Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

幌尻岳⑥ 山頂~下山

2019-07-26 23:55:08 | 旅行記


6:15下山開始で帰り道の途中です。ここにきてまた少し雲が晴れてきました。

お隣の戸蔦別岳が見えました。

更に進んで最後の急坂の手前付近。ちょっと見えにくいですが、正面の小ピーク山頂に数人います。
NHKの撮影隊の方たちだそうで。ベストな映像を求めてしばらくここに籠っているようです。



カール内部も最後は望む事ができました。よかったです。

命の水まで戻ってきて、あとは樹林の中を下るのみ。

7:55 幌尻山荘の屋根が見えてきました。

8:05 17.8km地点 幌尻山荘到着。ここでデポしていた荷物の回収と沢靴に履き替えます。
少し管理人さんと話をしてから沢下りに突入しました。この2日間ありがとうございました。

9:40 20.7km地点 北電取水施設まで戻ってきて、また靴を履き替えます。
ここから第2ゲートまであと7km1時間30分くらいのロードです。 

11:35 総行程27kmの旅路を終え、第2ゲートまで戻ってゴールです。
意外や意外、往路よりも帰路の方が時間がかかりました。

11:40 帰りのバスが到着。帰りは山荘で2時頃から帰り準備をしていたパーティー9名と一緒でした。

そしてこれから山に入る方は約10名。

一番重い荷物を背負っていたガイドさん含め、皆さん気をつけていってらっしゃい。

12:50 とよぬか山荘着。とにかく暑かった。30℃くらいはあったでしょうか。
ここから新千歳まで車で移動して今回の山旅は終わりました。

帰りはいつも1本便を遅らせてお土産とラーメンを食べるのが新千歳空港での過ごし方。この空港本当に好きなんです。

17:30発羽田行きで帰りました。


これで北海道シリーズ全9座も完登しました。
あとは北アルプス7座と富士山 計4行程のみですが、ちょっと時間が無くなってきました。
7月末に梅雨が明けそうなので、穂高&笠ヶ岳の行程を日帰り2回行程にバラして今週から改めて挑みます。
ちょっと五竜岳での怪我は気になっていますが、無理をしないように登っていきます。

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幌尻岳⑤ 山頂

2019-07-23 19:36:09 | 旅行記

幌尻岳稜線沿いのお花畑で見る事の出来た花たちです。

ハクサンイチゲかな

ハクサンチドリとエゾマルバシモツケかな?

何だろ?わからない…

両脇全てがイチゲのお花畑です

トカチフウロ

これもエゾノハクサンイチゲ

ミヤマアズマギク

アオノツガザクラ

エゾノトリカブトでいいのかな

ウコンウツギ


エゾツガザクラの白とピンクです

5:50 13.6km 尾根伝いを反時計回りでまわった後、新冠コースとの分岐に当たりました。
ここまで来れば山頂までゆっくり歩いて10分

天望は良くないですが、すぐそこがゴールだとわかっているので、もうウイニングロードです。

5:58 14km地点 百名山92座目 幌尻岳(標高2052.8m)に到着しました。
幌尻山荘から約2時間30分と、ほぼ定刻通りに着くことができました。
天気良ければ絶景でしょうが、気温6~7℃・風も出てきてとにかく寒かったので、早々に山頂から降りる事にしました。
あとは12:00発のバスに間に合う様に今まで来た道を戻るだけ。時間的に余裕もあるし、のんびり帰る事にしました。
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幌尻岳④ 幌尻山荘~命の水

2019-07-22 21:42:22 | 旅行記

幌尻山荘から山頂までは距離4km標高差約700mでコースタイム往路4時間復路3時間半のコース。
普通で行ったら山頂着19:00頃になってしまいますが、17:30までに着いて19:00くらいに戻ってこようというプランでスタート。

約1.5km標高を600mほど上げて稜線に出た時、キスゲに出会いました。やはりこの色が一番好きですね。

16:00 11.7km地点 幌尻岳までの唯一の水場:命の水に到着。ここで翌日分の水を補給したところで雨が降ってきました。
雨は全く予想しておらず、雨具を山荘に置いてきてしまった為、ここで今日の行程を中止して引き返すことに。
でもここ命の水までのコースタイム1時間50分を1時間ほどで来れるのがわかり、翌朝の出発時間から第2ゲートまでの所要時間が読めるようになっただけでも収穫でした。

17:00 幌尻山荘まで戻ってきました。命の水までの道ですれ違った団体様が夕食の準備をしていました。

結局この日の山荘は団体様入れて全部で25名くらいかな?にぎわっていました。

17:30 雨が本降りになった頃にブルーシートの屋根の下で夕食。
ここで前回の火打山での経験が活きました。

貸してくれた寝具は毛布一枚で完全雑魚寝状態。でもこれが山小屋なので全く気にせず、このまま18:30には寝てしまいました。

17日 AM2:30 すでに2:00頃から動き出していた方もいて、早々に目が覚めてしまった為、予定よりも少し早く準備開始。
3:30 山頂まで改めてスタート。6:00くらい山頂→8:00頃山荘まで戻るプランで出発です。

4:45 命の水に到着。朝食べた大福で完全に気持ち悪くなりスタートダッシュができず、予定よりも15分ほど遅くなりました。
ここで水分補給をした瞬間に調子が戻ってきました。

チシマギキョウかな?

命の水からの最後の急登を登り終えようとした途端、少し雲が晴れてきました。予定では一日曇空だったのに。


ちょっと見えにくいですが、正面に幌尻岳がかすかに望めました。


急登を終えるとあとは標高差100mほどで距離1㎞のなだらかな稜線歩き。
ここからがこの山の絶景の時間が始まりました。
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幌尻岳③ 北電取水施設~幌尻山荘

2019-07-20 22:55:13 | 旅行記


この場所で沢靴に履き替えます。

渡渉は十数回程度。
でもこの沢靴、全然滑らない&水に入っても気にならない。思った以上にすごかったです。

途中で橋を渡りました。


中には深い場所も。最大で膝上まで入る場所もありました。

雪解けの水は冷たくて気持ちよかったです。

14:25 少し道が整備されてきたので、もしかしたら終わりかな?と思ったら、

14:35 幌尻山荘の屋根が見えてきました!!
でも、見えてからあと1回渡渉がありました。

14:40 約10km地点 幌尻山荘に着きました。ここまで2時間57分。3時間切って到着しました。

この時間でこの場所にいたのは約5人くらい。ここで濡れた靴や靴下を干して、受付をしました。

思ったよりも早く着いたので、少し色気を出して山頂まで行ってみる事にしました。
往復4時間半くらいなので、無理なら帰ってこようという軽い気持ちで改めてスタートです。
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幌尻岳② 第2ゲート~北電取水施設

2019-07-18 23:35:43 | 旅行記


まずは7.5km 2時間のロードから。この林道が熊との遭遇の可能性がある場所なので、少しビクビクしていました。
約1kmくらい3人の方と話しながら歩いていましたが、ペースが合わずに先に行く事にしました。
長いロードでしたが、多くの花に出会い全く退屈ではありませんでした。

ミヤマセンキュウ

12:30 ちょうど1時間歩いた場所に看板が。

エゾオオサクラソウかな?少し色が違うような感じだけど。

オオバミゾホウズキ

ここまでの道で、よく整備されているなーと思ったら、北電の方が整備してくれているようです。本当にありがとうございます。

増水注意の案内を通過してすぐに建物が出現しました。

13:10 7.5km林道終点の取水施設に到着です。他登山記録で良くこのゲートが載ってるので渡るのかと思ったら、脇道を通過するだけなんですね。

取水施設を過ぎてすぐにあと4kmの看板が。ここまで6kmで1時間30分だから、意外と順調??と思いつつ進みます。

沢沿いの道で最初の難所が。つま先を岩場にかけつつ慎重に通過しますが、苔蒸していてとにかく滑りそうでした。

でっかいキノコ

フユユキノシタ

ハイキンポウゲ?

13:30 ここでようやく下山の方とすれ違います。この場所で通過待ちの間に少し一服をしました。

取水施設通過後約1kmほどの地点。右岸沿い歩きで、沢靴いるのかな?と思わず考えてしまいました。

コバイケイソウ

13:50 約8km地点で道がなくなりました。よく見ると対岸にリボンがあったので、ついにここから渡渉が始まります。

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幌尻岳① とよぬか山荘~第2ゲート

2019-07-17 22:46:21 | 旅行記

7月3週目は北海道最後に残った幌尻岳へ。

まず幌尻岳について
幌尻岳までのコースは主に3つ。
・メインルートの往復約27.3kmで渡渉がある、とよぬか山荘から登るコース
・南側新冠側からロード往復35km含む計42kmのコース
・利用者が少なめの北側チロロ林道~戸蔦別岳経由 往復28.5kmのコース
希望は天候に左右されず登ることが可能なのが新冠コースだったのが、昨年夏の土砂崩れの影響で片道のロードが38kmになっており、やむなく断念。
昨年夏のリベンジで、メインのとよぬか山荘からのコースにしました。

とよぬかからのコースといっても、行くまでが大変です。
とよぬか山荘~第2ゲート間のバス・幌尻山荘は完全予約制で、すでに6月上旬から定員になっている日が多く、予約できた日で計画を立てる必要がありました。
また、予定日前後2~3日間の天気によっては渡渉不可によりバスが運休になる為、希望通りで帰れないかもしれない事、北海道特有の沢水が飲料として使えないため、最低2~3日分の水&食料も持参する必要がありました。
今回は食料3日分・寝具・防寒着・雨具・水4L含む重量10㎏を背負って出発です。

4:45自宅出発→6:15発の新千歳行き飛行機で移動

8:30レンタカーで約90km離れたとよぬか山荘まで移動。
10:15に現地着。前回からちょうど1年です。今回は天候がもちそうでした。

前回は2~3台くらいだったのに今回はかなり多くの車が停まっていました。

10:40発の第2ゲート行バスで登山口まで移動。同乗していた方は2パーティーの7名でした。

11:30 第一ゲート到着。ここから約27kmの始まりです。

最初はあまりペースを上げないようにと、先行していた3人パーティーと同行して進む事にしました。
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いただきました

2019-07-16 03:53:26 | 日記


海外に行った方へおねだりして買ってきてもらいました。
外国版のトレッキング雑誌と山の登山ガイドです。

全く言葉わからないので適当に と言われていましたけど、ドイツ国内の雑誌とスペイン グラン・カナリア島の地図でした。
グラン・カナリア島よりも自分はサッカー:ラスパルマスの方がわかりやすかったかな?という感じです。

眺めつつ、今後の良い参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。


さて、間もなく最後の北海道シリーズに向けて出発です。
現在7月16日早朝の関東は雨ですが、現地はお昼くらいに少し晴れそうなので楽しみです。
長丁場になりそうなので、慎重にかつ楽しんできます。
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借り物

2019-07-12 01:27:07 | 日記


先週の事ですが。
自分の車が約10日位入院したため、かわりに来た車がこれ。
最新式Ver.だったのですが、まぁどんどん走るコンピューターになってきますね。
でもここまでハイテクでなくていもいいや、というのが感想でしょうか。

充分に楽しませてもらい&参考になりました。ありがとうございました。
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五竜岳④ 五竜山荘~白馬五竜

2019-07-08 00:36:55 | 旅行記


下りは雪渓&ガスの中からスタート。

念のため軽アイゼンを装備しましたが、気温も高くかなり滑りました。

意外とすぐに雲を抜けて、景色を楽しむことができました。

傾斜が緩くなったあたりから暑さを感じるようになり、

14:35 23.6km地点の中遠見山過ぎてからは、熱中症になるくらいの暑さになりました。
この日の麓は約30℃くらいはあったと思います。

小遠見山を過ぎてからは完全に足を引きずるほどになり、トボトボと下っていきます。

14:45 二ノ背であと45分の標識が。さすがにこの足の状態での45分は果てしなく長く感じました。



残り僅かの見返り坂

この2日間ありがとうございました。

白馬五竜高山植物園の敷地内まで下りてくると、様々な花に出会いました。

15:30 ゴールまであと約600mですがこの距離でも遠かったです。


15:45 全行程を終了して、何とかゴンドラに間に合いました。


エスカルプラザに来たのも久しぶりでした。
ここからバス停まで約1.2kmを歩きます。

16:50 30分程かけてようやくバス停に到着。
本当はここから300m離れた道の駅で一服しようと思ったのですが、もはや歩きたくなくて止めました。

ラッキーだったのがこのバス停の向かいが薬局だった事。長野行き最終バスが17:55で1時間ほどあったので少し治療もできました。

17:58 長野駅行きバス→新幹線→バスと帰りも乗り換え2回と省エネで帰宅しました。


百名山制覇まであと9座。足も約2週間でほぼ完治したので、今週から動きます。
今月の幌尻岳含め難しい山ばかりですので、しっかりと計画をたてて確実にクリアしていきたいです。
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五竜岳③ 山頂~五竜山荘

2019-07-07 00:02:05 | 旅行記

五竜岳山頂はほとんど風もなく、360度大パノラマでした。


鹿島槍ヶ岳方面

北アルプス方面です。

ここまで来てようやく五竜山荘が見えました。
結局、ここまでの行程でだれ一人会う事はありませんでした。
まぁ梅雨の時期&平日でもあるし と思いますが、こうも誰にも遭遇しないのもかなりのリスクはありました。

縦走をするとやっぱり通過してきた道は気になりますよね。いつまでも見ていたい気分でした。

五竜山荘まで下山開始。30分くらいで着くかなと思いましたが、左足からは足が着けない為、これ以上悪化させない事を最優先にしました。
でも五竜岳までの岩場を考えると、ありえないほど登山道が整備されており、かなり助かりました。

剣岳と立山の見納めです。あそこに行くのは予定では99座目8月最終or9月2週目です。


11:30 五竜山荘到着です。ほぼ定刻通りだったので、ここでお昼にしました。

まぁその通りですね。こちらからのルートも考えましたが、難易度も違ったと思います。

そして贅沢にも山を眺めながらのお昼ごはん。これがやりたかったんですよね。


12:00 いよいよ白馬五竜に向けて下山開始。
足の状態を考えるとコースタイムで行ければ十分だったので、15:00くらいにつければと思い歩き始めました。
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五竜岳② 北尾根ノ頭~山頂

2019-07-05 22:57:19 | 旅行記


北尾根ノ頭を超えたあたり。ハシゴや鎖場が続きます。
そして多分のこの辺りだったと思いますが、岩場の下りで約50㎝程飛び降りた時に足をひねってしまいました。
たった1回でしたがこの致命的な凡ミスは本当に猛省でした。

9:00 約5分位で痛みが引いてきたので移動開始。
残るチェックポイントは目の前の岩山。そこを超えた五竜岳直下の緑地まで行けば、残りわずかです。

足の痛みは感じなくなったので、少しペースを上げます。

9:30 最後の岩山ピークを通過。さあ残るは五竜岳本体のみ。
で、ルートはどこ?と思っていましたが、山頂までは正面雪渓の真ん中を突っ切る直登でした。

9:40 黒い岩峰のG5を通過

ついに山頂直下の緑地まで来ました。


ウルップルソウです。この花意外と好きなんです。

さぁあとは岩場の直登のみ。

ミヤマトリカブトです

最後の岩場直登で、上方に標識らしきものが!

10:30 ついに登りきって五竜山荘までの分岐点に到着。
そして後方はいままで登ってきた道が一望できます。

山頂まではあと100mほどのビクトリーロードです。

10:35 百名山91座目 五竜岳(標高2814.3m)です。
鹿島槍ヶ岳から約5時間もかかってしまいましたが、時間を感じさせないとても貴重な経験ができました。
あとは8kmの下りのみ。ですが、この辺りからちょっと足首の痛みが気になってきました。
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五竜岳① 八峰キレット~北尾根ノ頭

2019-07-04 00:53:45 | 旅行記


吊尾根から八峰キレットまでは約1.6km。でもコースタイムは2時間以上というルート。

このようなガレ場のアップダウンが続き、ペースよりもとにかく安全に進みます。

6:55 岩場の上り下りに慣れてきたなーと思ったら、ついに八峰キレットに到着です。
ここで約5分の休憩&ヘルメット等装備の確認をしてから歩を進めます。

ちょっと見晴らしの良い場所についた時。
見えませんが八峰キレット小屋は右側雪渓の麓にあります。小屋までこの高度を下りていきます。

今回のこの岩場の行程は今後の穂高岳:キレットや剣岳のよい練習になりました。

ついにキレット小屋の真上に到着。よくもまあこんな場所に建っているものです。

7:15 14.3km地点 八峰キレット小屋まで来ました。営業は6月最終土日からという事で静かでした。
ペース的にはほぼ順調。今回はここまでのアップダウンの中でも常に何か補給しながら進んでいたので、体力的にも全く問題ありませんでした。

7:30 休憩の後出発。振り返って、こんな場所をおりてきたんだな、と感じた瞬間。

あまり見かけませんでしたがイワカガミです


関門を突破してあとは五竜岳!と思いきや、山頂まではまだ約4kmでコースタイムは4時間です。

8:20 15.3km地点の口ノ沢のコル。ここでちょっとだけ岩場が終了してホッとした時です。
この辺りからちょっと暑さを感じるようになったので、中のフリースを脱ぎました。
道は目の前の岩を左から巻いて、右側側面のトラバースです。

こういう目標が見える登りは大好きです。結局乗り切るのに要した時間は10分でした。

8:45 16.2km地点の北尾根ノ頭到着です。

ここから山頂は1.9km標高差は約300mです。距離的には短いですが、ここからがここの核心部。慌てないように気を付けて進みます。
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鹿島槍ヶ岳⑤ 山頂

2019-07-02 20:42:13 | 旅行記


ハクサンイチゲ

だんだん標高が上がってきました

5:05 10.8km地点 布引山(標高2683m)を通過。ここから鹿島槍ヶ岳までコースタイム約50分です。
気温は2~3℃くらいで、日陰の石は凍っていました。

5:40 12.1km地点 百名山90座目 鹿島槍ヶ岳(南峰 標高2889.2m)に着きました。
太陽と雲海を入れてたくて、あえて逆光で撮りました。

ここまでの道のり展望が素晴らしいです。

そしてこれから行く五竜岳方面です。意外と近く感じたんですけどね。

記録として。本当は手袋を付けようかと迷うくらい寒かったです。レインコートの中に薄手のフリースを着ています。

ここ鹿島槍ヶ岳は双耳峰なので、お隣の北峰方面です。

爺ヶ岳方面 遠く槍ヶ岳が見えます

立山・剣岳方面


そして五竜岳・白馬岳方面です。

約10分位いて、すぐに出発です。

鹿島槍ヶ岳からは急な下り道。その途中で撮りました。斜度が怖いです。

下りきってホッとしたとき振り返って、こんなに下りてきたんだなと。

6:15 北峰と南峰の中間点:吊尾根に到着。ここから北峰に行けますが、登らずそのまま難所の八峰キレットに向かいます。
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鹿島槍ヶ岳④ 冷池山荘~ご来光

2019-07-01 22:49:09 | 旅行記


この日のお宿:冷池山荘は収容人数250名で6月中旬から営業していますが、この日の客はまさかの自分ひとり!!
なんか申し訳ありませんでした。

ここも学生登山の宿泊地でもあり、本当に広くきれいでした。

部屋は個室です。

乾燥室は自分ひとりだったので、一気に乾かす事ができました。

17:15 夕食。美味しく頂きました。
この後誰もいない談話室でゆっくり過ごして、20:10に就寝しました。

翌朝 4:00起床。 山荘の方から今日は絶好の日ですよ、と言われて外へ。


全く予期していなかった雲海が広がっていました。
気温は2~3℃くらい&風もあったので肌寒く感じました。

鹿島槍ヶ岳と雲海

鹿島槍ヶ岳~八峰キレット~五竜岳~白馬五竜まで距離17.7kmコースタイム約14時間の縦走コースです。
ここ冷池山荘から五竜山荘まで約10kmは完全一本道で、一切エスケープルートはない上級者コースです。
おまけに水場も八峰キレットが営業していないので五竜山荘まで無し。補給のタイミングも重要でした。
各チェックポイントを大雑把に鹿島槍ヶ岳6:00着・八峰キレット7:30着・五竜岳10:00着・五竜山荘11:30着・白馬五竜14:00くらいで設定。
白馬五竜スキー場のテレキャビンが16:30で終了&帰りのバス最終が17:50というタイム制限もありましたが、まぁ2時間位はゆとりをもって到着できるだろうと考えていました。

4:15 この日の行程スタートです。まだ日は登っていませんでした。

4:36 ご来光ですが、はっきり言ってこの時はあまり楽しむ余裕はありませんでした。
足元の雪と岩が昨日の雨の影響で完全に凍っていて、とにかく滑らない事だけを考えていました。

それでも立山&剣岳は必須ですね。


槍ヶ岳方面です。
標高があがるにつれて息も白くなる中、スタミナ温存で同ペースを意識して登っていきます。

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