7月24日(土)、金沢市鍼灸マッサージ師会の会員交流会が盛会で終了の後、石川県鍼灸マッサージ師会 主催のナイトセミナーが行われました。そのまま場所を大広間に移し、皆さんと朝まで語り合ったのでした。
☆ ナイトセミナーin粟津温泉の要旨(朝まで生セミナー?!) ☆
日 時:平成22年7月24日(土) 午後9時30分~11時
場 所:粟津温泉 「おびし荘」 3F 大広間
演 題:「鍼灸マッサージ師のこれから。~明日を生きる!~」
演 者:参加会員によるディスカッション
主 催:(社)石川県鍼灸マッサージ師会 青年女性部
内 容:3つのテーマについて未来志向で考え、小さな気づきを見つける
≪エピソードⅠ≫
~最近の鍼灸マッサージを含めた代替医療の流れ中で私たちは…~
一人の患者さまを、多くの医療に携わるプロがチームとしてケアにあたる全人的医療、オーダーメード医療の必要性が高まっています。その中で、補完・代替医療が注目されてきており、国や医療機関を中心にして統合医療へ向けての動きが大きな流れとなってきています。鍼灸マッサージも補完・代替医療の一つに位置付けられています。「今」はチャンスであり、ピンチであるのだと感じます。
鍼灸医療は素晴らしい! しかし、鍼灸師は? 按摩・マッサージ・指圧師は?
変化の激しい時代に、大きな流れに対し、どう対処していくことが、自分の、あるいは、業界の、鍼灸マッサージの明るい未来に繋がっていくのか。
≪エピソードⅡ≫
~不況が続く世界経済の中で、必要とされる治療師・治療院であるには!?~
現在、日本を含め世界は不況の真っただ中にあります。今後の予測すら難しい局面を迎えています。私たちは経営者です。日本や世界が不況でも治療院を経営していかなければいけません。そして、家族を養っていかなければなりません。
そんな社会経済の中で、「あそこの治療院へ行きたい」「あの先生に治療してもらいたい」と、地域の患者さまから必要とされる治療師、治療院になるには何が必要なのか?エピソードⅠと重なる部分もありますが、そのためには鍼灸マッサージ師自身、何を理想とし、何を目的に、どう行動していったらいいのか、一人一人が考える時期に来ているのでしょう。
≪エピソードⅢ≫
~私が日頃、臨床で、経営で、学問で、こだわっていること、心がけていること~
各先生ともに、年齢も違えば、経験年数も違います。また勉強してきた環境も、家族環境もまったく違います。各々が「今」までいろんなケースの学びの人生を歩んできました。そして、現在、鍼灸マッサージを業として、治療院を開き、患者さまのために、社会のために貢献しています。各先生方、あるいは治療院によって個性があると思います。この席で、自分が臨床において、経営において、学問において、常に心がけていること、また、自分が行っている流行るための工夫など、オープンにしても問題のないところを、皆様にワンポイント・アドバイスとしてお話して頂けるとありがたいと思います!!
こんなことを温泉という少し心も体もオープンになれる環境でベテランから若手、臨床家から教育者まで、いろんな立場の会員が集まり語り合いました。
知識を詰め込むばかりが勉強ではなく、いろんな考え方や志を話し合い、向上心を刺激し合うのも非常に大切な勉強であると思うのです。ということで、青年女性部が中心となりナイトセミナーを開催させて頂いたのでした。
現在、患者さまがたくさん来院し繁盛している治療院でも、鍼灸医療の流れを捉え、将来を展望していかないと、これからは、いろんな意味でどうなるか分からない世の中であり、それが鍼灸医療がおかれている現状であると思います。
その辺りに意識のある同業者や仲間には、ぜひとも危機感を持って、臨床や学業に励んでほしいという意図もあったわけです。それが患者さまのためになるのですから。自分は本を読んで勉強しているんだ!というのは、ちょっと違うんですよね。世の中、活字じゃ勉強できないことがたくさんあるので~す
私が青年女性部長をさせて頂いておりますので、司会進行を行いましたが、司会が上手ではなかったため、話は三部に分かれていたわけですが、話に熱が入るに従って話がごちゃごちゃに混ざってしまい、まとまりがなかったような…すんませんでした~反省です。
そんなこんな盛り上がりながら、午後11時で終了。
しか~し、ここで収まらないのがいつもの流れ。ここからはミッドナイトセミナーとなりました。
このセミナーは、23時~27時40分くらいまで開催されました。皆ほんとうに体力がありますよね。このセミナーは半数くらいの参加でしたかね
そして、この後、2時間ほどの睡眠の後、星稜高校野球場へ、朝食も食べる時間もなく、一風呂浴びて、向かったのでした。
疲れたけれど、いい時間でした
二葉鍼灸療院 田中良和
☆ ナイトセミナーin粟津温泉の要旨(朝まで生セミナー?!) ☆
日 時:平成22年7月24日(土) 午後9時30分~11時
場 所:粟津温泉 「おびし荘」 3F 大広間
演 題:「鍼灸マッサージ師のこれから。~明日を生きる!~」
演 者:参加会員によるディスカッション
主 催:(社)石川県鍼灸マッサージ師会 青年女性部
内 容:3つのテーマについて未来志向で考え、小さな気づきを見つける
≪エピソードⅠ≫
~最近の鍼灸マッサージを含めた代替医療の流れ中で私たちは…~
一人の患者さまを、多くの医療に携わるプロがチームとしてケアにあたる全人的医療、オーダーメード医療の必要性が高まっています。その中で、補完・代替医療が注目されてきており、国や医療機関を中心にして統合医療へ向けての動きが大きな流れとなってきています。鍼灸マッサージも補完・代替医療の一つに位置付けられています。「今」はチャンスであり、ピンチであるのだと感じます。
鍼灸医療は素晴らしい! しかし、鍼灸師は? 按摩・マッサージ・指圧師は?
変化の激しい時代に、大きな流れに対し、どう対処していくことが、自分の、あるいは、業界の、鍼灸マッサージの明るい未来に繋がっていくのか。
≪エピソードⅡ≫
~不況が続く世界経済の中で、必要とされる治療師・治療院であるには!?~
現在、日本を含め世界は不況の真っただ中にあります。今後の予測すら難しい局面を迎えています。私たちは経営者です。日本や世界が不況でも治療院を経営していかなければいけません。そして、家族を養っていかなければなりません。
そんな社会経済の中で、「あそこの治療院へ行きたい」「あの先生に治療してもらいたい」と、地域の患者さまから必要とされる治療師、治療院になるには何が必要なのか?エピソードⅠと重なる部分もありますが、そのためには鍼灸マッサージ師自身、何を理想とし、何を目的に、どう行動していったらいいのか、一人一人が考える時期に来ているのでしょう。
≪エピソードⅢ≫
~私が日頃、臨床で、経営で、学問で、こだわっていること、心がけていること~
各先生ともに、年齢も違えば、経験年数も違います。また勉強してきた環境も、家族環境もまったく違います。各々が「今」までいろんなケースの学びの人生を歩んできました。そして、現在、鍼灸マッサージを業として、治療院を開き、患者さまのために、社会のために貢献しています。各先生方、あるいは治療院によって個性があると思います。この席で、自分が臨床において、経営において、学問において、常に心がけていること、また、自分が行っている流行るための工夫など、オープンにしても問題のないところを、皆様にワンポイント・アドバイスとしてお話して頂けるとありがたいと思います!!
こんなことを温泉という少し心も体もオープンになれる環境でベテランから若手、臨床家から教育者まで、いろんな立場の会員が集まり語り合いました。
知識を詰め込むばかりが勉強ではなく、いろんな考え方や志を話し合い、向上心を刺激し合うのも非常に大切な勉強であると思うのです。ということで、青年女性部が中心となりナイトセミナーを開催させて頂いたのでした。
現在、患者さまがたくさん来院し繁盛している治療院でも、鍼灸医療の流れを捉え、将来を展望していかないと、これからは、いろんな意味でどうなるか分からない世の中であり、それが鍼灸医療がおかれている現状であると思います。
その辺りに意識のある同業者や仲間には、ぜひとも危機感を持って、臨床や学業に励んでほしいという意図もあったわけです。それが患者さまのためになるのですから。自分は本を読んで勉強しているんだ!というのは、ちょっと違うんですよね。世の中、活字じゃ勉強できないことがたくさんあるので~す
私が青年女性部長をさせて頂いておりますので、司会進行を行いましたが、司会が上手ではなかったため、話は三部に分かれていたわけですが、話に熱が入るに従って話がごちゃごちゃに混ざってしまい、まとまりがなかったような…すんませんでした~反省です。
そんなこんな盛り上がりながら、午後11時で終了。
しか~し、ここで収まらないのがいつもの流れ。ここからはミッドナイトセミナーとなりました。
このセミナーは、23時~27時40分くらいまで開催されました。皆ほんとうに体力がありますよね。このセミナーは半数くらいの参加でしたかね
そして、この後、2時間ほどの睡眠の後、星稜高校野球場へ、朝食も食べる時間もなく、一風呂浴びて、向かったのでした。
疲れたけれど、いい時間でした
二葉鍼灸療院 田中良和
コメントありがとうございます。
みっちいまま さん、パンの教室では奮闘されていたんですね。すごく感謝されている方々がたくさんいると思いますよ。形ではなく心にね。パンから家族団欒の姿を映す…その心を込めてパンをつくる…これがまたパンの美味しさが全然ちがってくるのだと思いますね。大事なことです。パン作りに限らず。
以前、松下幸之助さんが、豆電球の組み立てをやっている工場へ視察に行った時、豆電球を組み立てている人たちに、「あなたが組み立ててくれた電球が家庭を照らし、家族団欒をつくり、皆が幸せになるんだ。ありがとう」というようなことを言われたそうです。従業員の人はそれを直接、松下さんから聞き、涙したそうです。ここが大事なところなんですよね!
鍼灸医療は、医師よりも患者と近く、そして肌と肌を触れ合う医療です。肌を触れ合うことはイコール脳と脳が触れ合う医療と言っても過言ではありません。心に寄り添う医療とも言えるでしょう。ですから技術も、学問も、その基礎とある人間性も常に反省し、磨いていく必要があるのですね。
すべての患者さまに満足して頂けることは難しいかもしれません。しかし、80点を狙っていてはそれ以上の点数をとることができません。常に100点を狙うからこそ、そこに近づけると思います。だから皆さんが来院して、「いいな~」「また来たいな~」「いつまでもいたいな~」笑、というような環境づくりも大切なことなんですよね。
また来たい!と思う治療院、治療師とは、確かに症状をとってもらえるということもさることながら、みっちいまま さん が言われるように、患者さまの心の琴線に触れる対応であったり、言葉であったり、行動ができるかどうかだと思います。患者さまのかゆい所に手が届くことですね。そのためには鍼灸師自身も、相手の痛みを自分の痛みとして捉えることのできる「人間性」が最重要となってくるのです。
人間が鍼を打ち、灸をすえるのです。人間と言っても筋肉や神経が自動にするのではなく、人間の心が「治してあげたい!」と思うから、手が動くのです。その鍼には、灸には、その鍼灸師の人間性の豊かさが宿るんですね。短い時間ですけど、そんなことが集約されることが、治療するということなのですよね。
そして、人の悪口を言えば自分に返ってくるのです。因果応報です。でも、その鍼灸師やスタッフを赦してあげてくださいね。私もまだまだ未熟ですが、その方々もまだまだ発展途上にあるのだと思います。はやく気づいて欲しいですけどね、同じ同業者、医療に携わるものとして。
経営、経営、と言っていますが、お金は後からついてくるものだと私は感じます。理想、信念、情熱、そのような形に見えないものが、自分を内から突き動かし、それこそ、どんな状況にも揺るがないパワーになるのだと思います。それが仕事をベースに乗せていく限りない動力だと思っています。
私も、みっちいまま さん が治療してもらっていた鍼灸師をよく知っています。どうぞ応援してあげてください。本当に人間らしい、人間くさい?!笑 いいやつです。今の状態から抜け出した後も、健康のことで気になったら彼に相談してみてね。忙しい時は、私も相談にのりますよ。及ばずながら。
”鍼灸師との関わりは人生を変える力がある”この言葉は私の体に、腹に浸みこんでいきました。そのような気持ちでこれからも、鍼灸の道で精進していきたいと思います。
みっちいまま さん ありがとうございます。
私だけでなく お年寄りにもまるで孫のように息子のように気にかけておられました。
ある意味、お医者様より信頼されてたかも知れないですね。
私も精神科は4件目ですが時間に制限があり、結局話をして処方をして貰うだけだし、緊急でも電話では相談も乗ってくれません。予約が必要なのですよ・・・。
その点、鍼灸師の先生たちはなるべく患者さまの近くに居て下さる方が多いから、凄く安心できます。つまらない質問でもちゃんと向きあって養生の仕方、眠りの仕方、呼吸法など親切に教えてくださいますよね。
時には心配して電話まで下さったり・・・。
そんな信頼関係がとても必要なんですよ。医者なら違うところにさっさと変わりますが・・・鍼灸師との関わりは同じ治療をして貰っても効果が全く違う。それくらい精神的な繋がりも関わってくるのです。だから、安易に裏の話や他のp先生の陰口や内輪話をされる〈特に女性に多いですよね)のは とっても辛いことでした。それこそ帰りの運転中にパニックを起こす位でした。涙が止まらない位。
治療が上手なことも勉強も大切ですが、患者さまが嫌な思いしないことが一番でしょ?そう思いませんか?
まして 受付の医療事務の人に病気の診断なんかされたり 週に2日予約しようとしたら「1回でいいんじゃない?」なんて言われたら・・・友人のように仲良くしてたから悪かったのかもしれませんが、公私混同されてしまって凄く傷つきました。それをその方にお手紙で話をしたら逆に冷たくされて、泣いて話をして仲治りしましたが、主人もその方の上司に話をしてくれた位です。一番つらかったのはあの先生でしょうね・・・。頑張ってらっしゃってもスタッフがついて来なかったら・・・とても大変だったと思います。
だから 私はあくまであの先生の患者で死ぬまで居たいのです。そうすることで恩返し、応援したいのですよ!
鍼灸治療を医療現場にもっと近付けたいと理想に奮闘してらっしゃるから!私も負けないように夢を主人と実現しようって思ってます!
それくらい 鍼灸師との関わりは人生を変える位の力があるとこの4年間で実感できて感謝しています!もちろん田中先生にも!!(^^ゞ
結局、私自身がストレスを知らず知らず抱えてたみたいで今のような状況になって残念ですが、待っていて下さる生徒さんや心配して下さる生徒さんがいることは感謝です。
鍼灸医療・・・これはお医者様と違って患者側からすれば長時間先生と触れ合う時間なわけで、その中でお医者さんとは違って色々な悩みや世間話をする時間でもあるのです。単に治療だけならどこでも近いところに行けばいいのですが、やっぱり究極は鍼灸しの人間性が患者には一番評価されるのでは?と思います。もちろん相性もあるとは思います。特に私のような精神的疾患者はこれからも増えて行くわけで、特に鍼灸治療はこれから特に評価される分野だと思います。私が前の治療院から去ったのは、やっぱり後を引き継いだ先生(女性)が前の鍼灸しの陰口を私(患者)に話すことと、受付の方に「鬱なんかじゃない!」とか私と鍼灸師の関係に陰口を言う整骨院の先生がいたりしたことを話されてかなりショックだったのもあります。良かれとカウンセリングに時間を割いて貰ってただけだったから、そんな風に患者に内部のことを軽々しく言うなんて信じられないと抗議しました。そのあたりも やっぱり患者にとっては居心地がいいかの問題で、治療費はあんまり気にならないかも・・・。