Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

更新お休みします

2022-06-30 17:06:19 | 日記


まだあと2座残っていますが、しばらく更新をお休みします。

復活したら、またよろしくお願いいたします。
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天塩岳 ③ 山頂~下山

2022-06-28 18:53:12 | 旅行記


避難小屋からはなだらかな登りで、風も出てきて少し寒い中歩いていくと、

ガスの中、山頂の標識が見えてきました。

13:18 2百名山77座目 天塩岳(標高 1557.6m)に着きました。 山頂までのコースタイムは約2時間30分でした。途中のロスタイムを考えると、まぁまぁだったのかな?
これだけガスると何にも見えなくてつまらないので、この写真だけ撮って約1分で下山開始。

帰りは行きで撮り忘れていた花を撮りながら下ります。エゾツツジかな?

エゾノリュウキンカかな?

14:37 連絡道分岐点まで戻ってきました。行きと同じルートなら右ですが、沢が渡れないので左の新道ルートに迂回します。

15:04 新道登山口に着きました。こっちの方がルート的には安全でしたね。

ここからあと1km歩きますが、雨が本降りになって、登山道の途中でなくてよかったなぁ~という感じでした。

15:15 無事下山完了。帰りは1時間55分でトータル約4時間20分でした。
この後約175km走って増毛まで移動なので、ぐしょ濡れの衣類等を暖房全開にして乾かしながら行きました。

15:55頃 天塩岳ヒュッテから2~3km地点に、絶対に会いたくなかった方々が。今回は車だったからよかったものの、徒歩中だったら恐怖でしかありません。
1回会うと続きそうだから嫌なんですよね~。
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天塩岳 ② 連絡道分岐点~避難小屋

2022-06-26 18:17:33 | 旅行記

連絡道分岐から少し歩くと、見慣れない色の花を発見しました。

サンカヨウです。普段は白い花ですが、雨になって花びらに水分がたまると色が透明になる花として有名です。
存在は知ってはいましたが、実際にお会いしたのは初めてでした。

この後数か所で見る事が出来ましたが、そのたびに2~3分立ち止まって写真を撮っていました。雨ならではのラッキーな出来事でした。

オオタチツボスミレ

白いエンレイソウ

12:18 約3.8km地点。森林限界を超えて、きっと見晴らしのいいだろうなと思う稜線に出ました。

何の花?と思ったら、たぶんホウキダケ(キノコ)の仲間だと思います。

12:25 約4.3km地点の丸山(標高1433m)付近です。

丸山周辺は溶岩で足場がガラガラしていて、踏む石を間違えると簡単に転びそうなので、注意が必要です。

12:53 5.1km地点の天塩岳避難小屋(標高1375m)に着きました。
本当はここから西天塩岳経由で山頂に向かう事も出来ますが、雨&ガスで距離感が全然つかめなかったので今回はパス。
山頂まで残り1.4kmくらい。なだらかな登りで危険箇所もなさそうだったので、そのまま休憩なしで山頂まで向かいます。
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天塩岳 ① 天塩岳ヒュッテ~連絡道分岐点

2022-06-24 22:42:42 | 旅行記

6月の北海道シリーズ第2週目は天塩岳と暑寒別岳へ。
距離が比較的に短いこの2座は秋に取っておくつもりでしたが、前回にも記した通りカムエク(カムイエクウチカウシ山)とペテガリ岳がまだ登れなそうなので、急遽前倒しで行ってきました。

6:00頃 羽田空港到着。早朝なのにとても混んでいて、何だかこんな羽田も久しぶりでした。

7:00発の旭川空港行きで移動

8:40 旭川空港到着。午後には回復する予報でしたが、飛行機が着陸した時はまだ雨が降っていて、雨の北海道入りは初めてでした。
この後73km走って登山口に移動。

愛別町から県道101号線に入って20kmくらいかな?わかりやすい看板が出てきます。

10:40 先ほどの看板から17km(ポンテシオダム通過後はダート)走ると天塩岳ヒュッテに到着。途中のダートもほぼフラット&危険個所はなく、とても走りやすい道でした。この時点の天候は霧雨で、周囲は完全にガスに覆われていました。

ここにはとてもきれいな炊事場&トイレがあります。でも北海道&沢水なので、そのままでは飲めません。

今回の天塩岳までのルートは、行き:青ルート前天塩岳経由(距離6.5km)+帰り:緑→赤→青の西天塩岳経由(距離6.5km) コースタイム約7時間です。
距離&標高差(約1100m)から見ても、自分のレベルではだいたい4時間~4.5時間くらいだろうなと考え、帰りを15:00~15:30頃と予想しました。

10:55 登山開始。登山道はとても整備されていて、全く迷う心配はありませんでした。

天塩岳では最初から多くの花が咲いていました。マイヅルソウ?


上の写真を含め渡渉は3か所。他の方の山レポでも確認していて問題ないと思っていましたが、昨日の激しい雷雨の影響で沢は完全に増水しており、3つめの橋は通過できないように外されていました。
絶対にやってはいけないことですが、最後の橋の場所では上流に少し遡って一番流れがなさそう(浅そう)な場所を選んで無理やりクリアしました。

11:25 1.5km地点 完全に水没した靴&靴下を整えてから最初の分岐点です。このまま青ルート(前天塩岳経由)で行くとまた渡渉がありそうだったので、ここでルートを変更。右側の青→赤→緑の新道コースで山頂に向かい、帰りは緑ルートで新道登山口まで行ってから約1km歩いて天塩岳ヒュッテまで戻ることにしました。

この先雨が降り出して、久しぶりに完全レインモードで山頂に行くことになりました。
完全レインモードになると、熊鈴の音量が少し小さくなるので、少し不安はありました。

ウコンウツギ。

ツバメオモトかな?

ツルアジサイ

11:55 2.8km地点 新道・旧道連絡道分岐点(標高1085m付近)です。
フードもかぶって完全雨&ガスの中このまま山頂に向かいましたが、この先で全く予想していなかった貴重な雨ならではの光景に出会いました。
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ニペソツ山 ⑤ 山頂~下山

2022-06-23 10:52:52 | 旅行記


北海道に来る時期が6月が多い事もあり、いつも曇っている印象ですが、今回は大パノラマでした。
こちらは山頂から今まで登ってきたルートです。急峻でこちらからも前天狗岳が遥か彼方に感じられます。(でも距離は3kmくらい)

東側:手前糠平湖と奥には雌阿寒岳かな?

南東側:手前にウペペサンケ山

南側:日高山脈方面。あちらには最難関のカムエクとペテガリがまだ残っています。

西側:十勝岳方面

北西側:十勝岳からトムラウシ山への稜線

北側:トムラウシ山です

北東側;お隣の石狩岳と石狩連峰です。6月15日頃から登山道への林道がつながったようですが、結局今年はあそこに行けるのかな?

十勝岳のアップ

糠平湖です。

10:10 さてそろそろ帰ろうかと下山の準備。あと12.5kmは長いなぁ~。

下山時は抜いてきた方々と会話をしながら下ります。

登りの時には見えなかった山の裏側。

山頂から1km地点くらいにツクモグサを発見!行きでは完全に見逃していました。

ツクモグサは全国で6座(北海道:利尻岳・芦別岳・ニペソツ山・ニセイカウシュッペ山・ピパイロ岳 本州:白馬岳・八ヶ岳)のみで咲いている花で、実際にお会いするのは初めてでした。この白い毛が特徴で可愛いですよね!



12:10 山頂まで残り4km地点まで戻ってきて、ここで『山登り』は終了。ここから最後8.5kmのフラットな下りです。
ニペソツ山に最後にお別れを言って下ります。

13:50 登山口のゲートが見えてきて、

13:51 無事下山完了しました。下りは3時間40分でトータル8時間40分でした。思ったよりも時間かかったなという印象でした。

本当はカムエクの下調べをしていく予定でしたが、全く時間がなく、17:05に帯広空港に到着。

少し時間があったので、お昼ご飯に十勝豚丼を頂きました。

この後19:10羽田行きに搭乗して、終電で自宅に戻りました。

この週は本来の目的の半分くらいしか達成できませんでしたが、それでもまだ残っている石狩岳やカムエクまでの距離感を確認できたのは良かったのかな?
次週は当初の予定から変更して、北側に残っている2座を登って来ました。
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ニペソツ山 ④ 前天狗岳~山頂

2022-06-21 21:58:57 | 旅行記


コケモモです

前天狗岳手前からの奥:ニペソツ山。手前のピークに3名の方が確認できました。

登山道の脇をシャクナゲが咲いています。

チシマキンバイソウ


8:47 10km地点看板の場所が前天狗岳(標高約1888m)で、ここには携帯トイレのブースもあります。この場所でキャンプができるのかな?

小ピークから少し下った場所が天狗平。
このあたり、雰囲気がトムラウシ山のトムラウシ公園によく似ていますね。ナッキー(ナキウサギ)がいそうでしたが、結局会えませんでした。

もう1つの登山ルートである杉沢出合からの合流点付近。面白い岩があったので。

9:10 10.8km地点の天狗岳(標高約1868m)です。そしていよいよ目の前にニペソツ山の全容を見ることができました。
そしてまだこんなにあるの?と一瞬気が遠くなりました。
山頂までは稜線沿いに進んで、最後は右側から回り込む形です。ルート上に人影はなく、ここまで4名を抜いてきて先頭になったようです。

9:20 150mほど標高を下げて、下りきった場所が残り1km地点。でもこの1kmが標高差300mもあり、本当に遠かったです。

エゾコザクラ発見。この1か所のみ咲いていました。

9:55 約35分で距離800mほど進んだあたり。回り込むように左折すると、山頂までの残り200mのルートが見え、ここでようやくニペソツ山の山頂標識を確認できてホッとしました。

10:04 12.5km地点 2百名山76座目 ニペソツ山(二屏卒山 標高2013m)に到着です。登山口からは4時間55分で、何とか5時間を切りました。
予想よりも気温が高くちょっとバテ気味でもあったので、ここで大パノラマを楽しみながら休憩時間にしました。
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ニペソツ山 ③ 1622m峰~9.5km地点

2022-06-19 18:49:18 | 旅行記


8km地点から先、少し細い尾根道を進んでいくと、

7:52 1622m峰に到着。ここから一度50mほど下っての登り返しですが、雪渓に先に登られていた3名の方が確認できました。
この登り返しは距離700mで標高差約230mほど。かなり急に感じます。

10分くらいで下りきって沢沿いの雪渓歩きです。一応トレースが残っているので、特に迷う心配はありませんでした。

雪渓の登りです。こちらもステップが残っていたので、アイゼンは使用しませんでした。

振り返っての1622m峰。奥には糠平湖が見えました。

ショウジョウバカマを発見。

8:35 登り切った場所が9.5km地点(標高約1830m)。ここから展望が開けてきて、トムラウシ山が見えました。

風景は植生が変わり、ハイマツ帯になりました。まずはキバナシャクナゲが咲いていました。

ここから距離1.5km先の天狗岳まではお花畑でした。急登も一段落し、リラックスしながら歩を進めます。
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ニペソツ山 ② 三条沼~8km地点

2022-06-17 08:31:58 | 旅行記


5km地点看板を通過。8km地点くらいまでは、1kmあたりで100mくらいの登りだったのでかなりハイペースで行けましたが、その分斜度がないので雪解けの水が登山道に残ったままでかなり足元がぬかるんでいました。他の方の山レポだと8km地点まではゴム長靴で登っている方が多く、自分も一応沢靴をもっていきましたが、結局は履き替えるのが面倒で使いませんでした。

三条沼(標高1150m)に到着。ここにある看板だとまだ4km地点の様ですが、まぁ実際にはどれが一番正確かはわかりませんでした。

まだツツジも咲いていました。

ほぼ平坦な道の中でも、2~3か所ほどロープ場がありました。1つ1つはそんなに急ではないですが、足元がぬかるんでいるのでかなり滑ります。

ヒメイチゲかな?小さい花なので、ズームで撮っています。

6:58 6.5km地点看板(標高約1400m)。ここがほぼ中間点のあたりで、ここまで1時間50分ほど。この場所で約5分間の休憩。

7:30 標高が1500mを超えたあたりで雪渓が出てきました。気温がまだそんなに上がっていなかったこともあり、雪の状態は締まっていました。

デポしてあったゴム長靴を発見。という事はここで平坦な道&ぬかるみが終わり。

7:33 8km地点看板に到着。山頂までの距離的には、ここで2/3が終了。

そしてここでニペソツ山を見ることができました。ここから山頂まではたったの4kmだし、これまでの経緯を考えても比較的に楽にクリアかな?なんて思っていましたが、ニペソツ山はここから全く別の山となりました。
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ニペソツ山 ① 幌加登山口~3.5km地点

2022-06-15 22:30:24 | 旅行記

6月は毎年恒例の北海道シリーズです。第1週は大雪山系の東側に位置するニペソツ山へ。
2月の時点で、6月第2週:ニペソツ山→第3週:石狩岳+カムエクという予定で準備していましたが、石狩岳とカムエクの両方とも登山道に向かう林道が災害で通行止め情報があり、その状況確認&空港からの所要時間確認を兼ねて、とりあえずニペソツ山には行ってきました。

13日16:30自宅出発→19:00羽田空港到着。
ニペソツ山は登山口までが遠い&ロングラン行程で日帰りで戻って来るためには前日入りしかないので、初の夜北海道到着でした。

21:00発 新千歳行きに搭乗。

22:35 新千歳空港到着。夜の新千歳空港はあまりにも静かで、なんだか不思議な感じがします。
このあとニペソツ山登山口のある幌加温泉まで約210kmの移動。

途中、高速通行止めもあって迂回しながら現地へ向かいましたが、深夜の山道は住人があちこちで道路に入って来るので、気が抜けませんでした。
2:30頃 幌加温泉近くの旧幌加駅跡地に隣接する幌加除雪ステーションに到着し、そこで夜明けまで仮眠をとりました。
ここの除雪ステーションはお手洗いや自販機も設置されていて本当に便利でした。

14日4:30起床→約5km移動して幌加温泉登山口に到着。北海道だからこの時期3:15くらいには明るくなりますが、すでに3台も停まっていたのには驚きでした。

ニペソツ山までは、距離 往復約25km・標高差 約1300m+登り返し約500m・コースタイム 往路:8時間20分+帰路6時間10分トータル14時間30分です。
この日は19:10帯広空港発の飛行機で帰る予定だったので、どんなに遅くても15:00まで(9時間)で戻って来るつもりでスタートです。

5:10 登山開始。いきなりスタート地点に山頂までの距離標識がありますが、12.5kmはさすがに果てしなく遠くに感じます。
片道12.5kmだと、レベル的には笊ヶ岳&農鳥岳(共に片道約13kmくらい)かな?日帰りだとかなりハードです。

最初は林道歩きから。

5:33 2km地点看板です。実はここまで車は入って来れました。でもかなり悪路だったので、まぁ手前から歩いてきて正解だったのかな?
林道歩きはここでおしまい。ここから登山道になります。

この時間は完全に霧に包まれていて、とても幻想的な空間でした。でもここはヒグマ遭遇エリアだったので、出会うリスクも高くなっていたのでかなりビクビクでした。

約30分くらい&標高を150mくらい登ると完全に雲から抜けて涼しくて快適な時間になりました。

6:08 3.5km地点看板です。ここまでで約1時間という事は、距離的にはここで1/4だったので、もしかして4時間で着ける??な~んてこの時は考えていました。

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毛勝山 ③ 山頂

2022-06-11 20:51:15 | 旅行記


10:30 ボーサマ谷・直登ルンゼ出合(標高2060m)という場所あたり。ここらへんがこの山での最大斜度44度くらいの場所でした。
もしかして左側の山肌を登ったほうが楽かも?と思ってちょっと試してみましたが、全く登れるような状況ではなく、そのまままた雪渓登りに戻る事に。
しかしそこで若干休憩した際に、雪渓(クラック)の下にアイゼンとストックを落とすという凡ミスをしてしまい、何とか雪の下約3mくらい入って取り戻しましたが、今度同じミスをしたらきっと無事では済まないと思えるような出来事もありました。

10:50 取り戻すのに約10分くらい経過した後、改めての雪渓登り。でもここでは階段状にトレースが残っていて、何とかスリップせずに進む事ができました。

11:20 さぁ、ここの藪を超えたらどんな光景が広がっているのか、ドキドキしながら進んでいくと、

11:22 約6.1km(10.7km)地点 ボーサマのコル(標高2364m)に着くと、目の前には予想していなかった光景が広がっていました。
ここで急登はおしまいで、左右分岐点になっていて北東側(左)に行くと毛勝山山頂です。

ここから山頂までは残り350m。

最後の斜面を登ると、山頂部が見えてきました。

そして右手(南南東側)には急峻な剱岳が。こんな時期の剱岳を見る事ができるなんて、本当に幸せです!

最後は平坦な道を100m進むと、山頂の標識が見えてきました。

11:36 6.3km(9.9km)地点 2百名山75座目 毛勝山(標高2415m)山頂に到着しました。結局、車を停めた場所から5時間もかかっていました。

山頂からの風景です。こちらは北側:お隣の僧ヶ岳方面

東側:朝日岳~雪倉岳~白馬岳方面。8~9月にもう一度白馬岳に行って、雪倉岳を目指します。

その続き 白馬岳~唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳方面 ここ、全部歩いたな~。そして捻挫もして結構なケガもしたな~。

南側:剱岳です。この方角からだと、立山は完全に剱岳に隠れていて見えません。
左側:奥の方に見えているのは薬師岳~黒部五郎岳~水晶岳です。剱岳の右側に見えるのは奥大日岳・大日岳だと思います。

一番手前に見えているのは南側のお隣:釜谷山かな?ここ毛勝山から稜線がずーっとつながっていて、剱岳の登山口である馬場島荘(早月尾根登山口)まで行く事ができます。

西側は毛勝山南峰です。
予定よりも大幅に時間がかかりましたが、本当にいい光景が見る事をできて大満足でした。
正直、笈ヶ岳よりもこっちの方が大変だったかな?

帰りの時間もあるので、早々に下山開始。そして来た道を帰るのですが、本当に雪渓下りにも神経を使いました。
下が遥か彼方に感じられましたが、急斜面が終わったところからは尻スキーで滑ったので、意外と楽しく下れました。

途中のクラックだけは落ちないように注意です。

雪渓終わり地点の板菱あたり。登りで2時間30分くらいかかった道のりは、帰りは50分でした。

唯一見つけた花です。

12:55 管理等?まで戻り、

13:20 片貝山荘を通過。

13:48 無事片貝第4発電所まで戻りました。帰りは2時間10分 トータル7時間30分でした。

15:00 この後富山駅まで戻って、ここに来たら必ず立ち寄る場所へ。

絶対に食べるブラックラーメンです。たとえ乗る電車が1本遅れようとも、これは外しません!

帰りは初めて『つるぎ』に乗って帰りました。これで乗っていない新幹線は『つばめ』だけになったのかな?

これで5月5座はようやく終了。6月は本州が梅雨時期になるので、毎年恒例の北海道シリーズです。今年最大の目標だったカムエクは、途中の林道が歩行も通行止め情報を耳にしたので、結局ここだけ来年に残りそうです。でも7月末までには残りの5座は終わっておきたいところです。
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毛勝山 ② 板菱~三又

2022-06-09 09:38:25 | 旅行記


歩いているルートは毛勝谷なので、基本足元は沢or川です。所々こんな感じで穴が開いていて、落ちたら絶対に助からないだろうな くらい激しい流れになっています。

8:45 3.7km(7.3km)地点の二股大明神沢出合(標高約1250m)です。この先まだ分岐がありますが、ここ最初の分岐点は左です。他の方の山レポを覚えていたので良かったですが、右にもトレースらしき跡があったので、注意する必要がありました。

9:10 4.4km(8km)地点 2つめの分岐点:三又(標高約1500m)と呼ばれる場所です。この場所 本当は三叉路で、右側にもルートらしき道はありましたが、すでに左に進んだあたりから撮っています。
これは右です。そしてルートはまっすぐ雪渓を登っていって、青空との合流点から左に行ってすぐのピークが毛勝山山頂です。

三又の麓まで来ました。気温も上がっていて、足元がかなり緩い&スリッピーだったので、それほど斜度はなくてもかなりスタミナを奪われました。

9:28 前の写真から半分くらい進んだあたりです。ここまで登って来る間でもあちこちで落石やプチ雪崩が起きていて、かなりビクビクしながら登っていました。
ここもかなり崩れた場所だったので、疲れてはいましたが止まらない事だけを考えて進みます。

9:45 この辺り平坦に見えますが、たぶん斜度30度以上の場所です。
目の前に直線距離でも700mくらいの毛勝山山頂が見えていますが、本当に遥か遠くに感じる登りはまだまだ続きます。
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毛勝山 ① 片貝第4発電所~板菱付近

2022-06-07 07:56:18 | 旅行記

5月4連闘の最後は富山へ。

20:00自宅出発→名古屋経由で5:00富山駅着。富山は昨年4月末の奥大日岳以来でした。

6:20 レンタカーで約44km走って片貝第4発電所に到着。この場所に『通行止』の看板がありこれ以上は入れないんだなと思って、ここで準備開始。
もうちょっと行けたような気がするな~と思いながらも、6:35登山開始。

7:10 3.6km地点 東又第5発電所(片貝山荘)付近に登山者の車を発見。この場所まで入ることができたのをここで知り、かなりタイムロスをしていたのに気付きます。

気を取り直して改めてスタート。毛勝山までは、距離 往復約12.5km+ロード7.2km・標高差 約1700m・コースタイム約11時間です。
ただし、上記のコースタイム等は夏道の場合なのであまり予想できませんでしたが、だいたい5~6時間くらいで戻って来れるかな~という感じでした。

7:30 0.3km(3.9km)地点 毛勝山登山口。夏道なら左。今回は残雪期限定コースなので右の毛勝谷に行きます。

7:50 2km(5.6km)地点 ダムの管理棟かな?に到着。こっちの毛勝谷ルートでは全くマーキングがない&GPSでもルート外なので、かなり不安な思いをしながら歩いていました。
この辺りでも、ここを歩いていて正しいのかもわかっていません。

8:00 2.2km(5.8km)地点。よくわからないけど藪の中踏み跡らしいものをたどりながら歩いていたら、よく見るこの場所に出て正解だったと知ります。

ここから雪渓歩きが始まります。雪渓だからトレースがあるかと思いきやほとんど残っておらず、スキー&スノボの滑り跡がかすかにあったので、それを探しては先に進むという状況でした。

トレースらしき跡でもこんな感じ。

大きなクラックがこの先も多くあります。

この先もトレースを探しては歩くの繰り返しだったので、全くペースが上がらずトボトボと登っていきます。
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昇格記念グッズ

2022-06-06 03:23:53 | スポーツ


あまり記念グッズ系は買わないんですけどね。

せっかくなので、買わせていただきました。
宮城のお酒はおいしいですからね。
じっくりと楽しませてもらいます。
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経ヶ岳 ③ 山頂

2022-06-03 10:43:10 | 旅行記


コイノコを超えると分岐点が現れます。右だと岩場経由で左だと岩場迂回路ですが、岩場経由に進むと展望がいいです。

分岐点からほぼ2分くらいでこんな看板が。

看板の順にて。御嶽山です。

乗鞍岳。

槍ヶ岳・穂高連峰方面です。ちょっと見えにくいかな。

そして岩場ですが、まぁそんなに危ないという箇所はありませんでした。

ここが今回の経ヶ岳で最初で最後の雪歩きでした。
帰りは迂回路を通りましたが、迂回路の方が少しアップダウンがあったかな?という印象でした。

ここで分水嶺の看板を発見。分水嶺を見つけたのは2020年12月 飛騨:位山の時以来です。

分水嶺を超えると平坦な道はおしまい。これから山頂までの登りが始まります。

ここからが一番の急登。でも地元の山岳会の方が整備をされているので、とても快適に登れます。

そのまま登っていると、伐採が進んだ樹林帯景色が明るい場所が見えてきて、

12:07 5.6km地点 2百名山74座目 経ヶ岳(標高2286.3m)に到着しました。登山口からは1時間45分くらいでした。

この山にはもう1つのルートから冬場に来ることができますが、権兵衛峠からの方が比較的簡単で、ハイキング気分で登る事ができて良かったです。

この後完全ランモードで下山開始。

伊那市の奥は南アルプス:塩見岳方面です。

たぶんエンレイソウですよね。

13:18に下山完了。帰りは約1時間5分でトータルは2時間58分でした。

登山口近くの桜の木が一番きれいでした。

帰りの塩尻駅にて。左がJR東日本で右がJR東海。ここ到着の時間次第で、名古屋経由か甲府・静岡経由のどちらかで帰ろうと思って塩尻駅にしましたが、

15:02 電車のダイヤの関係で行きと同じルートで帰りました。結果論ですが、名古屋方面からくる場合は木曾福島駅からレンタカーで来た方が便利でしたね。
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経ヶ岳 ② アンテナピーク~コイノコ

2022-06-01 21:07:50 | 旅行記


アンテナピークを越えてしばらくは巨岩・奇岩を見ながらのルートでした。

途中、桜も咲いていました。

10:55 まっくん岩(三兄弟)を通過。

その1分後に観音岩を通過。

11:00 2.2km地点の看板です。

約5分くらいで視界が開けた場所が見えてきました。

11:10 2.8km地点の北沢山(標高1969m)です。ここがちょうど中間点で、ここまで約55分でした。

この地点から山頂までの標高差は約300mくらい。この先距離であと1.7kmくらいはほぼ平坦は道が続きます。

11:20 3.5km地点のアヤメ山です。ここから見えるのは中央アルプス:空木岳・木曽駒ケ岳です。

11:23 約100m先にあるコイノコ(標高2035m)です。山頂はだいぶ近づいてきましたが、距離的にはまだ1.7kmくらい。
最後の登りの為に体力はセーブしておこう、と思うながら先を進んでいきます。
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