鋸山を下った先は、またヤブの道です。危うく沢に下りてしまいそうになり、前のパーティーに感謝です。
群馬県側登山口との合流点 約9.7km地点 不動沢のコルに到着。
ここでもう少し登山者と遭遇するのかと思いきや、ほとんどいませんでした。
本当は少し寄り道すると水場があるとの事でしたが、残雪でわからないとの情報が。残り水分20%を切っていたのですが、セーブして進むことに。
そして12:35 約10.7km地点の百名山22番目 皇海山山頂(標高2143m)に到着。情報通り全く展望がありません。
山頂のちょっと手前にある青銅の剣です。
予定よりも少し遅れて到着したこともあり、この山頂は5分だけいてすぐに帰路に着きました。
13:30 約12km地点の鋸山に戻ってきました。ここで、水場のある六林班峠経由で帰ろうと約100mほど歩き始めたところ…
袈裟丸山から登ってきた方に、この先はやめた方がいいとのアドバイスをいただき、もと来た道を戻ることに変更。でも、鋸山で最後の水分を採ってしまった為、2時間先・約15.5km地点の庚申山荘まで無補給で帰ることになりました。
帰りの駒掛山近辺からの日光白根山です。だんだん雲も出てきました。
庚申山を超えて最後の岩場。この時にはすでに雨も降ってきました。
15:30 15.7km地点の更新山荘に戻ってきました。ここで帰りの荷造りをするために、ご一緒させていただいた方と別れました。疲れている中引っ張っていただき本当にありがとうございました。
16:55 約22km 9時間45分でようやくかじか荘駐車場に戻ってきました。
もうこの時にはすでに雨も本降りになってました。
帰りはここで温泉に入ってから帰りました。
今回は重要なポイントで人に出会い、本当にいろいろ助けていただきました。予定していた山小屋泊の練習はできませんでしたが、6月~7月の長距離登山の飯豊山・平ヶ岳のいいトレーニングになりました。
まずは6月中旬の飯豊に向けての準備をしっかりとしていきたいと思います。