時間以上歩いてきたという実感がないくらいサクサク進んできた感じでした。

正面がルートですが、あの坂の角度が凄かったです。ちなみにあの角度がしばらく続きます。
一応ここが増水時に注意の場所ですが、危険というほどではないですが、やはりちょっと水量が多かったと思います。
沢内に足の置き場が見当たらないので、ここでの渡り方は、

丸太を跨いでズリズリっと進むしかありません。意外と面白かったです。

渡り切ったら急登の開始です。まずはいったん落ち着くポイントまで桧横手山(標高2021m)は距離3km 標高差1100m コースタイム約4時間10分です。
急登のレベルはちょうど剱岳:早月尾根の馬場島~早月小屋とほぼ同じです。正直、途中で写真を撮る余裕はほとんどありませんでした。

7:00 6.3km地点 山の神(標高約1200m)です。約30分で標高差300m登ったので、実はかなりのハイペースでした。
ここまででも十分に息が上がる道ですが、急登が終わる布引山山頂まではまだ約1370mも登らなくてはならず、中間点にも到達していません。
桧横手山までは絶対にGPSを見ない&絶対に止まらない事だけを考えて、無心で登り続けます。
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笊ヶ岳 ① 老平~廃屋跡地

2021-08-25 20:06:22 | 旅行記

8月3週連続の最後は南アルプス:笊ヶ岳(ざるがたけ)へ。
この山も南アルプスでの難関の1つで、行く日や装備等十分に準備して挑みました。

23日9:00出発→24日0:00 笊ヶ岳登山口のある雨畑湖そばの老平駐車場に到着。
車は約5台くらいしか止める場所はありません&周囲も止められそうな場所は無かったと思います。
出発は5:00と決めていたので、それまで仮眠をとります。

4:20起床 ゆるゆると支度をして時間まで待ちます。

笊ヶ岳までのルートは、主にここ老平からと椹島からの2パターンですが、椹島からだと利用する登山バスの関係で宿泊条件が付く為、日帰りで行く場合は老平ルートが最短距離になります。
最短距離といっても、コースはここ老平(標高約500m)から距離往復25km 標高差2100m+登り返し170m+200m コースタイム 往路9時間50分・帰路6時間5分 合計約16時間と超ロングランコースです。途中に山小屋等は全くなく(幕営できる場所は1か所だけあり)、早朝出発での日帰りがほぼ必須になります。


5:10 登山開始。駐車場から1分くらいの場所にあるこのゲートがスタート地点です。
途中に沢があるので水の心配はありませんでしたが、エネルギー切れだけは注意だった為、確実に3回の休憩を取る計画でした。
一応、山頂には10:30頃(約5時間30分)でここには14:00~14:30頃(約4時間30分)に戻って来るかな?というイメージでした。

まずは約2kmの林道歩きからです。

約800m地点 途中でこんなトンネルもあります。

約1.7km地点 林道の左右別れ道。ここで右に行きます。標識があるので間違える事はないと思います。

さらに100mほど進んだ場所から登山道が始まります。

5:38 約2km地点 登り始めてすぐに小屋が見えてきました。

廃屋(標高約610m)です。山小屋?それとも民家?生活感も残っており、暗かったらかなり不気味でした。
笊ヶ岳の本番はまだまだ。変化に富んだ9kmの道のりが残っています。
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御正体山 ③ 前ノ岳~山頂

2021-08-22 18:38:29 | 旅行記


前ノ岳を通過後すぐに崩落個所がありました。唯一ここがちょっと危ないと思った場所でした。

花が全くなかったので、キノコを撮りました。

急登に入りました。距離にして800mくらいなので、慌てずに登っていきます。

急登が終わって平坦な道の先に

山頂手前にちいさな祠が出てきました。ここで一礼をして先に進みます。

最後にしてようやく出てきた花に囲まれた先がゴールでした。

10:55 5.5km地点 2百名山48座目 御正体山(標高1682m)に到着です。タイムは1時間55分とまぁまぁな感じでした。

天皇陛下がご登頂された記念碑がありました。確か千葉の富山(とみさん)にもありましたよね。

帰り道。雨が少し強くなってきた中での下り。ここでも行きに撮り忘れたキノコを。

12:25 下山完了。帰りは1時間30分でトータル3時間20分でした。まぁ体慣らしにはちょうど良かったかな?

今年年始では、今年中に2百名山50座まで達成というのが目標でしたが、これはあっさりとクリアできそうです。
現在の状況で全国各地を飛び回るのはちょっと難しいですが、これからも行けるタイミングで1つずつ潰していきます。
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御正体山 ② 石割山分岐点~前ノ岳

2021-08-20 19:52:59 | 旅行記


石割山分岐点からは山頂までは奥ノ岳(標高1371m)・中ノ岳(標高1411m)・前ノ岳(標高1471m)という3つのピークがありますが、それぞれの距離がそれぞれほぼ約1㎞ずつ計4.1kmと非常にわかりやすくなっています。

ほぼ平坦で広い稜線を歩いていくと

9:42 1.8km地点の奥ノ岳です。そのまま通過して約300m歩くと

急に景色が開けて鉄塔が出てきました。

この一角だけが全く雰囲気が違うんです。

本当はここから綺麗な富士山が見えるはずなんです。冬場にここから見るご来光がきれいだそうです。

9:52 きれいな標識が出てきました。ここから山頂までは1時間50分と書いてありますが、距離・標高差を考えてもここまではかからないだろうな…

中ノ岳までの途中でちょっと気になった場所。木に何か巻いてる。林業の方ならわかるでしょうけど、何だったんだろう。

10:10 3.5km地点の中ノ岳です。奥ノ岳~中ノ岳までは一度100m程標高を下げてからの登り返しなので、ちょっとキツめです。

10:27 4.5km地点の前ノ岳。ここまでは登り返しも50mほどなので、快適に進んで来れました。
ここから山頂までは残り1.1kmで標高差は登り返しも含めて約250m。短距離での200m登りという事は最後に急登があるので、山頂まで慎重に登っていきます。
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ブログ開設2500日 御正体山 ① 山伏峠~石割山分岐点

2021-08-18 21:04:07 | 旅行記

8月16日~17日は南アルプス縦走予定の日でした。天候が悪かった事もあり、とりあえず農鳥岳の1座往復だけでもという気持ちで行ってみました。

1:00自宅出発→3:05 160km走って奈良田温泉到着。
約2時間の仮眠。5:15目が覚めて外を見たら、雨が止んでいました。天候は一応午前中は雨は降らない予報でした。
5:55 行けるのかな~くらいの思いで、とりあえず登山道に向けて歩き始めます。

奈良田~広河原間のバスは大雨により運休。すでに嫌な予感がするほどの川の濁流でした。


6:15 広河原に向かう道路の通行止め看板を見て急にやる気が無くなり、ここで引き返すことに。
この縦走はまた今度 9月最終週に来ることにします。

このまま帰るのも嫌だったので、いつでも(雨でも雪でも)行ける山として残しておいた御正体山へ行く事にしました。

8:55 100km走って御正体山登山口:山伏峠に到着。車は山伏峠バス停そばに停めさせていただきました。
コースはここ山伏峠から距離往復約11km 標高差580m(登り返しがあるので実際は約750m) コースタイム 約5時間30分でした。
雨は12:00くらいから降る予報でしたので、何とかそれくらいまでには下りる目標(約3時間~3時間30分くらい)でした。

距離はたったの180mですが、トンネル歩きはちょっと怖いです。
*今回ノーチェックで登ったので帰ってから知ったのですが、トンネル通らなくても車を止めたあたりから登山道に合流する道があったようです。

9:05 ここから登りが始まります。


9:09 菰釣山方面(トレイルコース)分岐点に到着。まずは石割山分岐点を目指します。

石割山分岐点までは距離約1㎞で標高差は200m。平坦な道と短距離の急登が続きます。

9:35 1.5km地点の石割山分岐点(標高1322m)到着。この先もリボン等の目印はほとんどありませんが、稜線沿いの一本道だったので道を外れることなくサクサクと進んでいきます。
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聖火リレー@御前崎

2021-08-17 18:44:23 | スポーツ

先にこちらから

8月17日は静岡県内でのパラリンピック聖火リレーの日でした。

休みの日&聖火リレー出発地点が自宅から1kmの場所だったので、いろいろ気になることもありますが見てきました。

まさか実際に聖火トーチ&聖火を見ることができるとは思いませんでした。
パラリンピックはテレビ観戦でしっかりと応援したいです!

お土産はこちら。非常に満足なこの日の夕方でした。

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富士山3rd ③ 9合目~山頂

2021-08-15 18:28:48 | 旅行記


9:00 9合5勺(標高3590m)を通過。ここから山頂まで500mと記されていますが、山頂(剣ヶ峰)はさらに300mほど先です。

誰もいなく、静かな富士山を登っていきます。

9:24 頂上浅間大社前の鳥居まで来ました。

9:25 ようやく登り切りました。前回は快晴の中でしたが、今回は完全に雲の中。

剣ヶ峰も見えません。道を知っているから良いものの、誰もいないしやはり少し不安になります。

山頂に近づくにつれて更に風も強くなり、

9:38 百名山100座目 富士山:剣ヶ峰(標高3775.63m)に到着です。時間は3時間8分で前回とほぼ変わりませんでした。でもここまで行ったら3時間切りたかったなー。
当時の気象状況は気温6.1度 風速約18m/s 気圧641.8hPaでした。風が強かった事で体感温度もかなり低く、指が凍傷になるか くらい寒かったです。
山頂部付近には職員さんが数名いましたが、この時点では自分が日本で一番高いところに立っているんだな~なんて考えていました。

帰りは急いで帰りたいと思いつつも、前回はここから一気に体調が崩れたので、ペースを上げない&普通の呼吸ではなく常に深呼吸を意識する事で酸素量を多く取り込もうと心がけました。


帰り道は本当に多くの方とすれ違いました。なかでもシンガポールからのパーティーとの会話は楽しかったです。

標高2600mを切る6合目までは呼吸に気を付けていたら、結局前回ほどの高山病症状は出ませんでした。

帰りは2時間10分で下山完了。1時間に1本の水が塚行きバス停に8分前に到着する事が出来ました。

13:35 駐車場まで戻りました。
今回登ってみて、やはり呼吸を意識すれば標高3000mを超えてもほぼ大丈夫だなと感じました。
今後の4000~5000m級に向けて大いに参考になりました。

毎年お盆の季節は縦走を予定していますが、ちょっと今年は色々な面で状況が悪いです。
日帰り&静岡からなるべく出ない&人と接触機会の少ない場所を選んで、残りの夏山登山を楽しみます。
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富士山3rd ② 6合目~9合目

2021-08-13 19:04:10 | 旅行記


ちなみに当日の気象状況こんな感じ。登山中も寒かったため、長袖を着ていました。

雲海荘から約30分、7合目が近づいてきました。

振り返っての6合目方面。もうかなり下に感じられます。

7:17 7合目に到着。ここで20名くらいのパーティーを追い抜きます。
ここから先は出会う方ほとんどが外国籍の方でした。

そのままノンストップで次に向かいます。

7:45 元祖7合目(標高3010m)に到着。一応今回の目標にしていた3000mを超えました。

ここには3名くらいだったかな?さすがに標高が高く、座り込んでいる方も多くなってきました。
ここで約3分間燃料と水分100mlくらいを補給します。寒い(涼しい)事もあり、全く汗もかいていなかったので、水分補給の必要性は感じませんでした。

次は8合目。山頂付近の雲がなかなか抜けないなぁ~という感じでした。


8:15 8合目(標高3250m)です。これで北岳(標高3193m)の標高も超えました。ここでも外国籍の方のパーティー約8名をパスします。
ここから山頂まで残り1.6kmと書いてあり、もうあっという間だなという感じ。

このあたりから完全にガスの中に入り、気温もぐっと下がってきました。距離は短いですが残り標高差はまだ約500mほど。

8:40 9合目 萬年雪山荘(標高3420m)に到着。ここでは2名の方がいらっしゃいました。
そしてここもノンストップで通過したところで、この先見上げても誰もいない事に気付きます。
どうやら先頭に立ったみたいでした。ここで少し欲が出て、どうせならこの日一番最初に山頂に立つ人になってしまおう!
高山病症状が出ない様とにかく気を付けつつも、ちょっとだけスピードを上げました。
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富士山3rd ① 水が塚~6合目:雲海荘

2021-08-11 21:35:30 | 旅行記

オリンピックも終わって、さぁ山に行こう!と思って準備していましたが、台風9号の影響で予定していた場所が登れるようなコンディションではなかったため、標高慣れ&暇つぶしも兼ねて富士山に行く事にしました。

1:15出発→120km走って3:15に富士山登山口のある水が塚駐車場に到着。
こんな時間だってのに約30台くらいかな?もうすでに準備完了している人もいるし、さすがは富士山です。
この時の気温は約15℃くらいかな?まだ台風の影響で風も強く、肌寒く感じました。

5:05 仮眠をとって目を覚ましたら日の出の時刻と重なり、とてもきれいな富士山を見る事が出来ました。
周りもだいぶ賑やかになっていて、車も100台くらいになっていました。
山頂付近は小さいながらも雲が流れており、風の強さが感じられました。

おまけに東の空の写真です。

この後6:00始発の5合目行きバスに乗車。スタッフの方の会話から約120名の方がいらっしゃったようです。
その前にもタクシーで約20名くらいが先に登っており、同じ時間に山頂に向かう方は全部で約150名くらいでした。

6:30 富士宮登山口(標高2400m)からスタートです。
2019年9月10日に友人と登ったコースと同じですし、今回は次週以降の3000m級縦走の高度慣れと、前回登った時に高山病で体調が非常に悪くなった検証も兼ねていました。コロナの影響で補給ポイントも少ない事から、念のために水分は2L分持っていきました。

まずは6合目まで。バス下りてから登山開始したのが1番早かった事もありますが、お盆&夏休みにもかかわらずこんなに人がいない富士山もちょっと不思議でした。

この時の標高2400m付近の気温は13℃くらいかな?ここから見える麓の町の気温は、この時間でも27℃くらいで最高気温が35℃以上の予報でした。
そして右側には本当は登る予定だった南アルプスの山々に雲がかかっており、こっちに来たのは正解だったなと感じました。

6合目付近。伊豆方面の雲海がきれいです。

6:40 6合目 雲海荘を通過。

ここから各山荘での宿泊者とタクシーで先に登った方と出会います。
とにかく自分のペースで黙々と登る事だけを考えて、先を進みます。
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鳥甲山 ③ 山頂

2021-08-08 21:11:40 | 旅行記


山頂直下の屋敷口コースとの合流点です。全く目印はありませんが、ここが分岐点(合流地点)だというのはすぐにわかりました。

ここから山頂は残り約200m程。標高差50mくらいを登ると、

9:40 4.6km地点 2百名山47座目 鳥甲山(標高2030.7m)に到着しました。ここまで3時間5分で、やはり予定よりも時間がかかった印象でした。

山頂自体はあまり展望はないですが、その手前からの苗場山と眼下は秋山郷の集落です。

約2分くらいで下山開始。分岐点に戻りました。こちらは左側方面の屋敷口コースの稜線で、こっちの方が距離はありますが比較的傾斜が緩やかなのが特徴です。
体の疲れ具合から今来た道を戻る(ムジナ平コース)か周回コース(屋敷口コ―ス)にするか大いに悩みましたが、水場はないですが道がわかっているムジナ平の方が計算しやすかったので、元来た道を戻る事にしました。

山頂直下からの白嵓の頭。あそこまで登り返すのもちょっとイヤだな…という感じでした。

白嵓の頭を超えてからの稜線下りが、真正面に太陽&さらに気温も上昇したことから、とにかく大変でした。

11:45 最後は気力で無事下山完了。とにかく体を冷やしたい!と思って切明温泉に立ち寄りましたが、まさかの営業時間外。結局そのまま越後湯沢まで戻りました。

当初の予定では1本早くに乗るつもりでしたが、今日の出来ならばこんなもんでしょうという感じで14時台の新幹線で帰りました。

さぁついに本日でオリンピックも終了しました。選手の方・関係者の方・携わった全ての方へ、本当にお疲れ様でした。
テレビ観戦のみでしたが、本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。

今週からいよいよ8月の山行スタートです。今月は久しぶりに3000m級がメインになります。まずは高度慣れ と言いたいところですが、今週台風なんですよね…。無理しない程度に行く場所を考えます。

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鳥甲山 ② 小水ノ頭~カミソリ岩

2021-08-06 20:15:20 | 旅行記


短い距離の急登→平坦な道を繰り返す稜線を進み、目の前にさらに壁が出てきました。
この頂上が白嵓(しろくら)の頭で、通過した万仏岩からは標高差が500mあります。

このあたりから花も出てきました。アザミです

コオニユリかな?

水の消費量を抑えなくてはならないので、限りなくペースを落としつつも止まらないように1歩1歩登っていきます。

8:45 約2.9km地点の白嵓の頭(標高1944m)です。この場所が日陰でちょっと涼しくて本当に良かったです。
鳥甲山の山頂が2038mだから、あと1.5kmで100m程登れば着くよね?なんて軽く考えていましたが、そうはうまくいかせてくれませんでした。

まずは標高差100m以上を一気に下って、2番目の難所であるカミソリ岩まで向かいます。
カミソリ岩は左側の山肌が出ている場所で、そこのギリギリ上部を通過します。

反対側から見たカミソリ岩です。この上を渡るような感じです。

カミソリ岩通過後の道。こっちの方が危なく感じました。

鳥甲山本体に取り付きました。風も全くなく、気温30℃の登りが続きます。

そして高山植物の植生も変わりました。ニッコウキスゲやシモツケソウです。

我慢の登りもあと残り300mくらい。もうこの辺りでは帰りの補給&給水タイミング等を計算しながら山頂までの道を進みます。
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鳥甲山 ① ムジナ平登山口~小水ノ頭

2021-08-03 23:10:40 | 旅行記

2日目は鳥甲山です。

すでにこの時の気温は約23℃(標高約1020m)で、この日の栄村地区の最高気温は32℃くらいだったような。山頂がすでに見えていますが、かなり暑くなりそうな感じです。

6:05 宿を出発です。一晩ありがとうございました。

6:25 約5km程走って登山口の1つ ムジナ平登山口(標高1020m)に到着です。
ここから登ると距離4.6km 標高差1020m コースタイム7時間30分で、もう1つの屋敷登山口(標高970m)からだと距離4.6km 標高差1070m コースタイム8時間30分となります。
地図&GPSではムジナ平登山口付近に水場があるとの事だったので、この気温もあったので迷わずムジナ平にしました。

6:35 登山開始。まずは300m先の水場に立ち寄る予定でしたが、周囲どこを探しても水場&案内はなく、10分程ウロウロしましたが断念。結局手持ちの700ml1本の水のみで30℃&約5時間(予定)の登山を強いる事になりました。


絶対にペースを上げない&なるべく日陰をと思っていましたが、スタートから50分ほどの1.3km付近 小水ノ頭(標高1437m)でもう稜線に出てしまいました。

距離ではたったの残り3kmでしたが、水の飲めない我慢の稜線歩きの始まります。

7:35 このコースで最初の難関である岩場&クサリ場を登ります。ここから先は自分のトレーニング山としてお気に入りの妙義山に雰囲気がよく似ていました。そして登り終えて思ったことは、このコースで行く場合はヘルメットが必須ですね。
稜線上の気温はすでに約30℃。太陽は真後ろだったのが唯一の救いでしたが、まぁ帰路を考えつつ行ける所まで行ってみよう、くらいで先を進みます。
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佐武流山 ③ 山頂~下山

2021-08-01 19:10:49 | 旅行記


分岐点から約300mで坊主平に到着。止まらずにそのまま進みます。

プチ急登を登り終えると稜線沿いに出ました。ここで佐武流山の山頂がようやく見えました。

さあついに山頂が目の前に。

ここでコバイケイソウが登場

最後はほとんど平坦な道を進むと、

14:10 10.3km地点 2百名山46座目 佐武流山(標高2192m)に到着です。コースタイムは3時間50分で、暑さもあったしまぁこんなもんでしょう という感じでした。
やっぱりここも難コースでしたが、先週の大無間山に比べたらかなり楽に感じました。
思ったよりも少し遅くなってしまったので、早々に下山を開始します。

帰りは少し余裕があるので、花を撮りながら下ります。
キヌガサソウかな

イワハゼ?コケモモ?

マイヅルソウですよね

ワルサ峰あたり。なぜこの岩(花崗岩)だけ周りと違うの?と思って撮りました。

帰りの急登で。このキノコすごくないですか?キノコの傘から樹液が出てるみたい!

ようやく渡渉地点まで戻りました。ここで少し休憩。本当はザブーンっていきたいくらい体が火照っていましたが、頭からいっぱい水をかぶって体温を下げました。

林道を歩き終えて、最後の下り約1.2kmです。

ゴールが見えました。

 無事下山する事が出来ました。ここで気付いたのですが、麓ではかなり雨が降っていたようで、道路や車が濡れていました。下山中に降らなくて本当に良かったです。

そのまま約2km先のお宿に到着

キャンプ場が併設されていますが、奥から視線を感じます…

泊まってから知ったのですが、ここのご主人が中心メンバーになって、過去 残雪期のみしか登る事ができなかった佐武流山に、通年登れる登山道を作ったそうです。本当にありがとうございました。


夕食と朝食は本当にたくさん&おいしく頂きました。
佐武流山に登りますって言って予約したからかな?かなりボリューム満点にしてもらいました。ありがとうございました。

翌日(7月20日)はお隣の鳥甲山です。まぁ距離も標高差も佐武流に比べれば!なーんてたかを括っていましたが、結果かなり大変な思いをしました。
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