Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

黒部五郎岳③ 山頂~黒部五郎小舎

2019-08-31 23:57:44 | 旅行記


下山開始。山小屋まで視界に入っていてもなかなか近づかない距離でした。まずはカール左側をジグザグに下って行きます。

カール内部に入った瞬間、別世界に来た印象を強く受けました。自分的にはここから黒部五郎小舎までの道のりがとても好きでした。

青空と少し肌寒い風、そして少し色づいてきたコバイケイソウが秋を感じさせました。



無造作にある巨岩や池塘など、手つかずの自然が大変美しい空間です。

振り返っての黒部五郎岳。反対周りで来なくてよかったな、と思っていました。

北側には雲ノ平を見る事が出来ました。憧れだった雲ノ平がすぐそこに!と思った瞬間でした。明日はあそこを歩くんだなー。

草地の終わりが近づき、より一層黄色に色づいたコバイケイソウ群を抜けて坂を下ると、

黒部五郎小舎が見えてきました。この先のルートは小屋の左上を登って三俣蓮華岳まで行きます。

15:55 22km地点 黒部五郎小舎到着です。体力的には当初の予定通り三俣山荘まで行けましたが、到着予定時刻が17:30を過ぎるためタイムアップと判断し、やむを得ずここで本日の行程を終了。ちょっと消化不良気味でチェックインを済ませました。

ここまであまり人に出会わなかったのに、最終的に50名以上の方が泊まっていたと思います。

寝る場所。一番混んでいる時期では1つの布団に2名で寝る事もあるんです。山小屋ではある意味当たり前ですが、普通ならビックリですよね。

16:30 気を緩めてビールを飲みながら翌日の予定を立て直します。団体の方が楽しそうに宴会をしていて、本当に奥深い山の中なの?と思った瞬間です。皆さまの服装の通り、気温は10℃を切っていたと思います。

より一層黄色が映え、もう秋そのものです。翌朝は深夜出発なので、コースを少し下見して時間を過ごしました。

17:00 夕食です。やはり信州なのでいつも蕎麦がでます。一品損したと思いつつもご飯とみそ汁はお替り自由なので、なるべくカロリーを摂取しておきます。
予定組み直しの結果、翌日火曜日は2:00起床→2:30出発と決まったため、この日は宿泊者の中で一番早くまだ明るい18:00には就寝して、長距離移動に備えました。
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黒部五郎岳② 太郎平~山頂

2019-08-30 02:01:45 | 旅行記


太郎平からの薬師岳方面。雲であまり見えませんでした。

10:50 約5分の休憩で燃料補給の後出発。そして運命の分かれ道に。
今回はここを右に進んで、明日左から帰ってきます。

まずは北ノ俣岳→赤木岳経由黒部五郎岳までの約10km・コースタイム4時間30分を2時間30分くらい13:30頃到着で行ければという感じでした。


距離は長いですが、木道が続きとても登りやすいです。
このコース:三俣蓮華岳までもトレイルのコース一部なので、いろいろ参考になります。

12:00 北ノ俣岳到着。途中で行動食を食べながら進みますが、あまりの眠さでペースが落ちました。

ここからはアップダウンを繰り返しつつ、展望のない登山道が続きました。

目の前 赤木岳を左から巻くルートを進むと、

12:35 赤木岳標識を発見。ここに『ライチョウ多い』と書いてあると…

その3分後にいきなり足元を猛スピードで横切る動物が!と思ったら、子供のライチョウの兄弟?と出会いました。

中俣乗越を超えていきます。

ガレ場の急登を登ると、少し雲が晴れてきました。

ゴールが見えてきたと思ったとき、見慣れない色の看板が見えてきました。

14:10 約17km地点 黒部五郎の肩に到着。予定より30分遅れて到着。

ここから山頂まであと15分。ここで荷物をデポして山頂まで行きます。

雲が晴れて、とてもきれいな五郎平が広がっていました。

間もなく山頂です。

14:20 百名山95座目 黒部五郎岳(標高2839.7m)に到着しました。


山頂からの稜線やカールなど絶景でした。

ちょっと見えないですが、中央部の谷部真ん中に黒部五郎小舎が見えました。
進行に遅れが出ましたので、とりあえずあそこまで行ってから考えようという思いで先に進みます。
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黒部五郎岳① 折立~太郎平

2019-08-29 05:50:59 | 旅行記

8月最終週はいよいよ裏銀座縦走です。
天気よくなくても行く予定でしたが、こんなに天候が恵まれるとは思っていませんでした。
25日21:30出発→23:30発富山行きバスで移動。

6:10 富山駅着。
2週間前は早朝でも30℃あったのに、この日は約22℃。全く空気が入れ替わっていました。
ここからの交通手段として、2パターン準備していました。
6:10発→薬師岳登山口:折立行き直行バスとレンタカーを手配していました。
結局バスが間に合わなかったので、レンタカーで登山口まで移動。

8:00 直行バスより早く折立到着。
いや~ビックリするくらい混んでました。でもお盆時期はもっと凄かったそうで。さすがは北アルプスですね。

直行バスが停まる場所が登山口入り口です。

8:40 いよいよ登山開始。
今回は以下の行程でした。
初日:ここ折立から太郎平→黒部五郎岳→三俣山荘泊まで約27km・コースタイム15時間を8時間で行ききる計画。
もし時間的に厳しくなったら途中の黒部五郎小舎で終了(約22km)の別プラン付き。
2日目:三俣山荘→鷲羽岳→水晶岳→雲ノ平→太郎平→薬師岳→太郎平→できれば折立まで約38km・コースタイム22時間という2日合計総距離約65kmのロングコースです。
先に言っておきますがこの行程は通常は3泊以上のコースですので、弾丸1泊では絶対おススメできません。

最初は太郎平まで8kmコースタイム5時間を2時間予定で登ります。(このコースタイムはかなり甘めだと思います)

最初から多くの方に出会いました。ツアーの方も多かったです。

9:10 約2km地点 太郎坂(通称:アラレちゃん)を通過。まだ急登が続きます。

しばらくして登りが終わったかな?と思った瞬間、

9:30 一気に視界が開け、平坦な高原台地が広がりました。

距離4kmで標高差100mくらいとかなり緩やかな登りで、周りの景色を楽しみながら進みます。

右側の棒は何だろうと思ったら、積雪計測用の棒だそうで。あんなに積もるんだ。

道は木道・石畳など、とても整備されていました。

9:55 太郎平まで残り3km地点。ここまで約1時間10分と時間的にも順調でした。


いやー青空で本当にすがすがしいです。と思ったら、

太郎平まで残り1㎞。あれ?少し曇って来たな。

残り500m地点を過ぎると、丘の上に太郎平小屋が見えてきました。

10:45 8km地点:太郎平小屋到着です。ほぼ定刻の2時間5分で行けました。ここで少し小休憩と水分補給を済ませます。

ここからいよいよ総距離約42kmの周回コーススタートです。
雨は降らない予報でしたので、あとは雲が晴れる事だけを期待して進みます。
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剱岳⑤ 山頂~下山

2019-08-23 01:28:37 | 旅行記


標高2900mを超えると、立山方面の全容を見ることができました。

下にはわずかに小屋や登山口まで見えます。

10:50 立山方面からの登山道と合流しました。ここからは残り200mくらいです。

最後の登りを登り切ると、

山頂部の祠が見えました。

いよいよゴールです。


10:55 百名山94座目 剱岳(標高2999m)に到着です。ここまで5時間30分程でした。
憧れの1つの場所は思った以上に広く、久しぶりににぎわっている山頂でした。

珍しく撮ってもらいました。ありがとうございました。

立山全容です。今度はここから立山を通って大縦走をしてみたいです。

山頂部に30分程いてから、11:25下山開始。

トウヤクリンドウかな。往路では咲いてませんでした。


帰りの稜線は暑さとの戦いになりました。この日の富山地方の気温はすでに37℃を超えており、標高2000mを超えても30℃はあったと思います。
こうなると水場のないこのルートは冷やす場所がないため大変厳しくなります。

13:10 ようやく早月小屋まで戻ってきました。すでに水分は空っぽ。
小屋内の販売用水も残り僅かになっており、何とか1L分は確保できました。

往路で気になっていたのですが、これは何だったんだろう?

16:10 帰りは完全に熱中症症状が出てフラフラになりながらゴール。結局4時間40分ほどかかりました。

まさに「試練と憧れ」 本当に良い経験をさせていただきました。

これで残りは6座3行程です。9月第3週ゴールまでノーミス条件は続きます。
天候に左右される季節にも入ってきたので、運が良ければというくらいの気持ちでコンプリートを目指していきます。
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剱岳④ 標高2600m地点~分岐点付近

2019-08-21 23:11:20 | 旅行記


9:30 標高2600mを超えて雪が残るあたりから、高山植物の種類が急に増えました。

濃い紫なので、オヤマリンドウかな

チングルマって黄色の花ですが、花が終わるとこうなります。今回でこれが一番きれいでした。

ミヤマダイモンジソウ。同じ花でも、中央部の色が違うのが面白かったです。

2700m超えたあたり。山頂が近くにあるにつれて、さらにギザギザになってきました。

ミヤマトリカブト

タカネマツムシソウ?

ソバナかな

立山方面

振り返って。後方の方もかなり下で遠く感じます。

改めて立山方面。弥陀ヶ原が一望できます。こんな高原であんなに広い平地は本当にすごいです。

ちょっと急な場所を登りきると、

10:10 標高2800m 山頂まであと700m地点まで来ました。


ここからがついに核心部の岩場です。

10:30 ここが通称:カニのはさみ カニの横這いはこちらのルートからは通過しませんが、同じくらい危険な場所です

通過する最後の場所はこのステップ1本です。

登りが終わりそうな場所で。ここのルートは日帰りで行ける事から、本当に多くのトレランの方がトレーニングしていました。テレビでお見かけした方もいらっしゃったと思います。

こんな急峻の岩場での花。アオノツガザクラ。

さあ分岐点まで残り間もなく。1つずつ岩をクリアしていきます。
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剱岳③ 早月小屋~標高2600m地点

2019-08-20 21:12:06 | 旅行記


雲もほとんどかかっておらず、展望が素晴らしいです。

そしてここから山頂までの稜線がはっきりと。
ここ早月小屋は飲料水は有料なので、2L分を購入。これで山頂→帰りの早月小屋までは持ちそうです。

8:30 15分ほど休憩の後改めて出発。ここから山頂までは2.9km標高差約800m。コースタイムは3時間30分ですが、岩場なのでとにかく安全にがポイントでした。

ここから多くの花に出会います。

ミヤマキンバイです

振り返ると早月小屋とその下登山口まで見えます。

南側は立山周辺が見えてます。

9:00 標高2400m地点。ここまではまだ普通の登山道です

そして剣岳までのルートです。

9:10 いよいよ岩場が出てきました。ここで装備を通常から岩登りモードに変更。

傾斜もきつくなってきます。

早月小屋はすでに遥か彼方。

9:30 標高2600m地点で山頂まであと1.6km。距離的には短く感じますが、ここからが長かったです。
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剱岳② 早月尾根途中~早月小屋

2019-08-17 23:20:38 | 旅行記


6:00 立山杉巨木です。本当に大きいです。

6:15 標高1200m通過。この200mは約25分でした。

6:40 標高1400m通過。ここも25分で通過なので、8:30過ぎるのかな~と思っていましたが、

6:50 標高1600mを10分で通過。本当はここがちょうど早月小屋までの標高差中間点なので休憩しようと思いましたが、拍子抜けくらいあっさり着いたので、先に進むことにしました。

このあたりから少し展望も出てきました。そして登山者とのすれ違いも多くなりはじめました。

7:10 標高1800m地点通過。ここで5分休憩。水分300mlと400kcalほど補給。

ここまでほとんど花はなかったですが、ようやく出現。シシウドです。

少し見晴らしの良い場所で。谷部の中央が登山口の馬場島です。

三角点を通過。ここまでちょうど2時間とかなり好調。

カラマツソウ

早月小屋まであと1㎞の標高2000mを通過。あと200m登れば小屋です。

一瞬平坦になった場所にため池が。あまりきれいではありませんでしたが。

最後、鎖場を登ったとたんに、

一気に視界が開けて目の前に早月小屋と剱岳までの稜線が出現しました。

早月小屋到着です。ここで水分補給と小休憩を取りました。
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剱岳① 馬場島~早月尾根途中

2019-08-16 00:00:13 | 旅行記

8月第3週は裏銀座縦走予定でした。
ところが台風10号接近により、15日~16日の山頂部が風速30m/s以上の悪天候予報の為やむを得ず断念。
かわりに9月第1週予定の剱岳を急遽13日早朝に決めました。

この日は13:00ころまで仕事だったため、富山までの行程は当初の予定通り。

17:30富山駅到着。この時間でも30℃を超えており、本当に暑かったです。
ここから予定変更。この日は使用予定はありませんでしたが、14日が4:00出発の為レンタカーを手配しました。
もともと5:30発の折立行き登山バス予定だった為、駅前のホテルで予定通り宿泊。

この日の夕食は前回の立山の時と同じ黒ラーメンにしました。

14日3:30起床→3:50出発。
朝食と念のための水分1Lを購入して、剱岳登山口のある馬場島まで約39km移動。

5:00 馬場島到着。この時間にもかかわらず、一番近い駐車場は満車で、約300m離れた第2駐車場になりました。
天候も良く、いきなり目的地が見えました。いや~ギザギザしてますね~。

5:20 登山開始。この日はここ馬場島から早月尾根経由で剱岳まで往復15.4km標高差2260m コースタイム往路9時間10分・復路6時間20分を日帰りで戻ってきます。
ここ剱岳は一般登山者では日本最難関の山で、自分でもここに来るのはまだ早いと思っている場所でもあります。
また、ここ馬場島から剱岳までのコースは2年に1回開催のトランスジャパンのルートでもあり、いつかはここから立山~薬師岳を通過して槍ヶ岳→上高地まで行ってみたいですね。
登りは大得意でもあり、急登ですが途中早月小屋までコースタイム6時間を3時間位の8:30予測。山頂も10:30から11:00には到着できるだろうと思っていました。

ここにはこの石碑があります。まさにその通りですね。
ここでいきなり計算違いが。
このコースは水場がここ馬場島と途中の早月小屋しかなく、水分は気温を考えたら最低3Lくらいは必須でしたが、水場を見つけられずに結局予備用の1Lのみ。
計算上小屋までもつように、省エネで小屋まで行く事にしました。

さあスタート。この時の気温は25℃くらいでした。

いきなり急坂からです。

5:50 標高1000m地点を通過 最初のペースとしては良さそうでした。 
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天皇杯3回戦 富山VS仙台@富山総合

2019-08-15 03:00:03 | スポーツ

先にこちらから。

当初の予定が大幅に変わったこともあり、逆に観戦に行く時間ができてしまったので行ってみました。
天皇杯3回戦 富山VS仙台@富山総合です。
いや~このスタジアム駅から遠かったです。

試合が始まってからようやくチケット売り場にたどり着きましたが、まさかの売り切れ表示。
SS席なら残ってますとの事で、予定外でしたがそこで観戦することに。


どんなにいっぱい入っているのかと思いきや、あれ?という感じでした。
せっかくJ1チーム来ているのに、どうなんだろうとかなり感じてしまいました。
*後日大きなニュースになっていましたね。自分と同じように考えていた方が多かったようです。

スタジアム後方には先ほどまでいた立山連峰が。本当にありがとうございました。

立山と月のセットまで。

観衆3432名の試合は0-1で仙台の勝利。
地の利を活かして、カターレもいい試合していましたが惜しかったですね。

この試合が何で18:30~なんだろうと思っていましたが、この時刻にしないと、最終の東京行き新幹線に間に合わないんですね。本当に助かりました。
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笠ヶ岳⑤ 山頂~下山

2019-08-09 00:31:27 | 旅行記


笠ヶ岳山荘にて。これから下山をする数名の方とお昼にしました。

いつもそうですが、山の上でのラーメンは本当においしかったです。

10:20 下山開始。本当にありがとうございました。

帰りの稜線沿いの道。他の方はこの稜線でライチョウに出会ったそうですが、今回は発見できませんでした。

ミヤマリンドウ。本当にきれいな青です。

何だろう?

11:10 笠新道分岐。ここからは次のチェックポイント:杓子平まで約1時間

クロユリだぁ~。行きでは気付かなかった!

12:05 ほぼ時間通りで杓子平まだ戻ってきました。ここから登山口までコースタイム3時間。

まだ完治していない足を気にしながらなので、思うようにペースが上がりません。

クロトウヒレンですかね。黒は珍しいです。

14:20 ようやく下りが終わって林道まで戻ってきました。ここからゲートまでロード3km。
ここで当初予定していた14:55新穂高温泉発バスに乗るのをあきらめ、少しペースを落としました。

15:05 登山口ゲート。ここには朝4:00にいたから、総タイム約11時間でした。

15:10 新穂高温泉着。下りてきたら本当に暑かったです。

時間があったので、ここで汗を流していきました。


15:55発バスで平湯温泉まで移動。距離24kmは本当に長かったですが、8月の縦走を考えるととても良いトレーニングになりました。

この後新宿行きバスで帰宅しました。

さて、これで残り7座4行程です。
いよいよ次週は裏銀座縦走で一気に4座に登ります。ここをクリアできないと今年の完全制覇はできないので、しっかりと準備をして挑んでいきます。
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笠ヶ岳④ 抜戸岩~山頂

2019-08-07 00:00:04 | 旅行記


坂を登り切って、一気に周囲の山々が見えてきました。

そして目の前に笠ヶ岳山荘と笠ヶ岳も。

後ろを振り返ると、抜戸岳からの稜線もはっきりと見ることができました

ここ笠ヶ岳では、この一言が有名ですよね。

キャンプ指定地付近で少しペースを落としました。

残り200mくらい。

最後50m切ったくらいでまたも雲の中。結局10分だけの青空で、このまま晴れることはありませんでした。

9:25 12km地点 笠ヶ岳山荘に到着です。ここまで登山口から約4時間。納得の出来でした。

ここから山頂までは約10分300m。

9:30 荷物をデポして再度出発です。

9:40 山頂直下の祠に到着。

山頂はお隣約50mです。

いよいよゴールです。

9:40 百名山93座目 笠ヶ岳(標高2897m)到着です。
ちょっと軽装ぎみ&山頂部少し寒かったこともあり、水分補給量約1.5L小休憩1回と省エネでここまで来ることができました。

約5分山頂にいて下山開始。荷物を受け取るついでにお昼にしました。
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笠ヶ岳③ 杓子平~抜戸岩

2019-08-06 01:31:58 | 旅行記


7:40頃 杓子平から抜戸岳までの道にて、下山する多くの方に会いました。
やっぱり夏の北アルプスだなあと感じた時でした。
話を聞けば自分ですれ違うのは3人目だそうで。1人はわかるけど、あと2人いるの?

ベニバナイチゴかな

杓子平から抜戸岳まで1.5km・標高差320mですが、この道がかなり遠く感じました。
やはり標高2600mあたりを超えると急にペースが落ちます。

間もなく登り切りそうと思ったときに、この案内が。

8:30 9.6km地点 杓子平からちょうど1時間で笠新道分岐点に到着。
ここから左に行けば笠ヶ岳・右に行けば双六岳方面です。

山頂までは2.7kmですが標高差は100mほど。晴れていれば快適な稜線歩きですが、この日は完全ガスの中。
と、ここで後方から久しぶりに追い抜かれます。抜戸岳までの登りでだれか後ろから来てるなと思いましたが、思ったより早く追いつかれました。
福井からの子で、同じようにロングラン日帰りのトレーニング兼だそうで。しばらくついていきましたが、結局途中で離されてしまいました。

8:55 11km地点 ここで登山口で通過していったトレランの方とすれ違います。約1時間3kmも差がついていてビックリでした。
やはりもうちょっと鍛えないとなぁ~

8:57 抜戸岩を通過

何も見えないですが、ここから山頂までは約1.2kmで30分位の場所です。

なんか少しガスが晴れてきたなぁ~と思ったら、

一気に雲がなくなり視界良好に!そして登り坂の先に笠ヶ岳山頂が見えました。
こんなに近かったの?と思った瞬間でした。
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笠ヶ岳② 笠新道途中~杓子平

2019-08-03 01:22:41 | 旅行記


標高2000mを超えると、少し稜線が見えてきました。

ゴゼンタチバナ

6:35 標高2100m地点 ここは槍穂が良く見える場所ですが、ガスで全く見えず。

ウラジロヨウラク 初めて見ましたが、とても可愛い花ですね

ちょっと珍しい色なので。でも何だろう?

ゴゼンタチバナとコケモモかな

6:48 標高2200m地点 標高差100mを13分ならかなりいいペースです。

さらに明るくなってきました。ひょっとしたら期待できるかな?

ハクサンシャクナゲ

ハクサンフウロ

コバイケイソウ

クルマユリ

7:25 2時間25分で杓子平に到着。登り切ったーという感じでした。

ガスがかかっていましたが、ここから一気にアルプスらしい絶景が目の前に広がりました。
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笠ヶ岳① 新穂高温泉~笠新道途中

2019-08-01 22:57:57 | 旅行記

7月最終週は北アルプス:笠ヶ岳へ。
前週の穂高リタイヤの影響で、9月3週目までほぼノーミス条件となったため、急遽予定を入れました。
20:30頃自宅出発→新宿へ。

新宿で夕ご飯の後、22:55発 飛騨高山行きバスで移動。

3:20 平湯温泉到着。多くの登山客がここで降りたため、みんな槍穂行くんだなと思ったら、実は自分だけ。
全員3:30発乗鞍岳行きご来光バス予定だったようで。この日まで知りませんでした。

この平湯で3:30頃に予約していたタクシーで新穂高温泉まで移動。
この時間のタクシーも本当に奇跡に近く、偶然色々なルートから運転手さんの携帯を教えてもらい、予約する事が出来ました。

4:00 笠ヶ岳登山口の新穂高温泉に到着。タクシーの方に待っててもらい、登山届を提出して真っ暗の中準備開始。
4:15 いよいよスタートです。
ここでいきなりトレランの若い男の子が1人通過。かなりの軽装備で速そうだなと思っていましたが…。
今回は往復約24.5kmコースタイム約14時間30分(往路7時間30分・復路7時間)の笠新道コース。この山は飯豊山・幌尻岳並みに奥深い場所にあり、とても日帰りで行くのは難しい山として知られていますが、計算上では可能だろうとの事で挑むことにしました。山頂までの到着予定時刻は10:00。5時間は切れるかな?

ますは約1時間3kmのロードから。ここを歩いているうちに夜明けを迎えました。

5:00 笠新道登山口に到着。ここが山頂部にある7km先の山荘まで最後の水場となる為、なるべく水分摂取&熱中症対策をしてから登山道に入りました。
まずはコースタイム4時間20分4km標高差約1200mの杓子平までの急坂です。
登りは大得意なので、全く疲れもなくずんずん進みましたが、とにかく足場が悪い。岩場と木の根に道でとにかく滑り、足首が完治していない自分にはかなり慎重にならざるを得ませんでした。

ここ笠ヶ岳は本当に多くの花が咲き誇っていました。全部わかるかな?という感じです。まずはササユリ。

5:40 標高1700m地点通過。標高差350mを45分だから、かなりペースは良さそうです。

オオハナウドかな?違うかな?

5:50頃 少し光がさしてきました。

奥はシモツケソウかな。

ミヤマリンドウかな?

これもササユリ。色がきれいです。

シモツケソウとニッコウキスゲのお花畑

シモツケソウのアップ

6:10 標高1920m地点:杓子平までの中間点です。ここまででも十分楽しませてもらいましたが、まだまだ多くの花に出会いました。
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