Shohei Watanabe's Room

足あと・音楽・気付き などなど

カムエク山 ④ 八ノ沢カール~山頂キャンプ地

2023-07-30 18:25:05 | 旅行記


花を撮りながらの登りが続きます。ヨツバシオガマorハクサンチドリ?色的には多分後者だと思う…

ミヤマキンバイかな

もうそろそろ急登はおしまいかな?と思っていましたが、もうちょっと登りが続きました。

これはエゾイチゲかな

10:45 約13.6km地点 急登が終わって広い場所に出ました。

アザミだと思うけど。ずいぶん黒いな。

10:50 約14km地点 八ノ沢カール(標高1535m)に着きました。ここにあったキャンプ跡地で約3分休憩。
でもこういう平坦な場所&霧の中&風は完全にクマの出没の可能性が一気に高まるので、なるべく立ち止まらずにすぐに行動開始。

そしてここで亡くなられた福岡大学ワンゲル部の方の慰霊碑の前を通過します。

慰霊碑付近から山頂までは残り約1.5kmで標高差440mです。ここまですでに5時間を経過しており、この最後の登りはかなり堪えます。(せめて景色が見えていれば とも思いますが、逆にまだこんなにあるの!とも思ってしまいそうで…)

11:17 約15km地点 稜線上キャンプ地点(標高1846m)まで来ました。ここまでの間に登山道に3つほど大きな落とし物(でもそんなに新しくない)があり、クマ鈴だけでなく自分でも数歩ごとに声を出しながら登っていました。

最後のカムエク山までの稜線は遮るものがない為、西側から強風が吹いていましたが幸い雨は降っていなくて助かりました。
そしてここでまさかの登山者に出会います。八ノ沢出合でキャンプを張っていた方で、会話ができた瞬間にとっても嬉しい気持ちになりました(相手の方も同様だったそうです)
あまり離されたくなかったので、逆に元気が出てスピードが上がりました。山頂までは残り約1km程。長かった行程もようやく折り返し地点です。
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カムエク山 ③ 八ノ沢出合~八ノ沢

2023-07-29 18:30:22 | 旅行記


八ノ沢出合からのルートは、ひたすらゴロゴロした岩場を歩いていくだけです。

しばらくは登山道を示すマーカーすら全くありません。まぁ脇にそれるような道もないですが。

浮石に気を付けつつ、足場になる石を探しながら進んでいきます。

八ノ沢の水は飲めるらしいですが、「北海道の沢水は飲めない」という自分の縛りが強くて最後まで飲みませんでした。この日は曇っていて比較的気温が低かったからよかったものの、やはり情報はしっかりと確認しておく必要がありました。

ここまでは全くなかった花もこの辺りから出現しました。ミソガワソウかな

8:50 正面のカールが近づいてきました。

9:17 ちょうど13km地点(標高1000m)にキャンプの跡がありました。ここで後半の登りに備えて8分間の休憩と、渡渉地帯も終了したので沢靴→トレランシューズにチェンジしました。

9:25 改めて出発。ここから山頂まではお花畑が続きました。
そして2時間以上お会いしていなかったピンクテープがこの辺りから復活しました。

ハイオトギリ。

モミジのような葉っぱだから、モミジカラマツかな

9:30 やっと登山道らしくなりました。

キャンプ地からはかなり近距離でピンクテープとマーキングがあります。1ヶ月くらい前に地元の方が新調したという情報があり、本当にありがたく思いました。

最後の距離2.5kmは標高差 約1000mの登りです。滝を見ながら登っていきます。

下草が増えてくるにつれて沢の音がどんどん小さくなっていきました。

ヤブのトンネルです。こういうルートも整備していただいたから通れています。

サンカヨウの実だ!

チシマフウロかな

エゾツツジ。北海道ならではの花が続きます。

さぁ急登の終わりが見えてきました。でも目の前は真っ白の世界が広がっていました。この様子だと山頂は完全に雲の中だろうなと思いつつ、先に進みます。

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カムエク山 ② 登山口~八ノ沢出合

2023-07-28 00:37:04 | 旅行記


まずは6.6kmの林道歩きからです。本来なら中札内で各種アウトドアのレンタルをしている所から山に使ってもいいよ!という許可を頂いて自転車を予約していましたが、日程が変更になったため登山口手前の電波が入る所でキャンセルの連絡を入れました。
トンネルは2か所です。スタート直後500mほど進んだ場所と2kmくらいの所かな?

昨年登った天塩岳では林道にクマがいたので、ちょっとだけビクビクしていました。
そして路面状況から前回の鋸岳と同じくここカムエクも自転車で行ける所まで行った方がかなり便利のようです。(多分往復で計30~45分くらいはカットできそうです)

途中でこんな舗装路もありました。

5:35 約3.5km地点にゲート跡があります。

5:53 約6km地点。3つ目の建物であるこの小屋を通過すると、

5:56 約6.3km地点。他の方の自転車2台がデポしてありました。お揃いだったので、これが停まっていた車2台のうちの1組のパーティーで、他にもう1人以上登っている事がわかりました。

自転車の場所から10mくらい歩くと、他の方の山レポでよく見る道路が冠水した場所に着いて、ここで林道歩きが終了となります。

ここから沢沿いにずーっと歩く事になりますが、できるだけ今履いているトレランシューズで行きたいと思っていましたが、

正面の沢を渡った先にピンクテープを見つけて、すぐに無理だと悟ります。

プチ休憩がてらに幌尻岳以来の沢靴&沢靴用ソックス登場!まぁ結局靴の中までずぶ濡れになるんだけど、コケとかでも滑らないのがいいんです。

カムエクの日程を1日前倒しした理由の1つに、この日までの直前1週間で雨が降っていなくて、沢の水量が少ないのではという予測もありました。案の定、水が膝上まで来るような場所は1度もありませんでした。

沢を渡るときだけ対岸にピンクテープが登場しましたが、それ以外は全く目印なし。時々見つける足跡を探しながら歩きます。

長距離でも標高差がないので全く疲れもないですが、どこ歩いていいのかわからない&足場が悪すぎて全くスピードが出ませんでした。

このようなちゃんとした登山道はほとんどありません。
イメージ的には全行程片道15kmのうちロード:6.6km+沢のゴロゴロ岩場:6km+なんとなく登山道:0.4km+最後の登山道:2kmという感じかな?

7:05 最後ここの沢を渡ると、

7:18 9.5km地点の八ノ沢出合(キャンプ地)が見えて、ビバークしていると思われるもう1人の登山者のテントを発見しました。

中は覗いていませんが、今は留守のようでした。という事はカムエクの登山道を先に歩いているのかな?
そしてここで大きなミスをしました。本当はここのキャンプ地からV字状に左後方にターンして別の沢(八ノ沢)に移るのですが、間違えてこのテントの右側を通過して今までのルートと同じ沢沿いに約500mほど真っ直ぐ行ってしまいました。この時に今回から初めて使用したログ機能付きのヤマップで間違いに気付き、約20分で元のルートに復帰できました。
約2時間経過したので、ここで約3分休憩で水分200mlくらいとジェル&木の実で燃料補給。この先もなかなか大変な沢沿い歩きが続きました。
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カムイエクウチカウシ山(カムエク) ① 掛川~登山口

2023-07-27 08:26:58 | 旅行記

7月後半は今年の北海道シリーズ第1弾でした。本当は2022年の8月に予定していましたが、昨年の大けがにより延期となり、計画~準備等含めて2年越しでの山行でした。

7月23日 17:10掛川発の新幹線で東京まで。この新幹線では自由席に乗りましたが、自分が座った場所の1つ前がビールやらお弁当やらのゴミが全部そのまま放置して下車したらしく、かなり混んできたので仕方なしに自分が片付けてから品川で降りて空港に向かいました。
*でもこのおかげか、その数時間後にちょっといい事(嫌な事が回避できた???)がありました。いや~やっぱり何かありますね!

19:15頃 定刻で羽田空港に着きましたが、20:15発の飛行機が20:35発に変更されている事を知ります。すぐに新千歳のレンタカー会社に連絡をして、閉店後でも対応していただける事になり、ちょっとホッとしました。

その後20:30頃になっても搭乗できず、結局定刻から35分遅れの羽田20:50発→新千歳22:20着となりました。

22:45 その後なんだかんだでさらに遅れて、予定から1時間遅れで新千歳空港に到着。トホホな思いでのスタートでした。

7月24日 1:45 約180km走って道の駅:中札内に到着。当初の予定では0:00までには着いてここで仮眠をとるはずだったのに…。でも明るくなるまで約2時間の仮眠をとりました。

3:50起床。朝ごはんを食べながら、約30km先の登山口を目指します。

4:25 元々の予定では24日の夜に泊るつもりだった中札内ヒュッテを通過。2日前になって急に24日石狩岳→25日カムエクの順番を逆にしようと思いつきここの利用はなくなりましたが、目印になるので撮っておきました。

4:40頃 道道111号線の行き止まりにカムエク登山口の広い駐車場があります。車は他に2台停まっていました。今年はクマの遭遇率がかなり高いので、なるべく登山者が多い夏休みに日程をぶつける事で遭難防止&クマ対策としていましたが、これならどこかのポイントで誰かに会うだろうと少しホッとしました。

コースはここ登山口から往復約30km・コースタイム 往路 8時間40分・帰路 7時間40分・標高差は累計で約1930mです。5月の仮想:カムエクで登った鋸岳では、ほぼ同距離同条件で往路:6時間45分+帰路5時間7分だったから、今回のカムエクでの理想は6時間30分+6時間の17:30頃到着ですが、恐らく7時間(12:00頃山頂)+6時間(18:00頃下山)くらいだろうと考えていました。
所持品は食料(木の実たくさん)とエネルギージェル8個くらい・水分は2.5Lくらい・沢靴セットでした。あとクマに襲われた時の為にヘルメットは必須でした。今回、食べ物は匂いの出るものは全く入れていません。また結果的に水分は2.5Lでギリギリでしたが、実はこの山では途中の沢の水は飲めるそうです。(水分は途中でボトルを落として約600mlは飲んでいません)

そして今回準備したクマ対策グッズはこちら。とにかく大きな音が鳴るものとして防犯用のブザーと100円ショップで手に入れた火薬銃です。クマは火薬のにおいにはかなり敏感なので、かなりの効果が期待できるようです。まぁあくまで護身用なので、使わないのが一番ですが…。

5:00 ゲート前で少しドキドキしながらも、一礼をしてからいよいよカムエクに向かってスタートです。
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ばんえい十勝

2023-07-26 08:15:13 | 旅行記

先にこちらから。

18:00 カムエク下山後、猛ダッシュで約55km先の帯広競馬場へ。

19:10 帯広競馬場到着。ばんえい競馬は2000年頃に岩見沢は行ったことあるけど、実際のレースを見るのは初めてかな?

場外発売でテレビ中継では見れますが、やはり現地でないとわからないことが多くて面白かったです。



レースに合わせて、観客もスタート地点からゴールまで一緒に歩くっているのも、ばんえいならではですよね!十分に楽しめました。

おまけ。中継では見られないシーン。レース終了後も疲れた中で、自分でソリを運んでいました。
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荒沢岳 ③ 山頂

2023-07-22 18:00:25 | 旅行記


ちょうどこの折り返し地点が「9」でした。他に2と8は見つけましたが、それ以外が見つけられませんでした。

残りの300mでも植生が変わりました。ニッコウキスゲです。

ここを登ったらゴールかな?と思いましたが、

山頂はもう少し奥でした。この辺りはニッコウキスゲも結構咲いていました。他にコバイケイソウもありましたが、左側斜面の結構奥の方だったので、撮るのをやめました。

最後もクサリ場でした。

山頂標識が見えて、

7:59 4.6km地点 2百名山89座目 荒沢岳(標高1968.7m)に到着しました。登山口からは約3時間20分でした。気分的にはもうちょっと早く着いているイメージだったんだけどな…。予想よりも時間かかりました。

本当は展望がいいこの山頂ですが、急に雲が出てきてあまり見えず。南西側の中ノ岳方面です。ここ荒沢岳からそのまま進むと、中ノ岳~越後駒ケ岳~銀山平まで約35kmの周回コースで帰る事ができます。

ちょっと見えにくいですが、南東側の尾瀬:平ヶ岳・燧ケ岳方面だと思います。

8:08 時間が押しているので、約5分で下山開始。2時間(10:15頃)で着きたいけど、往路を考えるとちょっと厳しいだろうな…。

今度は長い稜線下りがはじまります。霞んでいますが遠いなぁという感じ。

8:55 前嵓付近からの山頂部。すでに完全に雲の中で、早めに登っておいて良かったです。

北側には越後駒ケ岳。あそこも7月に登って、とっても暑かった印象があります。

前嵓から前嵓手前に向かうところの核心部。反対側から見てもかなり急ですね

9:26 約15分で反対側まで渡り切りました。

ここまで来ればあとはハシゴのみでそんなに危ない箇所はないので、ちょっとホッと一息。さぁサクサク帰りますよ~。

10:27 すぐそこと思っていた前山までの2kmの行程で1時間もかかってしまった。かなり暑くなってきてペースが上がりませんでした。

10:53 下りきる前には本日2座目の八海山に行くのをやめたので、のんびりと下山しました。帰りのコースタイムは2時間45分でトータル6時間10分でした。

朝4:00に食べて以来の食事は、いつもの越後湯沢駅での駅そばでした。いつも本当にお世話になっています。
帰り途中で八海山の下見で立ち寄ってきましたが、今思えば登れたかも?という感じでした。
でもルートも確認できたし、最短4時間・下から登っても5~6時間くらいで戻ってこれそうなので、一応200名山踏破のゴールの山として9月末~10月上旬に予定したいと思います。

さて、23日から遠征です。全国的に梅雨も明けたし、いよいよロングラン行程に挑んできます。
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荒沢岳 ② 前嵓~山頂手前

2023-07-20 22:24:17 | 旅行記


前嵓までの登りが始まりました。このハシゴはまだきれいだから、これが冬期間は外されるハシゴかな?

ハシゴ→クサリ→ハシゴの繰り返しですが、無理して急がずに1歩1歩足場を探しながら登っていけば、比較的危ないと感じる箇所は少なかったです。

これはヒメツツジかな?

6:20 いったん登り切って展望がよくなった場所からの荒沢岳までのルートが一望できました。
正面の急峻な岩稜帯を右側から巻いて奥の稜線に行くんだろうな(そうであってほしい)と思っていましたが、正解は真っ直ぐで一度一気に下ってから岩場添いをよじ登るルートでした。

この写真では見えにくいですが、前嵓って逆層スラブなんですね。ジャンダルムにいつか行ける日は来るのだろうか…

レンゲツツジかな?ちょっと変わった赤ですね。

オオバギボウシ。

これはウツボグサ?

クルマユリ発見。

でも見つけた場所が良くなかった…。もはやここまで垂直だと花どころではありません。

6:55 登り切って3km地点の前嵓(標高 1536m)に到着。ここまで来ると山頂まではそんなに急峻な場所はなさそうなルートです。

山頂部が見えていたので、だいたい30分くらいで着くでしょ!なんて考えていたら、結局は1時間もかかりました。

でも、ちょっとずつ「あそこまで行こう」を繰り返していけば必ずゴールにはたどり着くので、意外と苦ではありませんでした。

全くペースを変えないように黙々と歩き続けて、ついに終わりが見えてきました。

7:47 約4.3km地点(標高 約1882m)が見えていた稜線歩きのゴール地点です。ここからは右(西側)に曲がって約300mほど進むと山頂です。
さすがに3時間無補給・無給水だと「お腹空いたな~」という感じでしたが、もうゴールだし、そのまま山頂まで行く事にしました。
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荒沢岳 ① 銀山平登山口~前嵓手前

2023-07-19 22:52:57 | 旅行記

7月最初の2百名山は越後三山の続きでした。本当は連休で2座終わらせるつもりでしたが、1日だけになったので久しぶりにWヘッダーをやるつもりで気合の前日入りでした。(結果的には1座で終了しています)

17日 22:00 銀山平の荒沢岳登山口に到着→18日 3:45起床。夜はとっても星がきれい&意外と涼しくて、ぐっすりと車で寝れました。

4:40 のろのろ準備しつつ朝食で1000kcal程とった後、いざ出発。ここ登山口にあるトイレがとってもきれいでした。大げさかもしれないですが、思わずどこかの宿泊施設のお手洗いかと思ったくらいです。いつもきれいにして頂いて本当にありがとうございます。

コースは1本道の往復 9.2km・標高差 約1420m・コースタイム 往路 5時間30分・復路 3時間10分です。まぁ短距離だしそんなに標高差もないので、希望は往路3時間の復路2時間(10:00頃下山)ですが、予想で往路3時間30分(8:20頃到着)+復路2時間(10:30頃下山)だったら、午後にもう1座行けるな!って思っていました。

この荒沢岳はクサリ場・岩場が超難関箇所なのでヘルメットは必須です。あとは食料と水分1.5Lだけ持っていきました。(追記ですが、自分はドコモですが最後まで携帯の電波は拾えました)

水場はスタートして約100mのここだけです。結構暑くなりましたが、往路は山頂まで水分補給なしで行けたので、ここに戻って来るまで十分に間に合いました。

最初は距離800mで標高300mを一気に登ります。行程の半分くらいまではこんな感じで草が払ってあったので、本当に助かりました。

5:12 0.8km地点の前山(標高1090m)に到着。ここからしばらく(1.6km先まで)は150mほどしか登らない比較的平坦な道のりです。

オオカメノキかな?しばらくはこればかり咲いていました。

チラッと見えた荒沢岳方面。まだ遠く感じます。そしてルートも何となく見えています。あと「1」の看板がありますが、この先も時々出会いました。

比較的緩め(30mくらい下る)のアップダウンが続きます。

5:40 約2km地点。最難関の前嵓(くら)が近づいてきました。

この辺りから周囲の花が変わりました。まずはアザミ。

シシウド?

トラノオ系?今回はかなり難しい…

オミナエシ?

トリアシショウマ?サラシナショウマ系だと思うけど。

これはイブキトラノオ?本当に珍しい系が多くて、かなり間違えていると思います。

6:02 前嵓手前のクサリ場に到着しました。ここまではかなり順調に進みましたが、そうはさせてくれないだろうな…と思いつつ、これからはスピードよりも確実にかつ安全に行くモードに切り替えて進んでいきます。
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茶臼岳(南ア) ④ 山頂~下山

2023-07-15 18:11:00 | 旅行記


茶臼小屋を通過した後も、花を撮りながらの登山は続きます。イワカガミ。

これはコケモモかな?

一気に展望が開ける地点までもうちょっとです。

懐かしの標識が見えてきて、

10:00 光岳と上河内岳・聖岳方面との分岐点(標高 約2510m)に到着です。前回は一度左(光岳)方面に行った後に戻ってきて右(聖岳)方面に向かいました。

ここまで来ると茶臼岳はすぐそこ。左手(南側)に山頂部が見えていますが、こんなに距離あったっけ?前回はもっとあっさりと着いたような気がしたんですが?

もう一度イワカガミ。

シャクナゲ。

そんなに急いでいませんが、さすがに標高が2500mを超えたので、さらにちょっとペースを落とします。

もう1回サラサドウダンかな?

最後の岩場を超えると、

山頂が見えました。

10:13 約10km地点 茶臼岳(標高2604m)に到着しました。ゲートからは4時間25分+小屋での時間30分でしたが、だいたい予想通りのコースタイムだったと思います。

山頂に着いた瞬間に、周囲に急に雲が湧きだしてあまり展望が良くありませんでした。これは南側:光岳方面。

北側:上河内岳方面。前回聖岳行った時に登っておいてよかった。

ちょっとだけ聖岳が顔を見せた時。初めて登った3000m峰でしたし、もう一度行きたいですね。

手前の黄色はミヤマダイコンソウだと思いますが、奥に違うのが咲いているような…

これはツマトリソウ?ゴゼンタチバナによく似ているけど、花びらの数が違うからあっていると思う。

山頂に約5分ほどいて10:20下山開始。さぁサクサク帰ろう!と思ったのですが、

ちょっと様子を見に茶臼小屋に立ち寄ったら、お茶をご馳走になってしまいました。わざわざありがとうございました。

11:00 また30分ほどお話をさせて頂いた後、改めて下山開始。さぁ飛ばしますよー!

12:00 横窪沢小屋を通過し、

13:30 畑薙大吊橋まで戻ってきて、

14:02 約20km地点 無事下山完了しました。帰りは3時間10分+お茶タイム30分で、トータル7時間35分+茶臼小屋滞在1時間でした。登山時間は7時間30分くらいだから、ほぼ時間通りに帰ってこれました。

帰りの畑薙ダムから茶臼岳。ここから見る茶臼岳が本当に好きですが、また見に来ます。

畑薙ダムを通過すると、『静岡駅まであと〇km』という看板が出てきます。TJARの選手の皆さんはこれを見ながら80km+海岸まで約3kmくらい?を走るんですよね。本当にすごいです。

さぁ、次週から2百名山ツアー再開です。長距離行程が多く残っていますので、体調&ペース配分&所持品に十分気を付けつつ、思いっきり楽しんできます。
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茶臼岳(南ア) ③ 2200m地点~茶臼小屋

2023-07-13 09:22:15 | 旅行記


樹林帯の終わりが近づいた時から周囲はお花畑になりました。

まずはゴゼンタチバナ。

山頂部も見えてきました。この日は午後から雨予報でしたが、まだ天気は持ちそうです。

9:22 茶臼小屋まであと10分看板を超えて、ついに小屋が見えてきました。前回この辺りから一気に花が出てきたなと思ったら、

シナノキンバイ。

コウゾリナかな。

ハクサンチドリ。

ハクサンフウロ。

茶臼小屋の真下。この風景がアルプスらしいですよね。

ハクサンイチゲ?それともシロバナノヘビイチゴ?

前回の時も補給したポイントです。光岳方面では、一応ここが最終の水場だったような。(前回は光岳直前に奇跡的に湧き水がありましたが)

カラマツソウ

9:27 約9km地点の茶臼小屋(標高 約2420m)です。横窪沢小屋から1時間30分で到着しました。前回2時間かかったこのルートは今回全く疲れもなく逆に30分早く着いたので、結局はペース配分が原因だったことがわかりました。

シシウドだと思うけど、正確な名前はわからない。

ホソバツメクサ?

トイレを借りてすぐに出発しようと思ったら、小屋付近で機械トラブルでちょっと困ってるスタッフを発見。機械の修理を手伝っていたら結局約30分も茶臼小屋にいました。
9:50 改めて本日の目的地である茶臼岳まで出発。距離残り700mで標高差 約180mの道のりをのんびり登っていきます。
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茶臼岳(南ア) ② ウソッコ小屋~2200m付近

2023-07-11 19:35:01 | 旅行記


横窪沢小屋までは距離 約1.1kmですが標高差は約500m弱。

ちょっと怖めのはしごも残っていますが、そんなに危ない箇所はありません。

7:07 1300m地点通過。ウソッコ小屋からは距離約300m弱です。


7:23 中の段通過。横窪沢小屋まで距離でちょうど中間点くらいでした。

7:38 残り10分の看板を通過。

7:41 横窪峠(標高 約1637m)を通過。ここからちょっと下ります。

横窪沢小屋が見えました。ここも前回は正面に見えていたのに左側面からなので、ルートが変わったようです。

7:48 約7.1km地点の横窪沢小屋(標高 約1620m)に到着しました。前回ここで約10分休憩した後一気にペースが崩れたので、今回も同じように10分ほど休憩。

本当はトイレに行きたかったのですが、カギがかかっていて利用できず。茶臼小屋までガマンしました。

7:58 改めて出発。問題の茶臼小屋まで距離約2kmで標高差 約790mです。

8:09 1700m地点通過。

ここのベンチからは、

奥に大無間山が見えます。あの稜線、本当に大変だったなー。

8:39 横窪沢~茶臼間のちょうど中間点。ここまでは全く疲れもなし。実は水分も横窪沢で取ったきりで、汗もほとんどかいていませんでした。

8:41 ほぼ枯れている水呑場です。でも茶臼小屋までは水場はないので、本当に助かります。

畑薙大吊橋からほとんど花がない中で、ここあたりから登場しました。ギンリョウソウ。

白はドウダンツツジ?

赤はサラサドウダン?お隣で咲いていたし、ちょっとわかりづらいや。

9:05 気づけば標高2200m地点だから茶臼小屋まで残り距離700m・標高差200mほど。何だかあっさりと着いてしまいそうだなと思いつつ、淡々と登っていきます。
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茶臼岳(南ア) ① 畑薙ダム~ウソッコ沢小屋

2023-07-09 18:51:50 | 旅行記

2百名山ツアーは7月3週目から再開予定なので、それまでのトレーニング&お散歩兼ねて久しぶりに南アルプス:茶臼岳まで登って来ました。

1:15頃 自宅出発→3:45頃 約110km走って畑薙ダム到着。初めて畑薙に来たのは光岳&聖岳に登った2016年7月で、自分にとってはこの場所は聖地という感覚です。

前回車で来た時はゲートから約2kmほど手前の大型駐車場から出発でしたが、南アルプス南部はまだ山小屋が空いていない(シーズン前)なのでゲート前駐車場に止める事が出来ました。
コースは、ここゲート前から距離 往復約20km・標高差 約1650m(登り返し含め 実質2300mほど)・コースタイム 往路約7時間5分・復路約6時間です。
この後に用事(奥大井湖上駅に行く)があったので、標高差と距離から考えてだいたい往路4時間~4時間30分(10:00頃到着)で復路3時間~3時間30分(13:15頃到着)を目標としていました。また、前回登った時に横窪沢小屋から茶臼小屋の間で一気にバテて、その後の登山計画を全部変更した事例があったので、どうして体力がもたなかったのかの検証も兼ねていました。
5:20 ゲート前出発 ルート上には沢の通過箇所が多くあるので水はほとんど持って行っていませんし、装備も最低限の防寒用兼のレインコートのみでした。

久しぶりの畑薙湖歩き。このがけ崩れは最近という感じです。

2km歩いて畑薙大橋が見えてきました。(ちょっと見えにくいですが)
こう見たらこの吊り橋本当に長くて怖いですね。強風時は特にビビります。

ゲートから2.6km地点の場所でロードは終了。

5:45 約2.8km地点 畑薙大吊橋から登山口に入ります。

ここに目安になるコース図がありました。ちょっと古いですが、とても分かりやすいと思います。

吊り橋渡り中です。絶対に下を見ては怖くなるので、ただ目の前のステップだけ見ていました。

吊り橋を渡り終えてまずはヤレヤレ峠まで距離700m・標高差 約150mの登りです。この光っているコケ?キノコ?は何だろう

前回登った時の記憶がほとんどないんですが、今回登っていてこんなに崩れていたっけ?という場所が多かったと思います。

この場所も下にハシゴが落ちていたので、多分崩れたのではないかと。

6:08 約3.7km地点のヤレヤレ峠(標高1080m)です。ここまであっさりと登って来たのであまりヤレヤレというほどではありませんが、

ここからしばらく下ったのは覚えていませんでした。この先距離700m・標高差100mの下りです。帰りのこの登り返しは、やっぱりヤレヤレですね。

6:20 約4.4km地点 下りきった場所が最初の補給ポイント。前回はここで補給したのを覚えています。

橋を越えてすぐに1000mポイント。意外と登って来た感覚だったので、まだ残り1600mも登りが待ってるとちょっとげんなりしました。

橋の工事の時の休憩所かな?比較的新しめでした。

6:25 2号橋を通過すると、

下山する方に会いました。でもこの先は誰とも会わずでした。

6:29 3号橋を通過。

この先が前回と全然イメージが変わっていました。こんな河原歩きはしていない…

ここも登山道が崩れていたようです。新登山道を見つけて元の道に戻ります。

6:45 4号橋を通過すると、

6:50 約6.4km地点のウソッコ沢小屋(標高1152m)まで来ました。ここまでコースタイム2時間40分に対して1時間20分だから、とても順調でした。

次のポイントは横窪沢小屋です。でも距離1.1kmなのにコースタイム150分(2時間20分)はかかりすぎじゃない?多分1時間くらいで着くだろうと思い、そのままノンストップで進んでいきます。
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奥大井湖上駅

2023-07-07 21:33:18 | 旅行記

先にこちらから。
14:10 畑薙ダムを出発→15:00 この日の本当の目的地:奥大井湖上駅に到着。

県道388号線からこの標識が出たら、あとは一本道を進むと専用の駐車場があります。

駅は駐車場から徒歩15分くらいだそうです。

山登りの後、今度はハーフパンツにサンダルという格好でまた山登りでした。まぁそれほど疲れていなかったので、問題はありませんが。

途中道を間違えて湖上駅を側面から見える東屋に到着。一応来たのでここで一枚。

その後標高差23m128段の階段を下ります。そうすると、

線路沿いにでました。ここから駅まで湖の上を歩きます。全然危なくないですが、ちょっと怖かったのは雷が近づいていた事かな。

約2分で駅に到着。

ここには週末限定のカフェがあります。平日でも休憩所として利用する事が出来ます。

駅に約5名くらいいたので、みんな駅の見学かな?と思っていたら、

ちょうどあと10分後に千頭行きの電車待ちだったようで。ちょうどいい時間に来れてとてもラッキーでした。

15:21 電車がゆっくりと到着。

いや~歴史を感じさせる鉄道ですね。

乗客は10名くらいでしたが、6~7両はつながっていたような…

約2分間停車の後、定刻通りに千頭駅に向けて出発しました。

今にも雨が降りそうな雲が広がってきた中、最後に一番の撮影スポットから。見えにくいですが、2人が駅に向かって歩いています。
この後15:30過ぎには激しい雷と雨が降ってきて、こわごわスローペースで自宅まで戻りました。

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取手&松戸

2023-07-06 20:18:20 | 旅行記


6月27日は1日ずーっとレース場にいました。まずは16場目の取手競輪場です。ここは是非とも来たかった競輪場でした。

ここのマスコットキャラクター、10年以上前からのお気に入りなんです。

しばらく職場PCの壁紙にしていたほどですから。一番の目標はこのグッズを買う事でした。

施設は昭和感が残っていていい感じですね。



施設のあちこちにトリックアートや巨大なイラストがあって、一人で喜んでいました。

レースでは、以前TIPSTAR DOMEで今後の注目選手として追っていた中島詩音選手(5番:黄色)が登場しました。
もちろん頭から買っていましたが、このレース(準決勝)は最後かわされて2着でゴール。でも翌日の決勝では圧勝していました。
7月からS級昇格との事で、今後も注目していきたいです。

13:00からのグッズが当たる抽選会に参加するも、残念ながら「はずれ」で今回は収穫なし。また来ます!

その後、17場目:お隣の松戸競輪場へ。ここは専大松戸を受験しに来た時に競輪場があるなーと知っていましたが、実際に来たのは初めてです。
しかも以前とちょっと場所と雰囲気が違うような と思ったら、

旧松戸競輪場の隣に立て直したんですね。しかも全面2階建てスタンドに囲まれていて、本当に競技場のようで、こういう雰囲気のレース場も好きです。しかも場内は大井競馬場のような楽しい空間で、ナイターは盛り上がるんだろうなと感じました。

時間的にすでに15:30を超えていたので、ここでは第1Rのみ参加。展開的にも①②④の3人で決まるのでは?と思っていたら、

まさかのドンピシャ!でも唯一④の頭で買っていなかった為、オッズ76倍を取り損ねました。もし①-④-②でも48.5倍だったので、久しぶりに逃がした魚は大きかったです。

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東京散歩

2023-07-05 08:44:35 | 旅行記

先週の火曜日(6月27日)の事。
6月最終週は昨年山登り→翌日大けが という流れだったので、今年は山に行かずに東京を豪遊していました。

26日18:00頃 上野到着。そのまま映画を見てきました。
ドキュメンタリー映画ってあまり見ないんですが、結末はわかっていてもやはりいいですね。とても楽しい作品だったと思います。

この後ちょっとお散歩でもと思ってプラプラしていたら、湯島天神に到着。そういえば高校受験でお世話になってお礼言ってないや と思いだし、感謝の意を伝えてきました。

夜の東京は面白いですね。大都会:東京ではなく、普通の生活空間:東京を見る事ができて新鮮でした。
蒸し暑かったんですが、結局新宿まで約9kmを歩きました。山手線:横ラインの東京→新宿でも約7.5kmで縦ラインの巣鴨→大崎でも約14.5kmと、意外と距離短いんですね。またプラプラ歩きに来よう。
コメント (1)
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