Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

夕張岳 ④ 吹き通し~山頂

2021-06-29 21:51:15 | 旅行記


吹き通しは砂礫帯になっており、植生がまたここで一気に変わりました。
エゾノハクサンイチゲ・ミヤマオダマキ・タカネグンバイのトリオ

ナンブイヌナズナ

こんなところにウルップルソウ⁉とかなりビックリしましたが、これは固有種のユウバリソウ
アルプスの3000m級で咲くウルップルソウと同じ仲間です。咲いていたのはここだけでした。
確かに、自分が高山植物で一番好きなウルップルソウはもう少し紫がかっているので、やはりちょっと違いますね。

7:30 6.5km地点 富良野方面からの金山コースとの合流地点です。ここから山頂まではあと400mです。

山頂直下の神社でお参りをして、いよいよゴールです。


7:43 2百名山42座目 夕張岳(標高1667.7m)です。駐車場から2時間30分でした。まぁやっぱり60%くらいでしたね。
ペース配分や補給タイミング等も完璧に近かったと思います。

少しガスっていますが、これまでの道のりです。やっぱり遠いですね。

約5分で下山開始。往路で撮り忘れた花を撮りつつ下山します。チングルマかな。

帰り道は最初緩やかに左にカーブして、その後真ん中ちょっと左の大きな雪渓を通過後に右に曲がって、2つの高い山の間から下る感じでしょうか。

ユウバリアズマギク。これも固有種です。

今回よく出会ったミネサクラ

シラネアオイの群生地あたりに咲いていたミヤマエンレイソウ

8:55 11.3km地点の分岐点まで戻ってきました。予定通り水分の補給も兼ねて今度は冷水コースから帰ります。

ここから登山口までは2.1kmで標高差420mです。

9:04 11.8km地点の冷水の沢(標高1018m)。ここの水は飲めます。(北海道では飲める飲めないの判断が難しいです)

ここから多くの登山者に出会いました。多分20名くらいでしょうか?

9:33 約13.4km地点 登山口まで戻りました。帰りは1時間45分でトータルで4時間20分位。プランでは5時間だし、ほぼ時間通りでした。
いや~本当にいい山でしたね!本当に登ってよかったです。ありがとうございました。

9:38 車まで戻り、次の樽前山までの約110kmの移動です。
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夕張岳 ③ 憩沢~吹き通し

2021-06-26 18:50:08 | 旅行記


前岳湿原を通過しつつ夕張岳を見ます。ちょっと山頂に雲がかかってきたな~。
ルートは目の前の巨大岩を通過して、左側の稜線を登っていく感じかな。


7:05 約5km地点 ガマ岩そば(標高1415m)まで来ました。目視すると遠く感じましたが、全く登っていないのであっさりと到着です。
ここから山頂までは残り1.9kmです。


ガマ岩を少し超えたあたりの展望が良かった場所。ここだと山頂までのルートがわかりやすいです。
そして幸いここから見る限り熊はいなそうだったのでホッとしました。

蛇紋岩崩落地付近 ふと足元を見ると、ユウパリコザクラを発見!!ここの固有種でかなり×2 貴重です。
(花弁にポッチがあるので間違いないと思いますが…エゾコザクラかなぁ)
*ユウバリでもいいようですが、正式にはユウパリだそうです。


尾瀬ヶ原のような場所。のんびり歩いても気持ちよさそうです。今日は急いでいますが…

キバナシャクナゲです。

ミズバショウとエゾノリュウキンカ

ちょっとガスは気になりますが、だいぶ山頂が近づいてきました。

7:25 6.3km地点 釣鐘岩(標高1510m)まで来ました。山頂まであと800mです。

エゾノハクサンイチゲかな

咲いていませんが、葉っぱの形からミヤマオダマキかな?

ミヤマオダマキと奥はタカネグンバイ

6.5km地点の吹き通しに到着。山頂までは残り500mですが、固有種含めまだまだ多くの花に出会います。
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夕張岳 ② 分岐点~憩沢

2021-06-24 23:40:03 | 旅行記


分岐点から山頂はまだ約4.2kmあります。ここまで程の急登ではありませんが、ちょっとずつ標高をあげていきます。

ここから初めて出会う花がたくさん出現します。まずはウコンウツギ

エゾコンゴサク 青の中に見える紫がとても綺麗です。

少し登りが落ち着いた場所。ヒンヤリ感や周囲の樹々の緑具合が自分では関東の新春という感じでした。

急にシラネアオイが左右に広がって来たなーと思ったら、


3.2km地点 石原平(標高1250m)は一面のシラネアオイ群生地でした。まさに今が満開。本当に圧巻でした。

お隣の滝ノ沢岳が真横に見えるようになって、登りも間もなく終わると思ったあたり。展望も開けてきて、

昨日登った芦別岳が見えました。

方角的には東北東~北東方面でしょうか?十勝岳だと思います。

6:32 3.5km地点の望岳台(標高1306m)です。ここで一旦登りは終わりです。

ここまで標高差約800m程登ったので、間もなく山頂も近いのかな?何て思っていましたが、実はまだ中間点にも来ていない事に気付きます。

望岳台から50mくらい歩くと、ついに夕張岳(右側の山)が見えました。一言「遠い!!まだこんなにあるの!」と素直に感じてしまいました。
でも距離は3.6kmながら、山頂直下に150m程標高を上げる登りがありますが、それまでの約3kmで150mしか登らない超フラットな道の為、ここから一気にスピードが上がりました。

ここから山頂までの約3kmは尾瀬ヶ原と非常に似ていました。
この時期はまだ2~3箇所ほど雪渓が残っているので、歩くときは注意です。

エゾノリュウキンカ

湿地帯は近くなり、ちょっと植生も変わってきました。

雪は残っていましたが、ここから先は木道も多く、もうハイキング気分です。

6:57 4.2km地点前岳湿原 憩沢(標高1350m)です。雪が無くなった夏になるととてもきれいな池塘が見えれそうです。
花の楽園はまだまだこれから。山頂まで急ぎつつも、花を見つけては写真を撮るという時間が続きます。
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夕張岳 ① 夕張岳ヒュッテ~分岐点

2021-06-22 20:51:25 | 旅行記

6月15日 3:45起床 気温は15℃くらいかな?かなり肌寒く感じました。
この日の日の出時刻は3:48頃で1年で一番早い日でした。(夏至は6月21日ですが、日の長さと日の出・日の入りの時刻はちょっとずれています)
おまけに北海道は聖火リレーの日だったようでした。(これも緊急事態宣言でリレーは中止)

4:05出発 当日の天気は午後に向けて崩れて来る事と、北海道の石狩・空知地方が昼過ぎから雷雨という感じでした。
この日はここ夕張岳を登った後に樽前山に登ってから夕方の飛行機で帰る、という予定です。
最低でも10:00までには戻らなくてはならないため、この時間の出発になりました。

5:00 夕張岳登山口近くの駐車場に到着。シューパロ湖を超えてからの林道が長かった。
調べてはいましたが、この林道6月12日に冬季閉鎖が解除になったばかりで、ちゃんと通れるかは少しドキドキしていました。
本当はもう200mほど先まで進めましたが、どこ止めていいかわからず、ちょっと手前になってしまいました。

5:10出発 まずは約1km歩いて登山口に向かいます。
コースは傾斜のきつい馬の背コースと距離は長いが水場のある冷水コースがあります。行きは冷水コース→帰り馬の背コースの方がおススメ となっています。
*実際登山ポストに置いてあった今シーズンの登山者のカウンター数も、馬の背:17名に対し冷水:65名と大差がついていました。
自分的にはできるだけ早めに標高を稼ぎたかった事と、行程的に給水も後半までもちそうだったので、馬の背→冷水の周回コースにしました。
これで往路7km コースタイム4時間15分・帰路7.3km コースタイム3時間10分 標高差1100mです。
一応、山頂に8:00頃で下山は10:00というつもりでスタートです。


5:15 0.8km地点の登山道分岐点。左:馬の背コースで右:冷水コースですので、左に行きます。

1km地点の夕張岳ヒュッテ(標高640m)です。雰囲気が幌尻山荘に似ていますね。泊まる場合は協力金1500円です。(寝具・食事等は持参です)
本当はここに泊まりたかったなぁ。

5:20 馬の背コースに入り、距離1.7kmで標高差約500mを一気に登ります。

花の山でもある夕張岳。まずはゴゼンタチバナが迎えてくれます。

登山道は霧がかかっていて、涼しいですが逆にヒグマ遭遇率が上がるので、かなりビクビクしていました。

5:47 一の越看板通過

6:00 二の越(標高1060m)通過。

6:05 2.7km地点の分岐点(標高1120m付近)まで来ました。
自分の中では標高差500m/1hが目安なので、まぁ順調順調という感じでしょうか。

全く予想はしていませんでしたが、この後山頂までは今までの山行の中でも1位~3位に入る絶景が待っていました。
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芦別岳 ③ 山頂

2021-06-20 19:30:16 | 旅行記


なるべく雪を避けながら、上の島の真下まで来ました。
先に上から降りてきた方が島の左側から来たので同じ道を進みましたが、実は右側に安全な巻き道がありました。
時間を要しながら無事クリアし、島の上でちょっと一服です。



最後の登りは足跡があったので、急ではありましたがこれまでの道ほど危険はありませんでした。
この角度、冗談ではなくこれくらいの気分でした。

振り返るとこれまで歩いた稜線と奥には富良野西岳と富良野の街が見えました。

13:40 6.6km地点 2百名山41座目 芦別岳(標高1726m)に到着しました。ここまで3時間10分でした。
足元に咲いている花はメアカンキンバイ?ミヤマダイコンソウ?気持ち的にそれどころではなかったので、アップの写真を撮り忘れました。

山頂よりさらに先、南西方面に夕張岳が見えます。
帰ってから気づいたのですが、もうちょっと先に進むとツクモグサがあったようです。
ちゃんと調べてくればよかったな。

約2分で下山開始。帰りはサクサク進んで、余裕が出たところで靴スキーで滑りながら降りてきました。

撮り忘れたミネサクラとムラサキヤシオツツジのコラボです。

最終的に気温は28℃くらいまで上がったようです。
最後のチェーンを開けて、

15:30 無事下山しました。熱中症ギリギリでしたが、何とかダメージなく済みました。当初の計画では往復6時間でしたが、結果は5時間で戻って来れました。
この後コンビニで飲み物やアイスを買って約75km先 本日の宿泊地まで移動です。

17:10 夕張市内のホテルに到着しました。夕張市で営業している宿が2軒しかなく&夕張岳ヒュッテも使用自粛だったので、何とか泊まれて良かったです。

夕ご飯はボリューム満点で、本当に美味しく頂きました。ありがとうございました。
翌日が3:30起床予定だったのですぐに寝る予定でしたが、思わず置いてあった漫画を完読してしまい、結局23:00に就寝しました。
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芦別岳 ② 見晴台~雲峰山

2021-06-18 19:09:09 | 旅行記

見晴台を超え、樹林帯を抜けるあたりから咲いている花の種類も多くなりました。


チシマアマナかな


シラネアオイ。今一番見頃の時期です。

ツバメオモトかな

フギレキスミレ

このルートでは水場は無いはずなのに、なんか水が流れてくると思ったら

雪渓が出てきました

またもシラネアオイ。今回の山旅ではこの花が一番きれいでした。

11:48 約3.8km地点の鶯谷(標高1114m)に到着。旧道との合流地点です。ここまでのコースタイムが2時間50分に対して1時間20分なので、結局早すぎですね。


稜線沿いに出た事もあり、周囲の山々を見る事が出来ました。雰囲気はまるでアルプスみたいです。

ミネサクラ。まだわずかに咲いていました。

12:20 4.9km地点の半面山(標高1397m)に到着。ここでちょっとだけ水分補給のプチ休憩です。

半面山から約100mくらい歩くと、ついに芦別岳が姿を現しました。
まずは手前側の山に向かいます。

窪地(コル)にある熊の沼です。名前の通り、熊の出現率が非常に高い場所です。
喉は乾いていましたが、さすがに飲めなそうでした。

雪渓を登る事は避けられなそうだな…。実は今回アイゼンを持ってくる事は全く考えておらず、体力使いそうだなぁ~という感じでした。

ミズバショウが咲いていました。

雪渓登りです。幸いそれほど斜度がない事と、もし滑ったとしてもミズバショウの咲いている場所まで戻るだけだったので、あまり気を張らずにゆっくり登っていきます。

広い雪渓を登山道テープを探しながら登り、やっと終わると思ったあたり。

後方では追い抜いてきた2名と左側に登山道が見えました。この高さに登るまで登山道には全く気づきませんでした。

13:00 5.9km地点の雲峰山(標高1560m)に到着。登り切っていよいよ芦別岳が目の前に!と思ったその瞬間が、この旅で一番ショックを受けました。
あの壁登るの!!!
しかもこの写真では見えにくいですが、雪渓の中で上の方の島(黒い部分)の少し上に下って来る方がいるのですが、グリップ効かずに滑ってるし!!ここで滑落したら谷まで真っ逆さまじゃん!!
とりあえず行けるところまで行って引き返そうと強く思いながら、ちょっとトホホな気分で先に進みます。
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芦別岳 ① 太陽の里~見晴台

2021-06-16 21:57:37 | 旅行記

6月3週目は北海道シリーズでした。北海道の2百名山は10座あり、行程を調べても計6回は訪れる必要があり、かつ1つずつの距離も長いので、日が長い6月~7月に集中して行こうという感じでした。
今回はその2回目(1回目は3月の北海道駒ケ岳)で、芦別岳・夕張岳・樽前山の3座を2日で登ります。

13日 23:03 いつもの掛川駅発バスで横浜まで移動

5:55 羽田空港に到着。今回初めて京急線に乗りましたが、こっち方面から羽田に来る時は非常に便利ですね。
時間も読めるし早朝発の飛行機への接続もよく、今後多用したいです。

6:45発旭川行きで移動します。

着陸直前で見えたのですが、方角や山容から見て15日に登る夕張岳のようです。

8:30 旭川空港に到着し、レンタカーで約70km移動です。


10:25 最初に登る芦別岳の登山口:太陽の里キャンプ場に到着しました。
いや~暑い。ちゃんと調べていないですが、恐らく気温は25度以上はあったと思います。

ルートは旧道と新道の2つありますが、現地の看板にも書いてある通り『新道をおススメします』との事ですので、新道にしました。
コースはここ太陽の里(標高330m)から距離 往復12.7km・標高差約1400m・コースタイム 往路 5時間10分 帰路 3時間10分です。
この2日間では芦別岳が一番ハードでしたが、1日で1座だけ&あまり時間を気にしなくてよい状況だったので、ウォーミングアップくらいのつもりで5時間くらい(15:30頃)で帰ってこれればいいやとの思いで登山開始。

登山口にはいきなりチェーンのかかったフェンスがあります。周囲を見てもここから入るしかなさそうで、チェーンを外して中に入ります。

いきなり急登から始まります。

そして入口からすぐに多くの花に出会いました。

マイヅルソウ



完全にポッキリという感じ。


また出会ったヘビさんです。

少し落ち着いたと思った先にこんな看板が。

序曲って書いてる。今回は音楽攻めかな?とちょっとワクワクしました。

またもやギンリョウソウ

次に出たのは『負けるな』でした。結局この先の続きは無く、ちょっと残念…。

11:20 約2km地点 見晴台(標高約620m)まで来ました。

ここからの街並みを見る事ができます。左側に見えている山は十勝岳方面ですね。
ここでちょっと荷物を見ると、飲み物が350mlペットボトル1個だと気付きます。
エネルギージェルは3つあったものの、このルートは水場が全くなく、この気温でこの水分量では…と考え、この先絶対に疲れないようにとペースを落として登る事にしました。

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池口岳 ④ 山頂

2021-06-13 18:49:17 | 旅行記


ジャンクションを超えて残り約200mくらい。最後の急登です。

んーこれがわからない。ミヤマムラサキかなぁ。

最後笹薮の道を登ると、

ようやく静かな山頂が見えてきました。

10:01 8.3km地点 2百名山40座目 池口岳(標高2392m)に到着しました。ここまでの所要時間は3時間40分くらいで、到着時間もドンピシャでした。
今年はこれで17座達成で、目標にしている2百名山50座までは残り10座。このペースだと8月には達成してしまいそうだな。

そしてお隣の南峰です。今立っている北峰は長野県で南峰は静岡県と、双耳峰で県が違う珍しい山でもあります。

山頂からちょっと下ったところから、光岳と光岩が見えました。左側に見えてるのはたぶん上河内岳ですね。なつかしいなぁ~。
あの山は自分が2016年に初めて3日間の南アルプス縦走をした時に登った山です。
当時は、茶臼岳を通過してから体調不良が悪くなって、その後の予定が大きく変わり、予定外の光岳小屋に泊まって計画を立て直したという思い出が強く残っています。

㉘付近で駐車場で先行して出発した方とすれ違います。
何でも道を間違えて30分以上のロスだったとか。どおりでここまですれ違わないと思った。

そして⑲付近で最初に出会った方と挨拶をしてから進みます。

オサバグサ。

⑩まで戻ってまさかのもう1名の方と遭遇。さすがに時間的にもテント場で1泊の方でした。
そしてこのあたりから両足の指先が痛くなりました。今までこんなことなかったのになぁ~と思いながらもペースを落としつつ下山していきます。

入口付近でちょっと気になった看板。この時からの50年後って2018年。どんな50年後になると思っていたんだろう…。

12:40 16.5km地点何とか登山口まで戻りました。下山タイムは2時間35分で、トータルでも6時間15分とまぁまぁかなという感想です。

帰ってから調べてみると、下山時に足先が痛くなるのは単純に靴紐を締めていないから との事でした。
そう言われればいつもは気にもせずに何度か靴紐を結び直していましたが、今回は1度もやっていませんでした。
これだけ登っても初歩的なミスをしてしまい、今回は猛省な山行でした。

登山口からまた2.3km歩いて車まで戻り、その後麓のかぐらの湯で汗を流して、ギリギリ16:45に自宅に戻りました。

今週は連闘で今から遠征に行ってきます。
梅雨時期なので雨が少ないところを選んでいたら、ここになってしまいました。
久しぶりの2日間の山旅を楽しんできます。


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池口岳 ③ No20利検沢の頭~No.29ジャンクション

2021-06-12 20:17:19 | 旅行記


8:27  5.3km地点 ⑳を通過してすぐに利検沢の頭に到着

そしてここにはイワカガミの群生がありました。

咲き始めのマイヅルソウ

㉑を通過後

シダに覆われている場所を通過

8:40 クロナギとザラナギの中間点:ザラナギの頭(標高1971m)を通過

山頂までは残り約2.2km 左側の稜線沿いに進みますが、最後に急登がある感じです。

8:45 6.5km地点 ㉓のザラナギ平(標高1922m テント場)に着きました。

まぁここまでの道のりを考えたら、このあたりで一泊という感じですよね。

そしてここが一応の給水ポイント。下まで降りるのは大変なので、スルーします。


8:55 ㉕ポイントです。残りチェックポイントは5か所。⑳からは30分でした。

ただしここから急に道も狭くなり&今までで一番の急登が待っていました。


9:27 やっとの思いで㉘到着。ひとつ前の㉗からは20分かかりました。

ここでロープ場が出現。体力が消耗した時のこのロープ場は堪えます。

さらに倒木が登山道をとうせんぼ。

でも斜面に咲いていたクモイコザクラがきれいでした。

9:49 8.3km地点 ㉘からさらに20分を要して最後の㉙ポイント ジャンクションに到着。
ここから左に進めば光岳方面の縦走コースになっており、右に進めば残り400mで山頂です。
帰りもあるのであまり体力は使わないよう、ゆっくりと山頂に向かいます。
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池口岳 ② No.10牛首付近~No.20利検沢の頭付近

2021-06-11 19:09:35 | 旅行記




⑪の牛首を通過後は細かなアップダウンを繰り返しつつ、標高差50m程を登る道が続きました。
ここの間隔も不均等で、4分~7分くらいでした。

⑭を通過後に、

幻想的な場所がありました。

7:56 見通しの良い場所に出ました。側面が完全に崩落していました。

そしてついに目指す池口岳が見えました。
正面の高い山の隣が池口岳です。あそこまでは距離にしてまだ約4kmあります。

8:00 4km地点 黒薙(標高1837m)に到着しました。ここがちょうど⑮で、ほぼ中間点に当たります。
①の登山口からここまで約1時間35分とかなりのハイペースでした。
ここから山頂までは3時間20分と記されており、今までのペースから見ても予定通りの10:00には着きそうだなと感じました。ここで約3分の休憩にしました。



その後すぐに出発して、⑯~⑱を約4分ペースで通過。
道は相変わらずの小さなアップダウンですが、だんだん尾根道が細くなってきました。

前から鈴の音が聞こえると思ったら、登山者を発見!!
登山口に止めていた方で、昨日は安平路山に登っていたとの事。しかも昨日(安平路山)に比べてここは天国のような道だよ とおっしゃった一言が印象的でした。
という事は、ここ遠山郷~駒ヶ根に抜ける道もちゃんと通れるんだな。駒ヶ根方面は3座(経ヶ岳・安平路山・南駒ケ岳)が残っているので、今後の参考になりました。

ここまでの道ではギンリョウソウしか出会いませんでしたが、この先はぼちぼち花が出現しました。
まずはイワカガミです。

8:25 ⑲通過後に一気に急登に変わった途中で⑳に到着。⑩~⑳は1時間8分でした。
ここから山頂までは残り約3kmで標高差はまだ500mくらい。約1時間刻みなら㉚の山頂到着は9:35~9:45頃ですが、まぁそんなにうまくいかないよね、とちょっと感じつつ2回目の給水タイムを終えて登り始めました。
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池口岳 ① 道の駅 遠山郷~No.10 牛首付近

2021-06-09 20:01:29 | 旅行記

6月2週目は山ウィークでした。
今週は全国的に晴天だったので行く場所に迷いましたが、17:00までに戻る必要があったので、結局は近場のにしました。
21:30自宅出発→途中磐田に立ち寄ってから、120km一般道を走って長野県南信濃町 道の駅: 遠山郷に1:00到着。
浜松から飯田市に抜ける国道152号線が途中通行止めにより大きく迂回するルートを表示されましたが、兵越峠を抜ける県道が通れたため、かなりショートカット&時間短縮でここまで来れる事がわかりました。

5:00 車で約4時間爆睡して、行動開始。

5:20 池口岳登山口まで続く細い道を登っていたら、途中で登山の準備をしている方に出会い、ここで停めて行けばいいんだな という感じで準備開始。

5:50 まずは登山道まで歩き始めます。

途中民家もありましたし、車上がってこれたんじゃないの?と思いつつも歩き続けます。

6:05 登山届を出すポストに到着。他の方のヤマレコ見てたら、ここから登山口まで1㎞歩くような…

6:25 結局、車から2.3kmも歩いてしまい、池口岳登山口に到着。
しかも先に登っている方の車もあるし、やっぱりここまで来れたなぁ~と少し後悔しましたが、気を取り直して登山開始です。

ここ池口岳は南アルプスの最深部でもあり、コースも長く険しい山です。
ルートはここ登山口(標高1080m)から山頂まで距離 往復16.5km 標高差 約1310m コースタイム 往路6時間40分 帰路 4時間30分です。
この後の用事を考えると13:00くらいまでには戻ってきたいなぁと思っていたので、標高差から予測して山頂到着は10:00頃に設定してスタートです。
(10:00だとコースタイムの約半分なので、自分で言うのもですがかなり早いです)
長距離ですが、このルートは途中の水場は無いため(無い訳ではないが、往復30分以上のロスタイムになる)、予定量1L+予備分0.5L 計1.5Lの水を持っていきました。


6:27 この山は①~㉚までの番号で区切られており、ラップタイム等とても参考になりました。
ノンストップで登りきるつもりでしたが、一応補給のタイミングは区切られている⑩と⑳と山頂と帰りの⑮にしました。


黙々と登っていきますが、それぞれ②と③は約7分で通過。規則正しく配置されているのかな?と思いきや



その後の④⑤⑥は4~5分で通過と、もはや到着時間も休憩のタイミングも読めなくなってきました。

ここでもギンリョウソウ。登山道の足元は石もなく落ち葉でフワフワな道で、これがほぼ最後まで続きました。

7:10 途中⑦と⑧が見つからず、道を外したかと思いましたが、⑨を見つけました。⑥からは約22分だったので、また7分間隔に戻りました。

7:17 休憩ポイントに設定していた⑩まで来ました。ここまで50分だから、この後もこの間隔が正しければ9:30過ぎには着くのかな?と思っていました。
体は全く疲れも暑さも感じておらず、心拍数も上がっていなかったので、ここでの休憩はパスして先を進みます。
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岩菅山 ③ 花シリーズ

2021-06-03 21:10:02 | 旅行記

岩菅山で出会った花です。季節は4月~6月のものまでありました。

アズマイチゲですかね?

イチリンソウ。底清水あたりに咲いていました。

ショウジョウバカマ

ツバメオモト?葉っぱの形からはそうかなとは思いますが。これは後半に咲いていました。

わかりそうでわからない黄色の花。

紫はアオイスミレかな?

オオデマリの咲き始めかな?

これはイワウメ。雪が残っているあたりに咲いていました。


延齢草(エンレイソウ)です。帰路の底清水あたりで発見しました。

時期的にあまり花は期待していませんでしたが、意外と多かったので暇せずに登る事が出来ました。

6月は雨期になりますが、そろそろ今年のメイン:南アルプスに向けての準備をします。
天気良ければ3週のうち2つは最低登れればよいのですが…
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