5月10日(月)、午前中の患者さまとの会話の中で、今日、ドキュメンタリー映画の試写会があるという話を聞きました。
その患者さまが行く予定でしたが、都合が悪く行けないとのこと。話を聞くと、活動を市民レベルから広げていきたいという映画監督の願いから、自主上映会を開いて頂けそうな方々を呼んでの試写会のようでした。
「ただでさえ忙しいから、自主上映会なんて無理ですね」なんて患者さまと話していました。監督がおいでになってトークもあるとのこと。その映画の題名と監督の名前を聞くと…
「代わりに行ってきてもいいですか?」と言ってしまいました。
上映映画:『ミツバチの羽音と地球の回転』
監 督:鎌仲ひとみ
会 場:常讃寺(石川県野々市町)
ミツバチと題名に書いてありますが、ミツバチハッチの映画ではありません(ちょっと古かった)。ミツバチは花から蜜を採りながら、同時に花の受粉も助けます。自然の循環の中で他者を助けながら、自分も生かされるという、自然の原理に即した存在の在り方。それがミツバチの意味するところです。
全体のテーマは「人類のエネルギー問題」と「自然との共存」だと感じました。
上映会の時に頂いた「公開直前 かわら版」より監督の言葉と、映画の4つの柱を書きます。
≪希望の共有へ≫
この映画の製作を始めてもうすぐ2年になります。この間、瀬戸内海に浮かぶハート型の島・祝島と持続可能な社会を目指して先を歩くスウェーデンをカメラと共に旅してきました。
エネルギーをより安全で環境によいものに変えたいと願う人々との出会いの旅でした。地域に根ざし、これからもそこで生きていこうと決意している人々です。
祝島では、先祖から続く海と暮らしを原発建設から守ろうと闘い、スウェーデンでは脱石油・脱原発にいち早く取り組んでいます。
「ミツバチ」はこの映画の象徴です。
花から蜜を採りながら、その受粉を助けます。自然の循環の中で、他者を助けながら自分も生かされるという存在のあり方。
そろそろ私たち人間も自然を壊すのではなく、自然と共に生きる道へとシフトする時がやってきたのだと映画をつくりながら感じています。
私たちはこれからどうすれば「ミツバチ」のような存在になれるのか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
監督:鎌仲ひとみ
この映画の4つの柱
≪1.上関原発(かみのせきげんぱつ)建設計画≫
1982年に持ち上がった中国電力の原発建設計画。山口県熊毛郡上関町の祝島の真正面3.5キロにある田ノ浦という小さな湾を埋め立て、二基の原発を建てようとしています。
当時、中国電力は漁業補償金5億4千万円を何の説明もなく祝島漁業協同組合の口座に振り込んできました。それをすぐに送り返して以来28年間、祝島島民の9割は建設に反対し続けています。受け取らないままの祝島の補償金は、今年の5月には国庫に入り、国のものになってしまいます。
今年の1月29日に祝島では、補償金を受け取るかどうかを決めるために総会を開きましたが、多数決で受け取り拒否を決定しました。海を売らない!という決意は固いのです。
≪2.持続可能な社会をつくる≫
本当の意味での持続可能な社会を求めて世界中で模索が始まっています。スウェーデンでは、世界に先駆けて様々な取り組みがなされていますが、そのスウェーデンでさえ、持続可能な社会にはまだまだなのです。
しかし、スウェーデンにはビジョンがあります。「やがてなくなるものには投資しない」「環境を破壊せずに、使ってもなくならないエネルギーを選ぶ」という決意があります。
ではどうすればいいのか?それは「地域の資源」です。
≪3.先祖から続く祝島の海と暮らし≫
海上の要所として万葉集にも詠われた祝島には、千年以上続く祭り「神舞(かんまい)」があります。島の人々は遥か祖先の昔から今日まで海と共に生きてきました。祝島の人たちには、その海を子どもたちや孫たちに残さなければという強い意志があります。
島の高齢化によって漁業や農業での暮らしが厳しくなっても、原発に頼らず、無農薬のびわやびわ茶、海産物加工、養豚など島の産業で経済的に自立する取り組みが続けられています。
≪4.生物多様性のホットスポット≫
上関原発予定地の田ノ浦は絶滅が危惧される生物が多数生息しています。
周辺は、世界最小のクジラ・スメナリや世界的にも珍しい海鳥カンムリウミスズメが子育てをする海です。また、浅瀬には日本にしか生息しない海草なども存在し、豊富な海草の存在が、小さな魚たちが育つ場所となっています。
海洋生物学者たちは、瀬戸内海でも、ここにしか残っていない、破壊したらもう二度と取り戻すことができない生物多様性のホットスポットだと主張し、田ノ浦の自然を守ろうという機運が高まっています。
映画に出てくる祝島の人たちは、田舎に行ったら、どこにでもいそうな、おばちゃんやおっちゃん、お兄ちゃんです。自然と共に生活しています。現代文明が悪いと言っているのではなく、貴重な自然を潰してまでの繁栄は、これから未来に向け何をもたらすのか、ということを考えさせられます。普天間基地の問題にしてもしかりだと思います。
原子力発電はクリーンエネルギーなんかではありません。ウランという地下資源を使うのです。そこから出る廃棄物たるや、石油が出す二酸化炭素どころの騒ぎではありません。毒性は計りしれません。その処理をすべて六ヶ所村の核廃棄物処理施設で行うわけですが、2兆5千億円もの費用(税金)をかけておいて、いまだ満足に稼働すらしていません。その間にも高レベル・低レベル放射性廃棄物はどんどん出てきます。だれがこれを対処するのでしょうか私たちの子孫です。
子どもたちに貴重な自然を残し、自然と共存することを教えていこうとする祝島の人たちの行動は全く自然なことであり、これからの社会で重要になってきます。
そして、そんな純粋で、正直な、島民の人たちが、町議会での原発の議論を見守るシーンや、中国電力が海へブイを打つのを阻止するために(ブイを打たれると法的に建設にゴーサインが出る)、仕事を休んで一体となって毎日、阻止行動に出るシーンは、本当に心の底から憤りや虚しさを感じました。
世の中、純粋で正直なものや、本当のことを言っている人たちがバカをみます。大企業やその利益に群がる、政治家、官僚、外資、間接的には大手メディアなど、自己の利益や目先の利益しか考えず行動しているところに富が集中する、そんな今の世の中の経済システムでいいのかということも考えさせられます。
大手メディアがおかしい例は枚挙に暇がありませんが、上関原発反対の署名は80万人以上のものが集まり経済産業省の役人に渡されました。その時は大手メディアは来ておらず全く報道されていません。しかし、八ッ場ダムを建設してくれ!という3万数千人の署名を渡す時には大きく報道されていたということです。何が違うのでしょうね
では解決策はないのか、それはスウエーデンの取り組みにあります。この国は2020年をめどに、エネルギーに関してはすべてを自然エネルギーに!を目指し、脱石油、脱原発に取り組んでいます。日本とスウェーデンでは経済規模も人口も違うから現実無理だと感じるかもしれませんが果たしてそうでしょうか。
映画の中でもスウエーデンの役人の人が、鎌仲監督のトークでも言われていましたが、日本は資源大国なのです。地熱(世界第3位の量)、風力、太陽光、海洋、水力、あらゆる自然エネルギーの宝庫なのです。それに意識を向け、やるかやらないか。それだけなのです。日本にはその資源も技術もあるのです。
国や役人や政治家を変えるのは難しいでしょう。できれば日本の電力産業のように独占状態ではなく、自由化することが自然エネルギー開発を加速すると思いますが、いろんな利権が結びついているので難しいでしょう。
郵政民営化なんて、国民の利益を外国へ垂れ流すような民営化をするのではなく、電力会社を民営化して、国民が自然エネルギーを使うかどうか選択できるようにすればいいと思いますね。スウェーデンのように。自然エネルギーは設備投資にお金はかかりますが、つくってしまえば資源はまったく必要ありません。地球が生きている限り無尽蔵です。ちなみに日本は年間で20兆円の石油を外国から買っています。
日本のこのような問題を解決するためには、まず真実を知ること、そして、その事実のもとに市民が熟成することが大切なのでしょう。
地球上の生物は、大自然の大循環により成り立っています。霊長類である人間も自然の一部であり、まったく例外ではありません。自然エネルギーという選択肢がありながら、どうして貴重な生物や自然環境を破壊してまで原発を建設しないといけないのか破壊した自然を人間が創れると思っているのでしょうか
田ノ浦を埋め立てるだけで祝島の生命線である漁業が大打撃を受けます。海が変わるからです。そして、毎分で19万立方メートルもの温水が海へ廃棄されます。これは原発で使う冷却水です。原発に引き込まれた冷却水は塩素処理され使用されます。そして、その海水は放射能処理してあると言われていますが、放射能汚染されてないと言えるでしょうかそんな海水(温水)が、再び海へ放出されるのです。
もし、それが安全だと言うなら、その排水口近くで、「安全だ」と言っている人が家族を連れて海水浴に行けば納得できます。できるでしょうか。そこで釣った魚を家でさばいて食べることができるでしょうか。世の中、矛盾だらけです。
未来に残して行きたいものは何なのかそんなことを考えさせられる映画です。
秋には劇場公開されるということです。是非、観て頂きたい映画ですね。また、自主上映会も受け付けているようです。「私の周囲の人に伝えたい」と思った方は、自主上映会も一つの手段かもしれませんね。
ちょっと熱くなり、長くなりました。なぜ、原発、核の話題に熱くなってしまうのか。
それは、私は鍼灸医療を仕事としているわけです。それは皆さまが健康で楽しく、笑顔溢れる人生を送って頂きたいためです。しか~し、放射能汚染された空気を吸い、水を飲み、そんな土壌で育った作物を食べ、そんな環境にいれば、いくら鍼をしても、灸をしても、病気など一向になくならず、放射能が増えれば増えるほど人々の健康状態は悪化していきます。そんなこともあり熱くなってしまうんですよね
『ミツバチの羽音と地球の回転』 おススメです
長くなって、スイマセ~~~~ン
二葉鍼灸療院 田中良和
その患者さまが行く予定でしたが、都合が悪く行けないとのこと。話を聞くと、活動を市民レベルから広げていきたいという映画監督の願いから、自主上映会を開いて頂けそうな方々を呼んでの試写会のようでした。
「ただでさえ忙しいから、自主上映会なんて無理ですね」なんて患者さまと話していました。監督がおいでになってトークもあるとのこと。その映画の題名と監督の名前を聞くと…
「代わりに行ってきてもいいですか?」と言ってしまいました。
上映映画:『ミツバチの羽音と地球の回転』
監 督:鎌仲ひとみ
会 場:常讃寺(石川県野々市町)
ミツバチと題名に書いてありますが、ミツバチハッチの映画ではありません(ちょっと古かった)。ミツバチは花から蜜を採りながら、同時に花の受粉も助けます。自然の循環の中で他者を助けながら、自分も生かされるという、自然の原理に即した存在の在り方。それがミツバチの意味するところです。
全体のテーマは「人類のエネルギー問題」と「自然との共存」だと感じました。
上映会の時に頂いた「公開直前 かわら版」より監督の言葉と、映画の4つの柱を書きます。
≪希望の共有へ≫
この映画の製作を始めてもうすぐ2年になります。この間、瀬戸内海に浮かぶハート型の島・祝島と持続可能な社会を目指して先を歩くスウェーデンをカメラと共に旅してきました。
エネルギーをより安全で環境によいものに変えたいと願う人々との出会いの旅でした。地域に根ざし、これからもそこで生きていこうと決意している人々です。
祝島では、先祖から続く海と暮らしを原発建設から守ろうと闘い、スウェーデンでは脱石油・脱原発にいち早く取り組んでいます。
「ミツバチ」はこの映画の象徴です。
花から蜜を採りながら、その受粉を助けます。自然の循環の中で、他者を助けながら自分も生かされるという存在のあり方。
そろそろ私たち人間も自然を壊すのではなく、自然と共に生きる道へとシフトする時がやってきたのだと映画をつくりながら感じています。
私たちはこれからどうすれば「ミツバチ」のような存在になれるのか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
監督:鎌仲ひとみ
この映画の4つの柱
≪1.上関原発(かみのせきげんぱつ)建設計画≫
1982年に持ち上がった中国電力の原発建設計画。山口県熊毛郡上関町の祝島の真正面3.5キロにある田ノ浦という小さな湾を埋め立て、二基の原発を建てようとしています。
当時、中国電力は漁業補償金5億4千万円を何の説明もなく祝島漁業協同組合の口座に振り込んできました。それをすぐに送り返して以来28年間、祝島島民の9割は建設に反対し続けています。受け取らないままの祝島の補償金は、今年の5月には国庫に入り、国のものになってしまいます。
今年の1月29日に祝島では、補償金を受け取るかどうかを決めるために総会を開きましたが、多数決で受け取り拒否を決定しました。海を売らない!という決意は固いのです。
≪2.持続可能な社会をつくる≫
本当の意味での持続可能な社会を求めて世界中で模索が始まっています。スウェーデンでは、世界に先駆けて様々な取り組みがなされていますが、そのスウェーデンでさえ、持続可能な社会にはまだまだなのです。
しかし、スウェーデンにはビジョンがあります。「やがてなくなるものには投資しない」「環境を破壊せずに、使ってもなくならないエネルギーを選ぶ」という決意があります。
ではどうすればいいのか?それは「地域の資源」です。
≪3.先祖から続く祝島の海と暮らし≫
海上の要所として万葉集にも詠われた祝島には、千年以上続く祭り「神舞(かんまい)」があります。島の人々は遥か祖先の昔から今日まで海と共に生きてきました。祝島の人たちには、その海を子どもたちや孫たちに残さなければという強い意志があります。
島の高齢化によって漁業や農業での暮らしが厳しくなっても、原発に頼らず、無農薬のびわやびわ茶、海産物加工、養豚など島の産業で経済的に自立する取り組みが続けられています。
≪4.生物多様性のホットスポット≫
上関原発予定地の田ノ浦は絶滅が危惧される生物が多数生息しています。
周辺は、世界最小のクジラ・スメナリや世界的にも珍しい海鳥カンムリウミスズメが子育てをする海です。また、浅瀬には日本にしか生息しない海草なども存在し、豊富な海草の存在が、小さな魚たちが育つ場所となっています。
海洋生物学者たちは、瀬戸内海でも、ここにしか残っていない、破壊したらもう二度と取り戻すことができない生物多様性のホットスポットだと主張し、田ノ浦の自然を守ろうという機運が高まっています。
映画に出てくる祝島の人たちは、田舎に行ったら、どこにでもいそうな、おばちゃんやおっちゃん、お兄ちゃんです。自然と共に生活しています。現代文明が悪いと言っているのではなく、貴重な自然を潰してまでの繁栄は、これから未来に向け何をもたらすのか、ということを考えさせられます。普天間基地の問題にしてもしかりだと思います。
原子力発電はクリーンエネルギーなんかではありません。ウランという地下資源を使うのです。そこから出る廃棄物たるや、石油が出す二酸化炭素どころの騒ぎではありません。毒性は計りしれません。その処理をすべて六ヶ所村の核廃棄物処理施設で行うわけですが、2兆5千億円もの費用(税金)をかけておいて、いまだ満足に稼働すらしていません。その間にも高レベル・低レベル放射性廃棄物はどんどん出てきます。だれがこれを対処するのでしょうか私たちの子孫です。
子どもたちに貴重な自然を残し、自然と共存することを教えていこうとする祝島の人たちの行動は全く自然なことであり、これからの社会で重要になってきます。
そして、そんな純粋で、正直な、島民の人たちが、町議会での原発の議論を見守るシーンや、中国電力が海へブイを打つのを阻止するために(ブイを打たれると法的に建設にゴーサインが出る)、仕事を休んで一体となって毎日、阻止行動に出るシーンは、本当に心の底から憤りや虚しさを感じました。
世の中、純粋で正直なものや、本当のことを言っている人たちがバカをみます。大企業やその利益に群がる、政治家、官僚、外資、間接的には大手メディアなど、自己の利益や目先の利益しか考えず行動しているところに富が集中する、そんな今の世の中の経済システムでいいのかということも考えさせられます。
大手メディアがおかしい例は枚挙に暇がありませんが、上関原発反対の署名は80万人以上のものが集まり経済産業省の役人に渡されました。その時は大手メディアは来ておらず全く報道されていません。しかし、八ッ場ダムを建設してくれ!という3万数千人の署名を渡す時には大きく報道されていたということです。何が違うのでしょうね
では解決策はないのか、それはスウエーデンの取り組みにあります。この国は2020年をめどに、エネルギーに関してはすべてを自然エネルギーに!を目指し、脱石油、脱原発に取り組んでいます。日本とスウェーデンでは経済規模も人口も違うから現実無理だと感じるかもしれませんが果たしてそうでしょうか。
映画の中でもスウエーデンの役人の人が、鎌仲監督のトークでも言われていましたが、日本は資源大国なのです。地熱(世界第3位の量)、風力、太陽光、海洋、水力、あらゆる自然エネルギーの宝庫なのです。それに意識を向け、やるかやらないか。それだけなのです。日本にはその資源も技術もあるのです。
国や役人や政治家を変えるのは難しいでしょう。できれば日本の電力産業のように独占状態ではなく、自由化することが自然エネルギー開発を加速すると思いますが、いろんな利権が結びついているので難しいでしょう。
郵政民営化なんて、国民の利益を外国へ垂れ流すような民営化をするのではなく、電力会社を民営化して、国民が自然エネルギーを使うかどうか選択できるようにすればいいと思いますね。スウェーデンのように。自然エネルギーは設備投資にお金はかかりますが、つくってしまえば資源はまったく必要ありません。地球が生きている限り無尽蔵です。ちなみに日本は年間で20兆円の石油を外国から買っています。
日本のこのような問題を解決するためには、まず真実を知ること、そして、その事実のもとに市民が熟成することが大切なのでしょう。
地球上の生物は、大自然の大循環により成り立っています。霊長類である人間も自然の一部であり、まったく例外ではありません。自然エネルギーという選択肢がありながら、どうして貴重な生物や自然環境を破壊してまで原発を建設しないといけないのか破壊した自然を人間が創れると思っているのでしょうか
田ノ浦を埋め立てるだけで祝島の生命線である漁業が大打撃を受けます。海が変わるからです。そして、毎分で19万立方メートルもの温水が海へ廃棄されます。これは原発で使う冷却水です。原発に引き込まれた冷却水は塩素処理され使用されます。そして、その海水は放射能処理してあると言われていますが、放射能汚染されてないと言えるでしょうかそんな海水(温水)が、再び海へ放出されるのです。
もし、それが安全だと言うなら、その排水口近くで、「安全だ」と言っている人が家族を連れて海水浴に行けば納得できます。できるでしょうか。そこで釣った魚を家でさばいて食べることができるでしょうか。世の中、矛盾だらけです。
未来に残して行きたいものは何なのかそんなことを考えさせられる映画です。
秋には劇場公開されるということです。是非、観て頂きたい映画ですね。また、自主上映会も受け付けているようです。「私の周囲の人に伝えたい」と思った方は、自主上映会も一つの手段かもしれませんね。
ちょっと熱くなり、長くなりました。なぜ、原発、核の話題に熱くなってしまうのか。
それは、私は鍼灸医療を仕事としているわけです。それは皆さまが健康で楽しく、笑顔溢れる人生を送って頂きたいためです。しか~し、放射能汚染された空気を吸い、水を飲み、そんな土壌で育った作物を食べ、そんな環境にいれば、いくら鍼をしても、灸をしても、病気など一向になくならず、放射能が増えれば増えるほど人々の健康状態は悪化していきます。そんなこともあり熱くなってしまうんですよね
『ミツバチの羽音と地球の回転』 おススメです
長くなって、スイマセ~~~~ン
二葉鍼灸療院 田中良和