Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

御神楽岳 ③ 山頂

2022-07-23 20:33:23 | 旅行記

御神楽岳山頂までの最後の1㎞は、北海道とは違った花が咲いていました。

ウラジロヨウラクかな

1つ前と同じような花ですが、こちらはアカモノです。

ヒメサユリかな

7:21 三角点がありました。フラットな場所にいきなりあったので、あまりピークという印象はありませんでした。

あと500mくらいですが、ほぼ平坦な道です。

さらに100mくらい進むと、三角形のピークが見えました。あそこが御神楽岳山頂です。

ハクサンシャクナゲを発見。

残り100mくらい。ここが一番細尾根だった場所。

またハクサンシャクナゲ

三角形の頂点が見えて、ここがゴールです。

7:40 2百名山79座目 御神楽岳(標高1387m)に到着しました。登山口からはコースタイム2時間30分で蒸し暑さはありましたが、比較的楽に到着できたと思います。

南東側:ど真ん中に見えている2つツノの山は燧ケ岳ですね。お隣にお気に入りの至仏山や平ヶ岳の尾瀬の山々が見えました。

南西側:守門岳です

西側:矢筈岳・粟ヶ岳方面

北側:五頭山・二王子岳方面

北東側:結局雲の中だった飯豊山

東側:絶好の快晴ならば、安達太良山や西吾妻山など自分にとってゆかりのある山々が見えるはずなんですが…

山頂に咲いていたこの小さな花は何だろう

7:52 約10分休憩して下山開始。

9:28 下山完了。この山は登山口に結界があるので、通過した後に一礼して終了しました。

11:35 燕三条まで戻りました。あと5分早く着けばもう1本早い新幹線に乗れたのに…。折角なので、お土産等買い物をして帰りました。

今年上半期で2百名山19座クリアして、さぁ夏は北アルプス縦走だ!と思った矢先、翌日の大怪我により自分の予定では9月のお彼岸くらいまでは山はちょっと厳しいかな?という感じです。もし可能なら、8月下旬に天城山や愛鷹山のハイキングコースからちょっとずつリハビリをしていきたいと思います。
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御神楽岳 ② 2時間40分地点~大森

2022-07-21 09:04:53 | 旅行記


沢を超えて、足元がぬかるんでいる中登りが続きます。

今までにも何度か見たことがありますが、これってサンカヨウの実なのかな?

6:11 約2.5km地点 ここで『あと2時間40分』の看板を見つけました。最近はコースタイムの60%くらいだから、山頂到着は7:30頃なのかな?

ちょっと平坦になったヤブの道が一番クマの遭遇率が高い印象なので、急ぐ&でも走らないで通過します。

イチゲっぽいけど、何だろう…

6:35 3.2km地点の水場(標高930m付近)です。かなり蒸していたので、この水場は助かりました。ここで給水とプチ休憩をします。

でっかいナメクジ発見。思わず撮っちゃいました。

ツバメオモトかな

7:00頃 ここまで続いていた登りが一段落したあたりだから、このあたりが大森と呼ばれる場所付近(約4.0km地点)かな?

周りの樹々が低くなってきて、ようやく展望が開けてきました。雲海の上に見えたのは方角的に飯豊山方面かな?
ここから山頂までは約1.5km。そしてここまでの景色が一変して、この先多くの花が迎えてくれました。
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御神楽岳 ① 室谷登山口~

2022-07-19 19:12:12 | 旅行記

6月最終週は新潟と福島の県境にある御神楽岳へ。
今年はまさかの6月末の梅雨明けで天候もよかったので3000m級に行ってみようかなとも思いましたが、この日は午後に関東に行く用事を作ったので早めに下りられる山という事で御神楽岳にしました。

18:30 自宅出発→23:45 燕三条到着
2:30 約80km走って御神楽岳登山口のある阿賀町まで移動。

5:00 約2時間仮眠をとって室谷登山口に到着。天候はそこそこ良かったですが、前日が大雨だったこともあり、かなりムシムシしていました。
本当は半袖&短パンにしたかったのですが、他の方の山レポからマダニ遭遇率が高そう&雨上がりで濡れそうだったので、暑くてもレインモード全開で行きました。

御神楽岳までは往復 約11.6km・標高差 約1070m・コースタイム 約6時間です。この日の午後の為に、できれば9:30頃(コースタイム4時間30分)には戻ってきたいな~という感じでした。

5:10 この山もクマに出会う可能性が高い山ですが、この日に限って熊鈴を自宅に忘れ、空き缶に石を入れて作ったオリジナル熊鈴を手に持ってスタートです。常に持っていないといけなかったので多少煩わしかったですが、大きな音が出たので熊鈴としては十分でした。

スタートしてしばらくは沢沿いの道を進みます。登山道は川のようになっている個所が多かったです。

すぐに花が咲いていました。これはピンクのシモツケソウなのかな?

アジサイは咲き始めくらいかな

この赤い実は何だろう?

5:20 スタートして500mくらいで最初の沢を渡ります。ここまではほぼ平坦でしたが、ここからは鬱蒼とした樹林帯の登りが続きます。

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暑寒別岳 ⑤ 山頂~下山

2022-07-17 21:22:40 | 旅行記

暑寒別岳山頂からの展望です。

南西側:群別岳方面

奥に見えているのは多分後方羊蹄山だと思います。

南東側:南暑寒岳方面

西側なんですが、何の山が見えていたのかわからなかったです。

東側:はるか遠くに大雪山が見えていたと思いますが、ちゃんと写っていませんでした。
北側は絶好のコンディションなら利尻岳も見えるとは聞いていましたが、さすがにこれでは…という感じでした。

雲海の上は湿度が低くてカラッとしていて過ごしやすかったですが、ちょっと周囲の山々が見えにくかったのが残念でした。

6:48 下山開始。帰りもサクサク進んで、残り1㎞くらいの地点でエゾシマリスに逢いました。とても動きが速かったですが、何とか撮る事が出来ました。

8:38 無事下山しました。帰りは1時間50分・トータル4時間35分でクリアしました。

これくらいの時間になると車が数台停まっていたのと、少し虫に襲われる数も少なかったかな?特に気にせずにのんびりと着替えができました。

9:00 帰りの飛行機が新千歳空港発だったので、約220kmを3時間かけて移動開始。増毛もいい街でしたね。ありがとうございました。

12:20 ほぼ時間通りに新千歳空港に到着。あまりこれくらいの時間に来ることはないのでちょっと新鮮な気分です。

この空港では少しゆっくりと過ごすのがお決まりのパターン。今回もお昼(朝食?)はラーメンです。

結果的には帰り便を旭川空港→羽田行きにしても十分に間に合ったのですが、こちらにしたのは一度セントレアに行ってみたかったから。

16:10 中部国際空港(セントレア)着→名鉄→新幹線で帰りました。
んー。一応こちら経由の方が距離が近い&運賃が安いですが、やっぱり羽田経由の方が便利だなというのが個人的な感想。

6月時点では、秋までに北海道シリーズを完登したかったのですが、しばらく山には行けなくなったので今年の北海道はこれでおしまい。
カムエク&ペテガリという2大難関を残してしまった事が本当に心残りです。

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暑寒別岳 ④ 8合目~山頂

2022-07-16 06:39:43 | 旅行記


マルバシモツケかな?

偶然よく撮れたシナノキンバイ

キバナシャクナゲ。

6:22 8.2km地点の9合目(標高約1430m)に到着。花を見ながらだったので、登りも全く苦になりません。

薄くガスがかかっている中、先を進んでいくと


6:28 暑寒ルートと箸別ルートとの合流地点です。ここから山頂まで残り約900mは同じルートです。

雲が晴れた時にようやく山頂を目で確認する事が出来ました。

ハイマツ帯の中、残りのウイニングロードを歩きます。

最後の緩やかな登りも花々に囲まれながらの道でした。

さぁ間もなくゴールです。

6:38 9.5km地点 2百名山78座目 暑寒別岳(標高1491.6m)に到着しました。ここまでのコースタイムは2時間30分ほどと、ほぼ計算通りでした。
ここでプチ休憩をしながら、大展望を楽しみました。
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暑寒別岳 ③ 5合目~8合目

2022-07-14 08:42:48 | 旅行記


フギレオオバキスミレ。かなり接近して撮っています。

6合目手前で樹林帯からヤブに変わり、山頂部がようやく見えてきました。

エンレイソウ。

5:43 約6.7km地点の6合目(標高約1118m)を通過。この辺りが一番ヤブが深かったです。

すっかり天候も回復し、ヤブの道をかき分けていくと、

6:01 倒れている7合目看板を発見。でも古そうだから、新しいのがあるのかなと思ったら、

10mほど先に約7.6km地点の7合目(標高約1260m)に到着。ここから一気に景色が変わりました。

展望が開けたので振り返ってみると、雲海が広がっていました。

そしてここから山頂まではお花畑の道になりました。まずはシナノキンバイ。

シラネアオイとシナノキンバイ

エゾノハクサンイチゲかな?チングルマと似ているから、もしかしたら後者かも。

登山道脇はハクサンイチゲの群生地。

花に囲まれながら山頂まで続く道を進みます。

ミヤマアズマギク

ハクサンチドリ

ミヤマアズマギクとエゾノハクサンイチゲ

6:10 約7.8km地点の8合目(標高約1370m)まで来ました。この辺りでもう急いで登ることは考えず、完全にお散歩気分で山頂までの道を進みます。
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暑寒別岳 ② 1合目~5合目

2022-07-12 17:19:24 | 旅行記

今回の箸別コースは距離 片道9.5km・標高差 約950m・ コースタイム 往路3時間45分+復路3時間20分の計約7時間です。
距離と標高差から見て、だいたい山頂到着6:30~7:00頃・下山は9:00~9:30頃と予想しました。

スタートしてしばらくはフラットな道が続きます。周りはガスってはいましたが、それほど湿気はなかった感じです。

4:29 2.1km地点の1合目(標高約609m) ここまで結構歩いたので、標高を10で割った感じです。
このパターンの方が10合目(山頂)に近づくほど距離が短くなるので個人的には好きです。(でも帰りはいつまでも登山口に戻れないので嫌です)

この山もスタートから多くの花が迎えてくれました。まずはアズキナシ。

4:50 3.9km地点の2合目(標高約711m) こんな鬱蒼とした雰囲気は絶対にクマがいる!と思って熊鈴2つ全開で歩いていましたが、途中で大きなガサガサという音が。
こちらに気付いて避けてくれたみたいですが、絶対にクマいた感じがしました。

ムラサキヤシオツツジかな。

シラネアオイ。

5:02 4.59km地点の3合目(標高約809m) 普通に進んでいましたが、距離が短くなったので登りの傾斜が出てきたようです。

4合目手前付近で日が出てきました。という事はガスを抜けた感じ?もしかして山頂付近は絶好の晴天かも?

5:15 5.4km地点の4合目(標高約910m) 周囲の樹々も低くなってきたので、クマの心配は低くなった感じでした。

短いですが雪渓歩きがありました。全くトレースがなかったので、進行方向には気を付けて進みます。

5:28 約6km地点の5合目(標高約1010m)です。一応ここで半分ですが距離的には残り3.5kmほど。
ここまで1時間20分程とハイペースできましたが、7合目を過ぎてからがこの山の一番のハイライト。はやる気持ちを抑えつつもノンストップで先を進みます。
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暑寒別岳 ① 増毛~箸別小屋

2022-07-10 19:40:53 | 日記

自宅に戻りました。

まずは、今回家族・職場を含めご迷惑とご心配をおかけしまして大変申し訳ありませんでした。
様々なサポートをいただきました事、この場を借りて厚く御礼申し上げます。


6月20日の続きです。

17:55 天塩岳ヒュッテから深川経由 県道94号線ルートで留萌本線の終着駅:旧増毛駅に到着。


2016年12月に廃線になった後に復元された駅舎とホームを見学した後にこの日の宿に徒歩で移動します。

今回こちらの宿を利用させていただきました。

低価格(ご主人曰く いつでも定価格)でしたが、お食事も大変お美味しく、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。


6月21日 3:00起床。この日は夏至で3:30には明るくなり始めました。この日は帰りの飛行機の関係で10:00には下山しなくてはいけなかったので、夜明けと同時に登山開始です。

4:00 約15km走って暑寒別岳登山口の1つ箸別小屋に到着。さすがにこの時間は誰もいませんでした。


暑寒別岳へは暑寒ルート(距離10km)と南暑寒岳経由の雨竜ルート(距離12.4km)がありますが、箸別ルートが一番短距離(9.5km)で標高差が少ないので、前日に登山ルートを変更しました。

4:05 この山は虫が多いとは聞いてはいましたが、駐車場到着時から大量の蚊とブユに襲われ、防虫対策フル装備で登山開始です。
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