Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

鹿島槍ヶ岳③ 爺ヶ岳~冷池山荘

2019-06-29 05:10:53 | 旅行記




爺ヶ岳までの登りに入った途端に目の前にライチョウが。
種池山荘~爺ヶ岳間はライチョウが多く生息している場所でもあり、どの登山記録を見ても多くの方が遭遇していました。
記録驚かせてはいけないと様子を見ていましたが、結局このまま登山道を先導してもらう形になり、このやりとりが約300mほど続きました。

広い場所で道を開けてくれた時です。足に目印がついていました。

さあ気を取り直してと思ったら、正面岩の上に体の大きな方が。
この場所でしばらくライチョウ観察を楽しむことができました。

13:55 6.5km地点 爺ヶ岳南峰(標高2669.9m)を通過。

コケモモでしょうか?

冷乗越まで下りの稜線。天候がいい時はきれいなんでしょうね。

ミヤマキンバイ

イワハゼ

14:45 冷乗越を通過。ここから赤岩尾根で麓まで下りることができるルートがあります。
ここから先は五竜山荘までエスケープルートはありません。

14:55 約9km地点 冷池山荘がようやく見えてきました。

この日はこれで終わり。中でのんびり過ごしました。
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鹿島槍ヶ岳② 柏原新道途中~種池山荘

2019-06-27 23:41:59 | 旅行記


石畳の標識を通過。足元は岩ばかりですが、とても歩きやすい道が続きます。

少しだけ雲が晴れてきて、もしや晴れるかも!と思ったとき。でも周囲の山々は見えませんでした。
でも個人的にはただ登るときには何も見えないほうが好きです。

ショウジョウバカマかな?

この柏原新道の通称:ガラバです。この雪渓は8月頃まで残るそうです。

登山道を雪が覆っている場所が増えてきて、道を見失わないように少しペースを落とします。

この坂道を登りきると、

前方に建物が現れました。

12:50 種池山荘到着です。ここ通過がもし14:00頃ならここで宿泊と山荘に伝えていましたが、天候は悪い中でももう少し先に行けそうだったので、当初の予定通り3.8km先コースタイム2時間10分の冷池山荘に向かう事にしました。

ここまで2時間ほど早く到着してかなり順調でした。明日以降のルートの参考になりました。

扇沢からノンストップだったので、ここでお昼ご飯。

13:15 外は雨が強くなったりでしたが、改めて出発。標高2669mの爺ヶ岳まで約200m高度を上げて、その後冷池山荘まで240m下りのルートなので、この後のんびりモードに切り替えました。

少し歩くと雲が晴れて爺ヶ岳が見えました。
この後この爺ヶ岳までの道のりで、かなりの時間を費やすことになりました。
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鹿島槍ヶ岳① 扇沢~柏原新道途中

2019-06-26 06:14:06 | 旅行記

6月3週最後は北アルプスの縦走でした。
もともとは7月頃予定でしたが、企画していた場所が7月以降のみだったため、急遽前倒しとなりました。

5:12 自宅前発バス→6:16 東京から新幹線で移動

7:50 扇沢行きバスで移動。

9:25 雨の扇沢に到着。ここまで乗り換え2回だけという便利さ。今後の参考になりました

出発は10:00予定なのでここで朝食。黒部ダムと言えばこれでしょう。ダムカレーです。

10:15 扇沢バスターミナルで準備をして、10:25 500mほど道を戻った場所にある柏原新道登山口に到着。
ここからいよいよ長い山行が始まります。
今回はここ扇沢から爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳→五竜岳→白馬五竜の約26.8kmのロングコースです。
初日は種池山荘~爺ヶ岳経由冷池山荘まで9.1km コースタイム6時間5分です。
この日は登るだけ&雨なので、あまり急がずのんびり登ります。

タニウツギでしょうか。淡いピンクがきれいです。

ミヤマカラマツ

まずは5.5km先の種池山荘(標高2410m)までの道。
いきなり長い登りが続きます。森の中だと雨粒も当たらないので、意外と快適でした。

9:55

11:10 ケルンに到着。この登山道は学生登山の道でもあり、大変登りやすく、いたるところに注意書きなどとても助かりました。

ちょっとずつ森から抜けてきて、雨がダイレクトに当たります。

シラネアオイ発見!でも見つけたのはここだけでした。

11:40 一枚岩通過。全く疲れもなく、意外と早く種池山荘までは行けそうです。
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空木岳④ 山頂~下山

2019-06-24 01:06:33 | 旅行記


山頂から少し下って振り返った風景。
この光景、宮之浦岳にとても良く似ています。

ちなみに2017年5月撮影時点の宮之浦岳はこんな感じ。

また空木岳に戻って。中央アルプスの山々がきれいです

この光景は鳳凰三山とよく似ていました。

このような風景の稜線歩きは気持ちがいいです。


途中ちょっと広い場所でサークルが。ヘリポートでしょうかね?

駒石到着。いやー大きかったです。

ミネサクラ

14:00 帰りはほぼ3時間ちょうどで下山できました。
結局最終7時間10分で往復できました。個人的にはまあまあかなという感じでした。

途中でちょっと寄り道。これで駒ケ根もしばらく来ないので、温泉に立ち寄りました。


6月3週連続の最後は、このブログを書いた3時間後に出発です。
9月第3週に向けて残り11座6行程です。体調に気を付けつつ、最後まで頑張ります!
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空木岳③ 空木平分岐点~山頂

2019-06-22 23:41:46 | 旅行記


空木平へ降りていく途中にミネサクラかな?が咲いていました。

左側に小川が流れていて、とてもいい雰囲気でした。

10:00 8km地点の空木平避難小屋に到着です。さぁ、ここからはあと1.5㎞くらいです。

ここで水分補給ができそうでした。地図ではなかったんですけどね。

ここから駒峰ヒュッテまでの道が大誤算でした。
完全に雪渓になっており、アイゼンを持ってこなかった為、ヒュッテまでの距離約800m標高差200mほど登るのに約1時間費やしてしまいました。

10:45 ようやく雪渓を登り切って駒峰ヒュッテに到着です。完全にスタミナ使い切りました。

山頂まで距離100mながら、とにかく遠く感じました。

10:50 百名山89座目 空木岳(標高2864m)に到着しました。結局4時間10分ほどかかってしまいました。

近くの若い子に撮ってもらいました。ありがとうございました。

尾根伝いの駒石コースでくればあと20~30分くらいは短縮できたのに…




360度のパノラマでしたが、雲も多く全容までは見る事は出来ませんでした。
ここで10分ほど休んでから下山開始。

ハクサンシャクナゲがきれいでした。

帰りは駒石コースで下山。こっちのコースの方がここの名物ですので、帰りを急ぎつつも景色を楽しむことにしました。
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空木岳② 池山~空木平分岐点

2019-06-20 22:33:24 | 旅行記


池山小屋から100m進んだところにタカウチ場で別れた遊歩道との合流地点がありました。

しばらくは苔むした気持ちのいい光景が続きました。

8:05 標高1930mの尻無を通過

8:10 4.3km地点 マセナギ(標高約2000m)を通過。ここまでコースタイム2時間30分のところ1時間30分程で到着です。

この辺りはイワカガミの群生ポイントでした。

急峻な迷尾根の手前から、登山道の地質が変わって花崗岩が増えてきました。
この地質になると足元が滑りやすくなるんですよね。

キバナノコマノツメかな。

9:10 約6.5km地点 標高2400mを超えて空が明るくなってきました。

樹林を超えて尾根道になった途端にいきなり雪道に。

周りの山々も見えてきました。

9:40 7.5km地点(標高2530m) 空木平カール分岐点まで来ました。
ここまで約3時間。どっち経由でも同じコースタイムであったため、ちょっと悩んで左ルートの空木平避難小屋経由で登る事に。
かなり順調でもあり、残り1.6kmを1時間で登れるだろう と思っていたのですが、ここからが誤算でした。
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空木岳① 登山口~池山

2019-06-19 20:51:20 | 旅行記

6月3週連続の2座目は中央アルプス:空木岳です。
もともと2018年9月4週目予定でしたが、雨だった為今回になりました。

3:00出発→6:30 空木岳登山口着。林道終点まで車で登れたことを知らず、結果往復2km40分ほど長くなりました。

車を停めた場所から500mほど林道を戻った場所が登山口。
6:40 ここから18.5km 標高差1650mコースタイム往路7時間+帰路4時間40分のスタートです。
あまり急いでいませんでしたが、次週以降のトレーニングも兼ねていたので、7時間位で戻ってくるつもりでした。

6:50 林道終点の駐車場到着。車が10台以上いたことにちょっと驚きです。

まずは2km先の池山まで行きます。

1.3km地点 タカウチ場(池山分岐点)です。ここで山頂コースとハイキングコースに分かれます。
ハイキングコースだと距離が長くなると思った為、山頂コースを選択。でも結果的に同距離だと後で知りました。

マイヅルソウですかね?

ギンリョウソウ

7:30 2.8km地点 池山山頂(標高1774m)に到着です。

ここから、いきなりアルプスらしい光景が広がります。お隣の木曽駒ヶ岳です。

ちょっと見えにくいですが、千畳敷とホテルも見る事ができました。

シロバナノヘビイチゴでしょうか?

7:40 3km地点 池山小屋通過。

ここに水場があります。でも山頂まで残り6kmありますがここが最後の水場です。
気温は10℃くらいとあまり高くなく山頂付近の予想も5℃以下だったため、あまり消費しないだろうと考え、ボトル1本分のみ補充してから進みました。

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妙高山 2nd③ 山頂~下山

2019-06-15 23:03:49 | 旅行記


11:25 霧と雨の中、10合目の看板を発見。

百名山88座目 妙高山(標高2454m)に到着です。この看板はここの名物で、これを見に来たようなものです。
ここまでコースタイムは2時間47分。標準タイムよりも2時間程早く着き、完璧な山行でした。


妙高大神と北峰の間にある日本岩を通過します。

11:30 妙高山北峰です。天気良ければ先月訪れたルートを一望できるのですが、今回は全く見るつもりはありませんでしたので、早々に帰ります。

ツガザクラ

ヨツバムグラかな?

13:30 帰りはほぼ2時間で下山完了。

予定よりも30分程早く帰って来れたので、無料で入れる黄金の湯で一休みしました。

14:30発のバスで関山駅まで戻ります。

関山駅に着いた時には、本降りになっていました。


この後長野まで戻り、帰宅しました。

これで第1週は終了。
翌週も天候は良さそうなので、順調に2座目に行けそうです。
3週目は当初の予定とは変更になりましたが、10km→17km→25kmとロングランになっていくので、次週もトレーニングのつもりで完登していきます。
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妙高山 2nd② 赤倉温泉源湯~9合目 鎖場

2019-06-13 22:43:16 | 旅行記


光明滝と称明滝。下部の滝の麓まで登山道が続いています。

滝の上部まで行くと、何箇所か渡渉があります。

9:25 北地獄谷麻平分岐を通過。

9:30 2.5km先 標高1600mの湯道分岐を通過。

胸突き八丁手前から雪渓登りが続きます。登山道が消えたことや霧が出てきてペースが落ちます。

ツツジかな?

イワカガミ

10:20 標高1930mの天狗堂に到着。ここから大谷ヒュッテ方面と合流します。
少し休もうかと思いましたが、雨が強くなってきたこともあり、すぐに出発します。
ここから山頂までは残り1.5km 標高差400mです。

タテヤマアザミ

光善寺池を通過。天気良かったらよい景色でしょうね。

10:35 8合目 風穴到着。自分の思い込みで祖母山の風穴ほどの大きさがあるのかと思っていましたが、こぶし大くらいでちょっと残念。

ミヤマツボスミレ

11:05 9合目 鎖場到着。ここから山頂までは距離500mで標高差200mを登ります。

雨が強くなって鎖場は嫌だなーと思っていましたが、岩に切り込みが多くてかなり登りやすそう。
ここまでのコースタイムも2時間30分程と3時間切れそうだったので、ちょっとペースを上げて山頂まで進みます。
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妙高山 2nd① 燕温泉~赤倉温泉源湯

2019-06-11 22:12:33 | 旅行記

6月3座の第1週は妙高山へ。
現地は午後から雨予報&山頂は雪予報でしたが、雨でも登頂可能な場所として5月のリベンジに挑みました。

10日22:30出発→5:30長野着 この時は晴れるのかな?と思ったんですが。

そのまま妙高高原へ移動

7:20 妙高高原からさらに乗り換えて関山駅到着

ここが妙高山への最短距離で登れる登山口まで行けるバスが走ってます。
目の前の妙高山は山頂部分に傘がかかっているようで。すでに少し霧雨が降っていました。

7:43発のバスで燕温泉へ移動。

8:25 燕温泉到着。
雨は少し降っていましたが、これからの事を考えて初めから雨具完全装備で出発です。

山頂まで約10.4km 標高差1300m コースタイム登り4時間40分 帰り3時間20分の燕登山道の往復。

8:40 帰りのバス予定が14:30なので、何とか5時間ほどで帰ってくるつもりでスタート。



1.8kmほどは登山道がアスファルト舗装なので登りやすいですが、逆に帰りは滑りそう…

しばらく歩いていると、雨の影響か土砂崩れ?で登山道が埋まっている場所が。

約2km歩いた場所の水場です。気温が低いので、それほど水分補給は必要ないと思いますが、念のためここで補充。

9:10 赤倉温泉源湯に到着。人いるのかな?お風呂も奥にあるような…
天候がかろうじて持っている中、ここからは舗装路も終了して急登が続きます。
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妙高山 途中まで② 下山

2019-06-01 00:15:33 | 旅行記


7:55 大倉乗越まで来ましたが、ここまでの登りはかなりスリッピーになっており、おっかなびっくりな状態でした。

ここから一度谷を降りて登り返す道なのですが、足元がアイゼンが全く効かない状態で、表面から崩れて滑りそうだったので、ここでこれ以上進むのを中止しました。
後日他の方の登山記録を見ましたが、昨日まではこの場所はほぼ地肌が見えていたようで、昨日雪が一気に降ったようでした。
2座行けなかったのは残念ですが、反対側のルートからならば往復で半分の時間で行けそうなので、改めて来ることにしました。



帰りは時間が余ったので、のんびり景色を楽しみながら下山。

11:00 登山口の笹ヶ峰まで戻り、今回の登山は終了です。

帰りの妙高高原駅にて。昨日と同じ場所からでしたが、ここから妙高山が見えたのですね。

帰りは逆に北上するルートした。

左:妙高山と右:火打山。先まであそこにいたんだな―という感じでした。

上越妙高からの新幹線。意外とこっちからの方が便利なのかな?
また6月に来るので、大いに参考になりました。

これで5月は終了でしたが、6月が1座予定が3座になりました。
梅雨に入るので予定通りに行くか怪しいですが、長距離行程の場所ですので、しっかりと準備をして挑みたいと思います。
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