Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

神室山 ③ 山頂~下山

2021-10-31 19:00:32 | 旅行記


山頂まではたったの1㎞ですが、これが本当に寒くて果てしなく長い道のりに感じました。
とりあえずあそこまで登れば山頂だろう、と思いきや

山頂はもう1つ先のピーク。薬師岳の時もそうでしたが、このパターンが一番どっと疲れます。
先の稜線に避難小屋が見えますが、この後一気に雲がかかったので、一番ちゃんと山頂付近が撮れたのがこの時でした。

11:50 2百名山56座目 山形神室山(標高1365m)です。登山口からは2時間10分くらいでした。

一応山頂から撮った避難小屋~南東側の稜線です。
気温も5度くらいになり、防寒使用を持ってこなくてあまりにも寒かったので、約1分で下山開始。

帰りは野暮用で電話で20分くらい通話しながら下山。結局ここの紅葉はまぁまぁだったのかな?

13:50 帰りも行きとほぼ同時刻の2時間で下山完了。やっぱり下りのタイムが伸びないなぁ~。
もうちょっと早く下りられれば一の坊に立ち寄りたかったのですが、さすがにこの時間だと仙台到着予定が16:30過ぎになりそうなので断念。
またゆっくりと温泉に入りに来たいです。

この後17:20頃に仙台駅に戻り帰宅しました。

本当は仙台っ子ラーメンorお気に入りだった米沢ラーメンのお店に行きたかったのですが、これも時間が合わずにおあずけに。
折角来たのにちょっと消化不良でしたが、せめてものという事で、喜久福の大福だけはGetしました。

これで2週目が終了。翌週の10月最終週は11月になると絶対に行けなくなる場所を選んでいく事にしました。
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神室山 ② 二股~有谷口分岐点

2021-10-29 20:29:11 | 旅行記


急登を登っていくと、雲の中でしたが神室山が見えてきました。

二股から有谷口分岐点までの2kmは、ほぼ一定の斜度なので、淡々黙々と登る事ができる為比較的楽でした。

お隣南側の稜線です。山頂までの距離はこちらよりも長いルートです。

シイタケ??

ふと稜線を見ると山小屋を発見。左側からぐるっと回る感じですが、気分的に遠く感じました。

11:20 視界が開けてきて、急登の終わりも見えてきました。おまけにここまでほぼ快晴でしたが、雲も出てきました。

標高1200m付近を通過すると、周囲の紅葉が鮮やかになってきました。

こうやって見ると、まだ山頂は遠いなぁ~という感じです。

周囲の展望が開けた場所で後ろを振り返ると、なんとも見事な出羽富士(鳥海山)を見る事が出来ました。
富士山にそっくりですが、裾野への角度が緩やかかな?ちゃんと見ていないと、富士山と言われても気づかないくらいです。

そしてお隣:北側の前神室山です。秋田県側登山口から登ると、前神室山を通過する感じになります。
帰ってから気づいたのですが、秋田県側の役内口ルートの方が距離が短かったようで。しかも仙台からもわずかですが近かったようで。

11:35 急登を登り切って約5.1km地点の有谷口分岐点(標高 約1315m)まで来ました。

山頂までは残り1㎞で標高差50mほどですが、完全に天気が変わってきました。
風も急に冷たくなり、景色を楽しむよりもとにかく早く山頂に着こう!と急ぎ足で歩き続けます。
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神室山 ① 神室ダム~二股

2021-10-27 23:52:50 | 旅行記

10月2週目は山形へ。

21:00自宅出発→23:20くらいまでに東京に到着できれば仙台行きのバスに乗れる予定でしたが、この日の夕方に発生した人身事故の影響で、新幹線のダイヤが無茶苦茶に。電車の入線予定が何か不思議な事になっていました。
結局ギリギリ23:30に東京駅にたどり着き、何とか23:40発のバスに乗る事が出来ました。

5:50頃仙台駅到着。少し肌寒かな?という感じでした。
この後レンタカーで移動ですが、実はこの時点ではまだ月山方面の以東岳か新庄方面の神室山を決めていませんでした。西道路を通過して仙台宮城ICに入らなかったところで、神室山に決定しました。

本当に久しぶりにR48号線を走って山形へ。48号線を通過するのも、仙台から千葉に移籍する際に一の坊に行って以来なので、本当にいい思い出です。新庄を通過して時に見えた鳥海山。どうやら前日が今年の初冠雪だったらしく、こちらにして正解のようでした。

9:35 約120km走って山形側の登山口のある神室ダム付近の有屋口(標高約400m)に到着。いや~本当に下道長かった!

ここから山頂までは距離往復約12km 標高差約950m コースタイム約7時間です。

レンタカーの返却時間や早めに仙台まで戻りたいなという思いもあったので、約4時間くらいで戻って来るつもりでスタートです。

約3km先の二股までの沢沿いの道は200m程しか登らないほぼ平坦な道。
でも道はありますが、あまり足元は良くない感じ。登る人が少ないのかな?所々荒れている場所もありました。

何度か小さな渡渉もあります。

標識は3か所しかありませんでしたが、でも途中にこうして見つけるとホッとします。

細い登山道を探しながら進むと、

10:30 約3km地点の二股(標高約620m)に到着。距離的にはちょうど半分ですが、この先は標高差約700m程を一気に登るルートになります。

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黒姫山 ② 山頂~下山

2021-10-26 10:47:54 | 旅行記


黒姫山までの稜線はガスと冷たい雨の道です。
山頂まで残り300mまではずっとフラットなので、ガンガン進みます。

残り300m地点の峰ノ大池分岐点です。天気よければ峰ノ大池経由で帰ったんですけど…

あとは約70mほど登ると、


8:40 2百名山55座目 黒姫山(標高2053.4m)に到着です。登山口からは2時間10分でした。
寒かったので約1分で下山開始。

帰りは新道分岐から古池方面に向かいます。こっちに来ると水場があるんですね。

下りが終わって木道に入ると

大きな古池の脇を歩きます。木道沿いに一周できるようです。

古池歩きを半周すると、残りはあと1kmほどです。


10:33 無事下山完了しました。ここ戸隠地方には結局3回来たのかな?様々な季節感を味わえてよかったです。

帰りは約1時間50分でトータル4時間とほぼ時間通りでした。
10月の山行はまだまだ続きます。
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黒姫山 ① 大橋登山口~しらたま平

2021-10-23 22:41:30 | 旅行記


12日AM5:00起床 この日は降水確率が午前中から70%で、雨が強かったらやめよう という感じでスタートしました。

5:30に朝食をいただいて、そのあと天気予報を見たら10:00くらいまでは最大1㎜程度との事だったので、とりあえず行ってみることにしました。
この2日間ありがとうございました。お土産にここで販売していたヒマラヤカレーをゲットしました。

6:25 宿から約5kmほどの黒姫山大橋登山口に到着。

コースは戸隠大橋付近からまっすぐ進んで新道分岐→西新道→山頂→新道分岐→古池経由で登山口までの距離約12km 往路4時間+復路2時間50分です。
だんだん雨が強くなってくる予報なので、ちょっと急ぎ気味に4時間位で帰ってくるつもりで登山開始。

6:30 まずはコースタイム1時間20分の林道歩きから。



7:15 約3km地点 新道分岐(標高1485m)まで来ました。ここまで約45分と早めに来れました。
ここからは山頂まで約500mの登りが始まります。

7:45 約4km地点 しなの木(標高1680m)をクリア。この辺りから樹々に当たる雨音が大きくなり、完全レインモードにチェンジしました。

8:15 約5km地点 登りの終了地点:しらたま平(標高1970m)です。天気が良かったらとてもきれいな風景が広がりますが、さすがに雨も強くなってきて何も見えず。
とりあえず早くピークハントしようと、残り1kmの道のりを進みます。

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飯縄山 ② 山頂~下山

2021-10-22 19:48:40 | 旅行記


ちょっと霞んではいますが、山頂から360度見渡すことができました。
まずは南側:富士山方面

南西側:中央アルプスと北アルプス方面

西側:北アルプスの山々

東側:岩菅山・横手山方面

北東側:越後駒ケ岳や苗場山方面

北側:翌日登る予定のお隣黒姫山方面です。後ろにぴょこっと飛び出してるのは妙高山。
山頂に約分くらいいて、15:50頃下山開始。

瑪瑙山までの登り返しにて。だいぶ日が落ちてきましたので、少し急ぎます。

戸隠スキー場の頂上から。スキー場の麓は完全に雲の中のようです。

17:00 無事下山完了しました。1日2座の後半は少し楽なコースにしておいて正解でした。

この後、スキー場近くに予約しておいたお宿に移動。





この日は自分しかいなかったのに、こんな豪華に食事を準備していただいてありがとうございました。

山宿 という事もあって、ここの本棚は山関連の書籍ばかり。いろいろ物色して、結局この日は23:00頃に就寝しました。




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飯縄山 ① 戸隠スキー場~山頂

2021-10-20 21:13:46 | 旅行記


13:50 高妻山登山口のある戸隠キャンプ場から車で5kmほどの戸隠スキー場に到着。
飯縄山は雪山でも登れる山ですが、せっかく来たので先に登る事にしました。
コースは戸隠スキー場から瑪瑙山経由飯縄山までの距離 往復約10km・標高差 約600m・コースタイム 約5時間です。
南側:一の鳥居登山口からだと、往復7kmくらいで着いてしまうショートコースもありますが、あまりちゃんとチェックしていなかった為、スキー場から登る感じになりました。

14:00 登山開始。10月中旬で日没が17:30頃だった為、3時間で戻るつもりでスタートです。
初めはスキー場のゲレンデを横切るようにして登っていきます。

途中で後ろを見たら、雲に隠れたと思っていた戸隠山と高妻山が雲の上から顔を出していました。

ゲレンデ中腹になると作業用の砂利道になり、これに沿って歩いていきます。

14:53 約3km程歩くとゲレンデ歩きが終わり、ようやく飯縄山登山道の看板が出てきました。

14:55 約3.4km地点 瑪瑙山(標高1748m)です。さぁあとはここから山頂まで標高差150mだー!と思いきや


かなりの登り返しがある事に気付きます。ほぼ休みなしでの2座目で、登り返しがあるのは本当に堪えました。
山頂まで一度120mほど下って、その後距離1.4kmで約300m登るルートです。

15:06 下りきって残り約900m地点。あとは山頂まで登るだけです。

15:37 いいづなリゾートスキー場からのルートとの合流地点が急登の終了地点。残りは平坦な約200mのビクトリーロードです。

間もなくゴールです。


15:39  約5km地点 2百名山54座目 飯縄山(飯綱山 1917m)です。燃料補給を全くせずに登ったので最後はバテバテでしたが、1時間40分で山頂まできました。
思ったより早く着いたので、この後休憩ついでに山頂からの景色を楽しむことにしました。
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戸隠山 ④ 山頂~下山

2021-10-18 21:31:50 | 旅行記


戸隠山山頂から避難小屋までは約1時間の道のりです。
平坦な道かと思いきや、片面が崖で細かいアップダウンが続きました。

こういう風景は妙義山によく似ています。

12:42 ちょうど1時間かかって一不動避難小屋に到着。意外と時間かかった印象でした。

ここから麓の戸隠牧場までは1時間30分。何とか1時間で戻りたい感じです。

唯一の水場だった氷清水。本当に冷たくて、美味しかったです。


牧場まで戻る登山道は沢沿いを通る為、岩場がかなりスリッピーでした。

紅葉の見頃はあと1週間くらい先かな?でも綺麗でした。

13:28 牧場まで下りてきました。ここで足元を消毒します。


ここで登山道はおしまい。あとは牧場内を歩きます。


敷地内に入ると、多くの観光客がいました。

振り替えると、戸隠山は完全に雲の中でした。

13:42 駐車場まで戻りました。凄く時間かかった印象でしたが、4時間30分でクリアできたので、意外と早かったようです。
ただ目標だった13:30を超えたので、この後は短距離の飯綱山に登る事にしました。
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戸隠山 ③ 蟻の塔渡り~山頂

2021-10-16 18:29:43 | 旅行記


蟻の塔渡りです。幅は50cmくらいで左右が両方ともに崖で、バランスを崩したら下まで真っ逆さまです。

初めはどうやって渡ればいいのかわからず、四つん這いになってみたりお尻ズリズリしてみたりと試行錯誤でした。
ゆっくり通過しながら、右側にエスケープルートがあるのを発見。それでも他よりちょっと歩きやすいと思えるくらいの斜面にチェーンがあるだけなので、難易度はあまり変わらないと思います。

約5分かかって塔渡りをクリア。
結論を言えば、一番進みやすかったのが4足歩行(動物の歩き方かな?)で、一番危険だったのがお尻ズリズリでした。
お尻ズリズリだと、結局体を支える支点が股下の1点のみになってしまうため、風が吹くとあっという間に左右どちらかにバランスを崩すのでやめた方がいいかな?というのが感想でした。
通過後に先行していた2名の方と会話しながら山頂に向かいましたが、口をそろえて「もうお腹いっぱい」というのが、正直な感想でした。

これで危険箇所は全部終わったので、安心して山頂まで向かいます。山頂は2つめのコブになります。

山頂より奥の岩稜が見えました。意外と平坦な道のようですね。

1つめのコブの途中から後ろを振り返って見て。いや~蟻の塔渡りが危険すぎるのが良く分かります。こう見るともうこっちから帰りたくない!と改めて感じました。

1つめのコブの山頂は西岳方面への分岐点です。

ここで正面にお隣の百名山:高妻山が出てきました。あそこには残雪期に登ったきりなので、この時期に来たのは初めてです。

やっぱり何度も見返しちゃいますよね。下に見える池は鏡池です。

細い登山道をジグザク登っていった先に、

11:37 約5.8km地点 2百名山53座目 戸隠山(標高1904m)に到着です。麓の駐車場からは2時間20分と意外とあっさり着いた感じでした。
このあと1座登る予定なので、山頂滞在時間1分で周回コースの後半に進みました。

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戸隠山 ② 百閒長屋~蟻の塔渡り

2021-10-15 19:41:39 | 旅行記


10:45 4.9km地点百閒長屋(標高 約1680m)です。1km弱で約340m登ったことになります。
この辺りの雰囲気が皇海山に似ていました。

山頂付近の稜線に出るまでは残り約100mくらいの登りで、稜線が近くなってきました。

同じような景色の西窟にて。何か上からチェーンが下りてきているので見上げてみると、

いやいや、あんなところに祠が。さすがにパスです。

西窟を通過すると、岩登りのスタートです。最初はヒョイヒョイ登りましたが、

5人くらいのパーティーが待機中でしたが、お先に登らせていただいたこの岩稜が、まず最初の恐怖ポイント。下で待っている方が遠すぎて、上からのぞいても怖かったです。しかもヘルメット忘れてきたしで、最低でした。
*ちなみにこのパーティーの先頭の方は自分が登っているすぐ1mくらいをついて登っていますが、上の方が滑落or落石する可能性があるので、基本は下で待機だと思います…

登り切ってすこしホッとしたポイントで。南側or東側の景色が開けていました。

この後も大小様々なクサリ場が連続します。さすがにこの辺りでストックは危険と判断し片付けました。(本当はその手前のクサリ場の方がいいです)

東側にいきなり飯縄山(飯綱山)が出現。時間次第でしたが、この日の午後か翌日の早朝に登る場所です。
スキー場のゲレンデを登るルートだったので、意外と楽に行けそうな印象でした。

次のポイント:胸突岩。左側にチェーンはありますが、見えてるてっぺんまで登ります。

11:15 約5.3km地点。胸突岩を登り切った目の前に、戸隠山名物:蟻の塔渡り(標高 約1780m)が現れました。
幸い風もなく岩場も濡れていないので、滑落の可能性は低くなっています。ここで立ち止まると怖さが増す気がしたので、一気に行ってしまえ!と覚悟を決めて塔渡りに挑みました。
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戸隠山 ① 戸隠キャンプ場~戸隠神社奥社

2021-10-13 20:01:25 | 旅行記

10月11日~12日は10月最初の山ウィークでしたが、全国的に天候が良くない予報だった為、候補を5か所準備していました。最終的に雨でも登れそうな戸隠連山の3座にしました。

11日 6:00東京到着。緊急事態宣言中は来れなかったから、新幹線に乗るのも3カ月ぶりです。

9:00 長野からレンタカーで高妻山登山口のある戸隠キャンプ場:高妻山登山者用駐車場(標高1180m)に到着。
この日は久しぶりに1日2座予定でした。午前中に戸隠山に登り、午後は下山の時間をみて飯縄山or黒姫山のどちらか、という感じでした。

まずは戸隠山から。ルートは戸隠キャンプ場から奥社を経由しての時計回りの周回コースです。
コースタイムは約7時間20分で距離は約10.3km。次の山もあるので、最低でも14:00までには戻って来るつもりで出発です。


9:15 登山開始。まずは2km先の大鳥居まで歩きます。

9:35 2km地点 大鳥居到着。ここにきて急に観光客が多くなりました。参拝の方と同じ参道を通ってさらに2km先の奥社まで行きます。


約3km地点の随神門(標高1250m)を通過。

随神門を通過してすぐの大杉の並木は圧巻でした。

10:05 約4km地点の戸隠神社奥社(標高1340m)に到着。大鳥居から奥社までの2kmも一般の方にとってはかなりハードですね。
ここでお参りをしてから、約100m手前の登山口に戻ります。

10:08 登山口です。ここから山頂までは距離1.5kmで標高差560mを一気に登るコースタイム2時間20分の急登のはじまりです。


急登の隙間から断崖絶壁が見えますが、雰囲気は皇海山と妙義山に似ていますね。

ここでもヘビ発見。これで今回も大丈夫だろうな、と感じさせてくれます。

距離的には近いですが、まずは左側に見えるコブの上にでないと稜線歩きにならなそうです。この先この山で超有名な蟻の塔渡りも待っているので、できるだけ体力を消耗しないように進んでいきます。
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農鳥岳 ⑥ 山頂~下山

2021-10-09 20:35:59 | 旅行記


農鳥岳山頂でもイワツメクサを発見。

そろそろ帰ろうかと、8:45下山開始。ゆっくり下りても4時間くらいでしょ、という気持ちでした。はい、ちゃんとゴミは持ち帰ります。

東側から雲が湧き上がって広河内だけが見えなくなりました。

下降点に3人くらい発見。

9:08 約14km地点の大門沢下降点。本当にいい景色を見る事が出来ました。

ツヤッツヤのカンゾウタケかな?

リンドウが咲いていました。

10:35 17km地点 大門沢小屋まで戻りました。本日はここからスタートしたので、往復約5時間で戻ってきました。

ここで小屋にデポしていた荷物をまとめてから改めて下山を開始します。

案内板にくっついてたキノコ


往路の樹林帯では気付かなかったきのこ類を撮りながら下りていきます。

12:15 一番最初の渡渉ポイントまで戻りました。行きではボチャンしましたが、この帰りでは完全にバッチャン!と川に落ちました。
ついでに水筒も流される始末。まぁ体にケガもなく、携帯やカメラが壊れなかっただけでも良しとしますか。

最後の吊り橋を渡ると後は林道歩き約4.5kmです。

このあたりでヘリコプターが周回しているなと思ったら、やはり遭難者でした。
しかも渓流釣りをしていた方の仲間がまだ下山していないそうで。駐車場に戻る頃には発見されて自力で下山中との情報を聞いたのでほっとしました。

12:48 約23.8km地点 発電所到着。ここから残り2.2kmです。

13:15 無事駐車場に戻りました。途中の大門沢小屋で15分くらい休憩しましたが、帰りはコースタイム4時間30分でした。

時間があったので、帰る前に奈良田温泉で汗を流しました。この温泉は肌がツルツルになると有名ですが、納得のお湯でした。
この後16:00には自宅に到着して、ワクチン接種に間に合いました。

10月は3回の山ウィークがありますが、明後日からその1回目です。でも前線の影響で全国的に天候が崩れそうです。その中でも一番天気が持ちそうな場所を選んで行ってきます。
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農鳥岳 ⑤ 大門沢下降点~山頂

2021-10-07 20:23:21 | 旅行記



農鳥岳までの稜線の初めは、とにかく広い平坦な道です。

ポコって見える山は塩見岳かな?

ほぼ標高3000mくらいなのに体調は全く問題はなく、目の前に見える山頂までも全然苦になりません。

振り返っての下降点とお隣:広河内岳方面。

岩に『ノウトリ』の文字が。特徴のあるフォントです。

急登に入る前に、南アルプス特有の東海フォレスト製の標識発見。

さぁ、最後の登りです。これを登ったら山頂だ!

と思ったら、山頂ではなかった!でも正面の小さなコブに何人かいるのが見えました。あそこが山頂のようです。


8:29 13.1km地点 2百名山52座目 農鳥岳(標高3026m)に到着しました。大門沢小屋からほぼ時間通りの3時間でした。
気温は予報通り5℃くらいだったと思いますが、無風だったので全然寒くありませんでした。

山頂は360度の大パノラマでした。まずは南西方面:仙塩尾根とその先塩見岳です。
あそこは2017年7月に三伏峠から塩見岳~間ノ岳~北岳山荘まで約20kmを1日で突き抜けた思い出のルートです。

南側:塩見岳の奥に荒川岳・赤石岳が見えます。

北側は間ノ岳とその奥:北岳です。本当はあっちへのルートも歩きたかったなぁ~。

北東方面:鳳凰三山と奥左に見えるのが八ヶ岳連峰です。

北西方面:稜線沿いのコブの奥に、かすかに槍ヶ岳が見えています。

山頂で燃料補給と写真撮影を約10分くらいした後、だんだん下から雲が湧き上がってきました。
こういう雲に挟まれた中での風景も高山ならではですよね!
間もなく山頂も雲に入りそうだったので、ボチボチ下山する準備を始めました。

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農鳥岳 ④ 2450m地点~大門沢下降点

2021-10-05 17:47:27 | 旅行記


標高2600mを超えると、稜線がだいぶ近くになってきました。

ナナカマドの実かな?

7:30 完全に樹林帯を抜けたあたりのちょっとした休憩スポット。

ちょっと富士山が面白かったので。雲が3層に分かれています。

またへびか!と思ったら、大きなミミズでした。高山にいるミミズは大きいとは聞いていますが、これはミミズだよね?ヒルではないですよね?

2700mを超えたあたり。風が全くないハイマツ帯を登っていきます。

農鳥岳らしき山頂付近が見えました!

急登の終了地点。登りきった瞬間の広がる光景に胸がドキドキします。

広がっていたのは天空の稜線でした。そして南側にある広河内岳(標高2895m)と笹山(黒河内岳)へ続く稜線です。

7:55 そして約12km地点の大門沢下降点(標高2828m)とその奥農鳥岳です。

ここから山頂までは残り1kmで標高差200m コースタイム1時間です。絶景の稜線歩きを楽しみながら山頂まで向かいます。
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農鳥岳 ③ 大門沢小屋~2450m地点

2021-10-04 21:03:51 | 旅行記


大門沢小屋です。緊急事態宣言中により南アルプスの中で営業していたのが、ここと農鳥小屋・北岳肩の小屋の3か所のみで、本当に貴重な場所でした。

ここの特徴はシャワー設備がある事。(今年は感染対策で使用中止でした)

トイレはなかなかワイルドですよ!男性がこうなので、中は…ご想像にお任せです。

テン場もあります。でも、先ほどの渓流釣りの方は会わなかったような…。

この日の山小屋泊は自分含めて3名。このお二方が、百名山3周&九重山156回登頂の方と次の海外で6000m級のヒマラヤに登る方、というとにかくすごい方々でした。共に年齢が70歳くらいの方で、自分にもまだまだチャンスはありそうだと本当に勇気付けられました。
この日は19:30には就寝しました。


9月29日 AM4:30起床。寒いなぁという感じでした。

外のテン場からは富士山が見えました。お、天気よさそうだぞ!と思いきや、

ようやく電波を拾って山テンを確認したら、あれっ雨になってる!と少しショックを受けます。

でも風はなさそうだし、雲が湧き上がる前に山頂に行けば、もしかしてまだ晴れてるかも?と思い、少し出発を早くしました。

5:00 朝食。昨日はシャリバテになったので、途中で燃料補給しなくてもいいくらい沢山いただきました。ありがとうございました。

5:30出発。ここでご一緒した方とお別れでした。貴重なお話ありがとうございました。

ここ大門沢小屋から農鳥岳山頂までは距離約5km 標高差約1300m コースタイム往路5時間+復路3時間30分です。
この日は夕方にワクチン接種があり13:00頃には下山しなくてはいけなかったので、計算上では9:00に下山を開始すれば慌てる必要はなさそうだという感じでした。山頂到着を約3時間後の8:30頃として登り始めます。

しばらく沢沿いの急登を登っていきますが、それほどでもなく意外とサクサク進みました。

富士山も綺麗です。山頂部には積雪が確認できました。

こういうのは嬉しいですね。ちゃんとメール等の確認もできました。


標高2400mあたりを過ぎると樹々が低くなってきたのと色づき始めた紅葉が目の前に広がってきました。

ハクサンフウロかな?


青空に紅葉が映えます。

7:00 約11km地点 標高2450m標識を通過。750mを1時間30分だから、ここまでは時間通りに進んでいました。
山頂まではあと600m程の登り。標高が上がるのであまり無理をしないように登っていきます。
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